abymanの思考の旅日記2

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静けさのこと

2021-06-27 07:54:46 | 日記

七夕飾りと、願い事の短冊を添えた天井飾りを作っている。

おばあちゃんたちの願いを心のなかで呟く。

両手を合わせる。

ガヤガヤとした喧騒のなかで、「静けさ」の時間が降りてくる。

静けさの時間のなんと穏やかなことか?

見えているいるものと、
見えないものが交差する。

「おばあちゃんたちの願いが叶いますように・・・」

と祈る。



白い紫陽花のこと

2021-06-24 21:45:18 | 日記

デイのおばあちゃんが、
「ねぇ、白い紫陽花を折ってよ」
ボクは俯きながら、クスっと笑って頷いてしまう。

三日間掛けて折ってた白い紫陽花。

明日おばあちゃんに渡す。

おばあちゃんは、どんな顔をして白い紫陽花を観るんやろか?

なんか初恋の時のようにドキドキしてしまう。


雀のこと

2021-06-22 06:39:16 | 日記

先日、
小さい雀が、
ぼくの2メートルほどの近くに来て、
ぼくの顔を見ながら、
「チッチ、チッチ」
と鳴くのです。

ぼくは、
「そうか、そうか」
と、頷いていたのだけど、

なんなんやろか?

なんか、相談ごとでもあったんかな?

と、
思った次第です。


かくれんぼのこと

2021-06-20 10:48:21 | 日記

彼女のことをぼくは知らない。

知ろうとする愚かさや、
知らないことの不安定さ、
そんなアンバランスな状態が、
実は、ぼくを和ませてもいる。

幼い頃だ。
ぼくは、レンゲ畑で大の字になり、
鼻にツンとくるレンゲの花の匂いの中に、
紛れるのが好きだった。

静かに流れる白い雲。
ゆっくりと流れる時間。

たまに蜜蜂たちが飛んできて、
ぼくの裸足の足指の股にもぐり込んで、
その8本の脚でくすぐる。
ぼくは笑い転げてしまう。

蜜蜂たちは、ぼくの足指の股に特別な蜜が隠されていると思ったのだろうか?

蜜蜂たちのことをぼくは知らない。

十四歳の時の夏休み、
ぼくは初めて物語を書いた。

そして、その物語がどんな話だったか忘れてしまった。

その頃から、ぼくはかくれんぼを始めた。

づっと隠れていたいのか?
見つけてほしいのか?

わからないまま。