離れること 2021-12-31 09:50:58 | 日記 今年最後の絵を描いている。色付けは来年やろうと思っている。年の瀬、今年出逢い、そして、離れていった人たちのことを想う。来年、どんな人たちに出逢うのだろう?そんなことを思うとワクワクする。人や物や自然と、ボクは別れたことはない。死んで行った人たち、壊れて廃棄した物たち、また、いつか出逢うのじゃないかな?離れただけで、決して失ったわけではないんじゃないか?そう思うんだ。
クリスマスのこと 2021-12-23 10:20:07 | 日記 幼い頃、クリスマスの朝起きると、枕元に紙で出来た赤い靴下の中にお菓子がいっぱい入っていた。ボクは毎年、それを楽しみにしていた。8歳の時だった。クリスマスイブの日。親父がボクたち兄弟6人に集合するように云った。初めての家族全員の会議だったと思う。親父は腕組みをして、兄弟全員の顔を見渡して、「みんな、家にはクリスマスはない。何故なら家は仏教だからだ」兄や姉たちは黙ってその場を離れた。ボクは親父に、「ねぇ父ちゃん、ぶっきょうって何?」親父は、腕組みしたままだった。
情のこと 2021-12-18 21:45:01 | 日記 クリスマスのビンゴ大会の景品を作っている。昔むかしのことだ。「あんたは情がこわいのよ」きみが、上目遣いで云った。情がこわいってどういうことなんやろか?とそのとき思った。情という字は、何故心が青いって書くのだろう?それとも青い心の持ち主が情が深いということなんだろうか?心が青い時って、どういう時なんだろうと思う。愛にしても、情にしてもそれは現象なんやないかと思う時がある。それにしても「情がこわい」ってどういうことなんかな?
意味のこと 2021-12-10 20:50:46 | 日記 施設の壁飾りと天井飾りが完成しました。出来事が起きる。それは、嫌なことだったりする。その意味を考えてしまう。「お前は、この出来事をどう意味付けするんだ」何者かに試されているように感じる。「お前は、怒るのか?それともやり過ごすのか?」そんな風に問われているんかな?意味は無いんかもしれん。でも、嫌なことでも天が与えてくれたことは、感謝せんといかんのやろなと思う。それは、ボクにとって必要なことなんやと思う。何者かに試されている。有難いと思う。そんな風に感じてしまう。
静かさのこと 2021-12-02 05:13:38 | 日記 クリスマスの壁飾りが大分出来て来ました😆13年前、ポッかり空いた穴を埋めようと不安と焦燥感に際悩んでいたと思う。でも、その穴から見た世界は、美しいものだった。汚ないものに蓋をしていた自分が浄化されていくように思えた。自然や世の中を美しく見よう。全ては、静かさの中から。