Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

英単語の暗記は、接頭辞・語幹・接尾辞の3要素に分類して覚えれば早い!

2014年12月12日 | お知らせ
 実践的英単語の習得法=起承転結の4ステップ
平成26年12月12日 金曜日
                         岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎

(1)起・初期=ノートや紙に書いてかいて、書きまくる物量作戦
     ・・・しかし、この方法は、時間や消費するエネルギーが過大過ぎて、 
        早晩、限界がきます。英単語数1,000語が限界かもしれません。

(2)承・第2段階=文例や文章中で、単語の意味を考え理解しながら覚える。
        その語特有の「用法」をも学びながら学ぶ。関連する前置詞とも合わせ
        て学ぶ。
        但し、この方法は、よく推薦されていますが、時間が掛かりすぎます。
          ⇒⇒⇒英単語数3,000~5,000語程度が限界でしょうか?
     
(3)転・第3段階=徹底的に、接頭辞・語幹・接尾辞に分類し,それぞれの意味を探求する学びを        通しつつ「語幹」で関連する同族語と合わせて覚えていく。
    ⇒⇒⇒英単語数10,000語程度が良い目標でしょう。
        ★この段階の暗記法は、単語を上記の3要素に分解し、語幹を中心に据えつつ、
         接頭辞と接尾辞をそれぞれ枝葉と根に見立てて、一挙に関連用語を増やしていく         方法です。
         英単語の構造の規則正しさや出発点となる語幹の意味に関連する単語の全体像に         気づき、英単語の学習が極めて楽しくなる(英語学習の)「黄金期」を迎えること         になるでしょう。

(4)結・第4段階=ここに至るまでの各段階の学習を通して培った知識と根性を土台に、
  とにかく、英検1級レベルの単語数である15,000~20,000語の
   獲得を目指して、がむしゃらに覚えこんでいく。
とはいっても、この段階に至れば、もう既におぼろげなりに知っている
単語や語幹も多く、ほとんどが、既習単語をベースにした確認か、延長拡大でし         かありません。
そこで、余力を「おなじ意味を有している語」をまとめて覚えこんで行くことに         力を注ぎ込みましょう⇒⇒⇒同意語学習
  ⇒⇒⇒これは、「Thesaurus」を使って学習するのとおなじ要領です。
         英米語圏の人たちが、『一挙に語数を増やす方法』として、よく推薦して
くれる方法です。
更に、発音上の類似点から、意味を推定できる単語すら多く登場してくる事にも         気づき始め、改めて英語が「音声言語」であることを思い知らされます。                            
以上
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