世間の動向と学習塾講師に求められる入塾説明会での姿勢

世間の動向と学習塾講師に求められる入塾説明会での姿勢

皆様のご清栄をお慶び致します。

ところで、最近は中国の経済情勢の著しい悪化や原油の供給過多での値下がりなどが重なって、その影響を受けている日本の経済の明日の状態も心配が増すかもしれません。

そこで、学習塾の今春での生徒募集の動向がやや気になりますが、自力で改善可能な部分と他力本願で行くしかない面の二面がありますから、それぞれの面を冷静かつ精細に見て対応して行く必要があるでしょう。

しかも、もともと自力で改善できる事柄においても、もう入塾時期になってしまっている今となっては手の打ちようがない事柄＝即ち、少なくとも一年前からの向上努力の如何が影響してくる事柄と、まだまだ今日からでも間に合うものとの二種類があるでしょう。

ここでは、後者の今日の時点からでも間に合うと思われる緊急対策について考察してみたいと思います。

例えば、テレビで大相撲を見ていると、土俵際での打っちゃりというような逆転劇も少なくはありません。

その土俵際での逆転劇を招く要因は、土俵際での「こらえ・忍耐」と「一瞬の体の反転」動作との組み合わせでしょう。勝負に掛けた「執念」と「柔軟な身のこなし」でしょう。

その事に倣えば、入塾説明会での勧誘の言葉や姿勢において、お預かりする子供や生徒の学業成績の向上確保に向けて、どれだけ教師が熱意と執念をもち、そして教育指導内容や手法の研究にも努力を尽くしているかについて、保護者や生徒たちに対して、しっかりとお伝えすることができるかどうかにかかっているでしょう。

このことは、学習塾のみならず、早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座においても全く同様です。

つまり、「あなたのお子さんをお預かりするからには、全責任を持って、成績や技能の向上に取り組み、お子さんやご家族のご期待に必ず応えて見せます!」という強いメッセージを入塾説明会において、出席者一同にしっかりと伝えられなければ入塾者を獲得できません。

岡村ゼミナールの城北校の校舎の窓には、「とことん面倒をみます」というメッセージを大書しての貼り紙が、教師の心構えを、道行く人に強く訴えかけています。

実際、城北校の教師たちは、そのメッセージに何の嘘も疑いもないほどに、毎日毎日命がけかと思う程の熱意を持って、生徒への指導を行っています。

今日も、1年前も全く同じです。

そういった姿勢での教育指導効果は正に顕著であり、昨年末のご家族の皆様との懇談会において、多くの方々から「お陰様で成績が向上しました。」と言うお話をいただいたと聞いています。

では、皆様、よろしくお願いします。

平成28年1月18日 月曜日
岡村寛三郎（岡村ゼミナール(株)　会長）
早期知能開発志向ACE Kids Academy:珠算・習字・英会話・速読講座