Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

京都の人気No.1「珠算塾」を見学

2014年12月16日 | お知らせ
京都の人気No.1「珠算塾」を見学

12月16日・火曜日は、幸いにも、仲介者のお骨折りで、京都の人気No.1の珠算塾を見学させていただきました。

基本的な反復練習を学習の根幹に据えつつ、どんな子供でも成果が上がる珠算教育の実践に生涯にわたる情熱と知恵を掛けてこられた先生だけに、その語られる言葉の一つ一つに教育手法の合理性を感じましたが、とりわけ教育の本質が「教えるのではなく、育てるということに尽きる」のだと断言された時には、子どもたちに対する先生の深い愛情と観音様の様な慈しみのお心をも併せて強く感じました。

その上に、子どもたち向け「体験レッスン」での指導の仕方を、テキストや動画を駆使しながら、時間をかけて丁寧に説明してくださいました。

最初の学び・修得が正しくなければ、その子供は誤った手法を長期間にわたって修正できず、以降、非常な苦労を背負わなければならないということで、最初のレッスンは、必ず1対1で時間を十分に掛けながら、慎重かつ丁寧に行うという原則を厳しく守っておられるそうです。

ですから、数十年前の巷のそろばん塾の一斉式集団指導で多人数を同時的に指導するというような、一人一人の能力や個性を無視した乱暴な方法では全くなく、いわゆる個別指導方式を取り入れた画期的な教育手法が採用されています。

1教場200名余りの生徒数抱え、その生徒たちの多くが毎週2~3回も通うため、午後3時半から始まる一日の指導時間帯に、平均で百数十名もの生徒を指導するという忙しさです。

しかし、驚いたことに、その生徒たちの半数ほどは、そろばんを使用しないで計算する暗算で問題を処理しており、そろばんをはじくような指先の動きだけで、シート1枚当たり大量の問題を、僅かに4分間以内で処理するという高度なテクニックを駆使しているのです。

その生徒たちは、そういった暗算方式に慣れるため、珠算学習の初期の段階から、暗算作業を練習しているそうです。

従って、ある意味では、「そろばんから入ってそろばんから卒業する」ともいえる暗算方式を主体にしつつ、計算力を鍛えているのだともいえる「脱そろばん」式計算練習だと言えるでしょう。
こうして、そろばん塾の運営方法や生徒への個別式指導法などについて、感謝の言葉も見つからない程に、ご親切に優しく丁寧にご指導を戴きました。

その上、来年1月18日の日曜日には、夕刻5時から、当塾珠算部の職員一同による再度の見学訪問をもお許しを戴きました。

そうこうするうちに、夕刻4時半も過ぎれば、多数の生徒たちへの対応に忙殺され続けておられる先生のお姿を見て、もうそれ以上にご迷惑をかけしないようにとの気持ちから、お別れと感謝の言葉も簡単なままで、急いで教室にお暇(いとま)を告げました。

先生に対しましては、この御礼のお手紙を通じまして、改めまして深いふかい感謝の意を捧げます。誠にありがとうございました。

平成26年12月16日 火曜日
岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎
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第4回 珠算部スタッフ研修会 記録

2014年12月15日 | お知らせ
第4回珠算部スタッフ研修会記録

皆様のご清栄をお慶び致します。

さて、研修会も回を重ねましたので、今回は、来年1月から始まる入塾説明会向けのスピーチ練習を各スタッフにしていただきました。
モデルとなるスピーチは、すでに岡村ゼミナールの江木社長やACE Kids Academy事業部長・丸岡智弘先生がスタッフの面前で行っていますので、今回は、スタッフ各自がそれらのモデルを基本に据えての応用編という形で行いました。

このスピーチ練習は、1月13日の第5回研修会でも行う予定で、今後の熟成度の高まりが期待されます。

なお、このスピーチ練習会には、社外の協力企業さんもご参加くださり、第三者の立場からの感想やアドバイスなど種々の感想を戴き、極めて有益でした。

ところで、午後からは、別途、大阪から学習塾業界向け専門コンサルタントをお招きし、ACE Kids Academy開設に向けての3度目になる協議会を開催しました。

そこでは、参加者から、県内各地での既存の珠算塾の拡大強化の動きが2件報告されました。これらの動きは、もちろん種々の事情や要因によるものと思われますが、当塾では、県内では既に珠算塾の陣取り合戦が始まったものという推測・解釈をしています。

「一葉落ちて天下の秋を知る」という諺の通りです。

そこで、当塾では、間髪を入れず、ACE Kids Academy開設の準備を一段と拡張・強化する手配を諸方面に対し打ち出しました。

即ち、すでに13教場での開設準備を整えていますが、諸条件の整備状況を見ながら、マーケット戦略上の重要拠点を確保するため、更に数教場での開設をも辞さない決意での取り組みを始めました。

当塾の職員のみならず、ACE Kids Academy講座担当のスタッフ一同のご理解とご支援をお願いする次第です。


平成26年12月15日
岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎
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学習塾と珠算教室との整合性

2014年12月13日 | お知らせ
学習塾と珠算教室との整合性

珠算教室は、習字教室と共に、子供向けのおけいこ事塾の重要な分野として位置づけられていますが、私立中学・高校・大学進学などの進学・受験対策指導の学習塾とは、対象とする生徒層や教育・講座内容などが異なったものとして扱われ、運営されてきました。

しかし、近年は、主には子どもの数の減少対策として、あるいは珠算や習字教室での学習効果が、進学・受験過程における学力形成の重要な基礎となっていることが再認識されるに及び、珠算・習字教室を学習塾が併設する動きが広がってきています。

取り分け、珠算・習字・英会話塾をも併設する学習塾:岐阜県可児市に本部を置く習字の筆っこ®FC本部によるフランチャイズ加盟企業募集が広く活発に行われているため、急速にこの併設型が全国に普及し始めています。

ただ、多種類のタイプの塾の併設は、それぞれの部門について専属的に運営・管理できる幹部人材と講師スタッフ、更には事務局スタッフも必要で、相当大きな規模の学習塾でなければ、そういった各種・各レベルの人材がそろいにくいでしょう。

従って、それぞれの部門についての専門的知識やスタッフ数が不十分なままでは、仮にスタートはしても、後日の運営に困難を来たし、早晩行き詰まることが考えられます。

岡村ゼミナールでは、岡村会長自身が学習塾経営者としては稀な英語・通訳案内士資格を持っていますし、ACE Kids Academy事業部長が珠算教育に精通しているのみならず、珠算教育部長・高島篤先生以下約10名のスタッフのほぼ全員が有段者です。

習字部のスタッフ数名も同様にほぼ全員が有段者ですし、この部門では、筆っこさんのフランチャイズに加盟しています。

そういうわけで、珠算・習字・英会話部門の子供向け講座開設とはいえ、進学・受験指導部門同様に、各部門での専門性が高い統括部長や教育部長・各種の業務担当の数名の課長、アシスタント・スタッフなど多数を体系的に組織化し運営する準備を整える慎重さが必要です。

以上、全国の珠算・習字・英会話塾併設を望まれる学習塾の皆さんへのアドバイスとさせていただきます。

平成26年12月13日 土曜日
岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎
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英単語の暗記は、接頭辞・語幹・接尾辞の3要素に分類して覚えれば早い!

2014年12月12日 | お知らせ
 実践的英単語の習得法=起承転結の4ステップ
平成26年12月12日 金曜日
                         岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎

(1)起・初期=ノートや紙に書いてかいて、書きまくる物量作戦
     ・・・しかし、この方法は、時間や消費するエネルギーが過大過ぎて、 
        早晩、限界がきます。英単語数1,000語が限界かもしれません。

(2)承・第2段階=文例や文章中で、単語の意味を考え理解しながら覚える。
        その語特有の「用法」をも学びながら学ぶ。関連する前置詞とも合わせ
        て学ぶ。
        但し、この方法は、よく推薦されていますが、時間が掛かりすぎます。
          ⇒⇒⇒英単語数3,000~5,000語程度が限界でしょうか?
     
(3)転・第3段階=徹底的に、接頭辞・語幹・接尾辞に分類し,それぞれの意味を探求する学びを        通しつつ「語幹」で関連する同族語と合わせて覚えていく。
    ⇒⇒⇒英単語数10,000語程度が良い目標でしょう。
        ★この段階の暗記法は、単語を上記の3要素に分解し、語幹を中心に据えつつ、
         接頭辞と接尾辞をそれぞれ枝葉と根に見立てて、一挙に関連用語を増やしていく         方法です。
         英単語の構造の規則正しさや出発点となる語幹の意味に関連する単語の全体像に         気づき、英単語の学習が極めて楽しくなる(英語学習の)「黄金期」を迎えること         になるでしょう。

(4)結・第4段階=ここに至るまでの各段階の学習を通して培った知識と根性を土台に、
  とにかく、英検1級レベルの単語数である15,000~20,000語の
   獲得を目指して、がむしゃらに覚えこんでいく。
とはいっても、この段階に至れば、もう既におぼろげなりに知っている
単語や語幹も多く、ほとんどが、既習単語をベースにした確認か、延長拡大でし         かありません。
そこで、余力を「おなじ意味を有している語」をまとめて覚えこんで行くことに         力を注ぎ込みましょう⇒⇒⇒同意語学習
  ⇒⇒⇒これは、「Thesaurus」を使って学習するのとおなじ要領です。
         英米語圏の人たちが、『一挙に語数を増やす方法』として、よく推薦して
くれる方法です。
更に、発音上の類似点から、意味を推定できる単語すら多く登場してくる事にも         気づき始め、改めて英語が「音声言語」であることを思い知らされます。                            
以上
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珠算と数学、そしてロボット科学教育へ

2014年12月11日 | お知らせ
            珠算と数学、そしてロボット科学教育へ

 珠算は、計算力の強化に絶大な効果があることは間違いがありません。

 しかし、珠算が算数や数学などの教科における能力の向上にも貢献するかどうか、貢献度はどのくらいなのか?といったことも論じる必要があります。

 算数や数学には、図形問題や文章題も多く含まれるため、単に計算力があると言うだけでは、ストレートに算数や数学の成績向上にも大きな効果があるとは言い難いことは確かです。
 
 しかし、図形問題では、事物の外形的・象徴的な図を手掛かりにしつつ、その内面的・内在的性質ないしは本質を探ることが課題であり、文章題というのは、事物の現象を文章で表現し、その事物や事物同士の関連性を論理的・体系的に探るという課題を追求する作業と言えます。

 従って、図形問題も文章題も、表現形態が異なる問いかけであるにしても、共に、それを通して表現されている事象に内在する本質を論理的に追求するという作業です。

 そこでは、「数」の持つ論理性や普遍性(不変性・一貫性)を基(=素)にして、事物や事象の全体と部分との関連やつながりの特性などを明らかにする作業と言えるでしょう。

 何れにしても、数学は、数という要素を駆使して、外界に存する事物や事象の内面的な本質を探り、事物相互の関連性を探索・明確にする作業であり、そこにおいて、数同士の関連の過程に即した結果を求める「計算」とそれを迅速かつ正確に行う能力・技が、決定的に効果的に働くことは確かでしょう。

 私自身は、この様に考えますので、珠算練習のその先にある計算力パワーアップが、数学や理科系教科の理解と運用力の向上に大きく役立つと考えています。

 この理科系教科強化への道筋においては、補強策として、例えば、ロボット科学教育なども大きな働きをするでしょう。

 なぜなら、数や数学への主観的な理解や知識を、具体的なモノづくりにおいて、その目で確認し、あるいはその手で確認し、事物や事象における内面的本質やエネルギーを、外形的・客観的な諸現象と共に総合的・体系的に理解することができるからです。

 以上、よろしくお願いします。

                                        平成26年12月11日 木曜日
                                        岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎










≪数学検定≫https://www.su-gaku.net/lp/lp1.php
≪珠算検定と数学検定に挑戦している塾の例≫http://www.oita-soroban.com/topics/
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