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素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダーキバ(第26話)

2016-04-08 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
今回も「キバ変身しなくて良かったんじゃね?」的展開であります。
新フォーム好きになれないし、タツロットも好きじゃないんだよね。

などと言いながらのクイーン編後半。

名護さんと恵さんのコンビネーションが素晴らしくて和む。
音也さんが来て以来、恵さん→名護さんがいい感じだよね。

自分の弱さを自覚して泣く名護さん。
ちょっとキュン! でもそんなの名護さんじゃないよ!
・・・と思ったら、イクサ返却せずにニヤリとした?したよね?
そこで一皮剥けなくていいのか名護さん。
次回は新フォームだけど、相変わらずの名護さんでどうするどうなる。
名護さんだけに、なし崩し的にエンディング迎える可能性もありそうである(笑)

渡くん。
ベッドで横になって休んでる人のそばでバイオリン弾くというのはどうでしょうか。

過去と現代の親子演奏な演出、良かったけど、
もっとこう、二重奏みたいな曲だとさらに良かったのになと。
いや、単独で見ると不自然だけどさ。

「みおちゃんの前では変身できない」っていう縛り、いいですね。
その「正体明かせない」系のドキドキ感、大好物です!
一方、渡くんの前では正体明かせないみおちゃん。
こういう場合はどちらか片方(絵面的にはみおちゃん)を捕縛し、
目の前でもう片方を適度に痛めつける、というのが理想ですね。なんの理想でしょうか。

みおちゃんは「渡くん殺された」と判断しての覚醒かな。
うーん、まだ生きてるけど、どうする?
んで、みおちゃんの人格は残るんでしょうか別人格になるんでしょうか。
みおちゃんが前面に出て人を愛したら、やっぱりクイーンの資格剥奪だよね?
でも実はファンガイアとのハーフだし? え、ハーフってどっちカウント?

あぁなんかこう面倒くせぇな!
もうおまえら色恋沙汰リセットしちまえよ!
(やっぱり渡くんの恋愛展開が気にくわない)

音也さん。
記憶戻って良かったー!ややこしい展開にならなくて良かったー!
見つかるはずのない指輪を見つけちゃう音也さん。
うん、見つけるんだろうなって思ってた(笑)

ビショップは真面目に任務遂行してるのに
ルークはなんで退屈もて余して遊んでるの?
あ、もしかして「キングを覚醒させる」のが本来の役目だったり?

「いずれキングと出会う前に」というビショップの言葉からすると
こないだ提唱した「キバ=キング」説は間違いかもしれない。
確かにキバ=キングと仮定すると、
渡くんの心の声「ファンガイアを倒せ」がキングの役目?ってなっちゃうし、
そのアシストをするのが音也さんのバイオリンっていうのも
おかしな話だよな〜とは思ってたんだけど(とあっさり前言撤回)

仮面ライダーキバ(第25話)

2016-04-07 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
クイーン回。

別に人間に恋したっていいじゃない、とか思うんだけど、
混血が進むとファンガイアが途絶えてしまう危険があるのかな。
とりあえず禁忌を犯してる人がリスト化されるほどいて、
それを遠慮なくガンガン処分してるくらいだから
ファンガイアの個体数はかなり多いんだろうね。

さて本編。音也さんのこと誤解してたよ。
今までの軽い、軽すぎる言動から、
ゆりさんとつきあうことになってもチャラチャラフワフワするんだろうなと思ってたけど、
予想外に誠実でびっくりしたし、見直した。
真夜さんの前でも「運命の女は他にいる」と宣言してたし。かっこいい。

なのに!なのにここで記憶喪失とかぁあああ!
そうなんだよね、恋愛ドラマってのはたいてい
前半で恋が成就してよかったよかったとか思ってると、
後半、昔の恋人が現れたり、近親者に猛反対くらったりと、
障害だらけの苦難の道が始まるんだよね。
いやあの、もっとラブラブしてるところも堪能したいんですけれど。

しかもクイーン!お戯れが過ぎます!
「人間に恋する気持ちが全く理解できない」からって
人間にモーションかけちゃダメだと思うの。しかも相手が音也さんだし。

人間がファンガイアのことを知らないように、
ファンガイアも人間のこと知らないんだなって思った。

この構成は「22年前から現代に至る空白部分に何が起こったのか」
というところがミステリーになっているので、
どうしても過去編に夢中になってしまいますね。

さて現代編。クイーンのみおちゃん。
ファンガイアだっていう自覚がありつつ、
ドジでのろまなカメです的テンションで頑張って生きているのか。
ファンガイアもいろいろですね、苦労してたんだな。
んで。人間に恋したらNGっていうのも了承済みなのね。
でも渡くん半分ファンガイアだしなー。

いや、渡くんがファンガイアとか、劇中ではまったく触れてないんだけど、
公式の作品説明でも書いてあるので、視聴者は事前に知っている情報なんですよね?
うーん、ニチアサ系は幼児向け雑誌で鬼のようにネタバレ公開するから
劇中では言ってないけどみんな知ってるよね?っていう前提がアリなのかな。
こういうミステリー仕立ての展開とはことごとく相性悪そう。
いや、こんな恋愛ドラマ展開って時点で、
幼児向け雑誌でどんな情報を公開していたのか、ちょっと見てみたかったぞ。

ビショップ登場。やっぱりルークとは対になりそうなきっちりさんであった。

仮面ライダーキバ(第23・24話)

2016-04-06 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
突然ですが、すごいことに気づいてしまいましたよ。
「キング=キバ」っていうオチでしょ?

根拠は以下の通り。
・クイーンの能力は人から人へ伝わっていき、不滅である
  →対であるキングの能力も同様であると推測される
・ルークが「お前がキバを継ぎし者か」と言っている
  →キバの能力も人を伝っていくものである
・嶋さんや名護さんが繰り返し「キバこそ悪である」と主張している

そっか。キバがファンガイアの王になる話だと思ってたんだけど、
実は最初から王だったというオチか。
なんかもうそれに気づいたら、感想とか全部吹っ飛んでしまいましたが、
「ファンガイアと人間の、恋の行方回」

感想とか吹っ飛んだと言いながらも、
てんこ盛り展開で、もうあれもこれも言及しまくりたい回だったわけですが。
とりあえず、みおちゃんを守る渡くんの姿が凛々しかったので、ご馳走さまでした。
両話とも、久し振りに「変身」の表情が見られたし。

クイーン。
「クイーンの能力は渡るもの、クイーンは永遠に死なない」
とのことで、じゃあ22年前のクイーンは新しいクイーンに殺されたのかな?
と思ったところの、みおちゃんですよ。おまえだったのか。

もしもみおちゃんが前クイーンの娘(渡くんと双子)だったら、
「父親と恋に落ちた罪で母親を殺す」という
かなりのえげつない設定だなと。
自分の存在を否定することが自分の役目とか、ちょっと辛すぎるので、
おそらく、血縁とか関係なしにランダムに渡る能力だろうと推測。

このあたり、「心の声が導くまま、やりたくないことをやっている」という
渡くんと、すごくわかりあえそうである。
はいはい運命のカップルですね。

ファンガイアは「人間との恋愛=死刑」なので、
そういうのにフリーなじろさん達は自由でイイネ!って思いました。
まぁ、一族の生き残りが1人しかいないので、
いまさら掟も刑の執行もあったもんじゃないけど。

そうですよ、狂乱のじろさんですよ。
じろさんはあくまで繁殖目的だったと思ってたんだけど、
いつのまにか、ゆりさんじゃなきゃダメ、になってたんだな。
純愛ですよ。
これはまずいと思ったら、即座に本気で、なりふり構わず殺しにきた。
でも音也さんも、生身の人間が敵う相手じゃないのに、逃げないんだよな。
紅音也は逃げない。かっこいい。

ゆりさんも、いままで「バカ」「おまえ」と呼んでいたのに 
「音也!」「音也!」と連呼して。
「私は!紅音也を愛している!」ですよ。
胸熱展開。素晴らしい、素晴らしい。本当に良かったです。
もうね、へたな恋愛ドラマなんかより、ずっと面白いぞ。

心の中で満場の拍手だったわけですが、
一方で、音也さんはクイーンにもアタック開始してるんだね。
いやそれは危険な案件だから触れない方がいいよ!
・・・触れなかったら現代編が始まらないんだけどもさ。

ここまで音也さん&ゆりさんペアが盛り上がると、
恵さんのお父さんは誰だ?!っていう疑問がむくむくと。
もう楽しみがつきませんね。

悲恋のファンガイア。よくクイーンから逃げ切ったよね。
クイーンが代替わりしたせいで、職務全うする人が不在だったのかな。
しかし22年経って、奥さんが年をとっても、
ファンガイアは年を取らないんだよね。なんか、切ない。

最後のキバの新フォーム、どうなんでしょうか?
戦闘スタイルと相まって、プロレスラーにしか見えない、辛い。

仮面ライダーキバ(第21・22話)

2016-04-05 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
合コン部分を笑いながら見てたのに、
21話を見終わった途端に、面白くなくなったのである。
なぜか。

渡くんに、恋の予感到来だからである。

はあああああ?
仮面ライダーが?恋とか? おかしいんじゃないですかぁ!?
仮面ライダーは戦うのが本職でしょ?
(前回「戦闘シーンいらなくね?」などと言ってたことはさておき)
サブライダーの名護さんはともかく、
メインライダーが恋愛とか、不要ですよねえええええ!
(ドライブでは泊くんをニヤニヤして眺めてたけどさておき)

という、極めて狭い了見でもって、
「この女、ファンガイアに食われねーかな」
という醜い期待をしながら、続く22話まで見てしまったわけで。

撃沈である。

だって、よく見ると普通に可愛いしさ、彼女。
渡くんだって、当人も周りも「お姉さんタイプが好きでしょ」って思ってたのに
正反対のタイプに、気づかないうちに惹かれてて。
しかも当人同士がまだそれに気づいていないっていうね。

淡い、淡すぎる恋の始まりに、
それはもう日光浴びた吸血鬼のごとく干からびているわけですよ私は!!!

ね、正直。ここまでダメージ受けてる自分にひくわ。

ところで、この彼女、ファンガイアだったりしません?
むしろ、渡くんの双子の妹だったりしません? わー、なんだびっくりした♪
・・・とか思ったりもしたんだけど。

22話ラスト。音也さんがゆりさんの指からリングをはずして
じろさんとの運命を断ち切ったのと同じ場所で、
渡くんが彼女の指にリングをはめる、という展開の意味を考えるとだな。
しかも、弱気な彼女が渡くんに指輪をつけ「させる」という、
やや無理を感じる展開をおして、そのシーンに仕上げたということは、
彼女が人間であれファンガイアであれ、
「二人の運命が始まりますよ」っていう暗示なんだろうなと。
それじゃあもう、諦めるしかないっすよね!(いや他に何の選択肢が)

単純に彼女がしたたかな女なのかもしれないけどな。

というわけで。「ゆりさんも渡くんも、恋に落ちる回」ですよ。
いやー、合コン部分は楽しかった。
現代版では名護さんの、合コンにかける妙な気合ね。絶好調だった。
過去版では音也さん&じろさんペアね。お前ら合コン関係なく楽しんでるじゃねーの。
21話は楽しすぎて楽しすぎて、戦闘シーンが蛇足でした。

そしてじろさんのプロポーズ。
じろさんの強引すぎるアタック。
素敵すぎる。女性ならば、あんな強引な男に口説かれてみたいものである。

そんなじろさんに揺らぎつつも、
「バカ」扱いしてる音也さんから目が離せないゆりさん。
最後の表情がすごくきれいでよかったです。
もうこれは仮面ライダーではない。恋愛ドラマですよ!(根本を否定)

久しぶりに渡くんの入浴シーンが見られて眼福でした。
これからもどんどん入浴してください!戦闘シーン削っていいから!(根本を否定)

あと、いまさら気づいたんだけど、
キバの必殺技で背景が夜になるのって、お母さん譲りだったんだね。

仮面ライダーキバ(第20話)

2016-04-04 10:00:00 | 仮面ライダーキバ
チェックメイトフォーのクイーン登場。
ネタバレ読んでなくてもわかる、あれが渡くんの母でしょ!?
ふあぁぁあぁぁ!!!?
なんで、あの父親とあの母親で、
あんなふわぁっとした子供が生まれるんだよ!

とにかく母の存在感、すごい!
あの音也さんが、美女相手に軽口ひとつ叩けず
尻尾巻いて逃げる日がくるとは。

「人間に恋したファンガイアを消す」のが役目のクイーン。
そのせいで、いずれ命を落とすことになるのかな。
いや、今も生きてるのかもしれないけど。

そして音也さん降臨編後半戦。
格好いいよ音也さん、音也さん無双だよ。私服のセンスださださだけど。
現在も過去も、母娘相手に大活躍。
渡くんなんかもう完璧に音也さん化してるので、
「今回は渡くんの出番なかったなー」とか思ってしまった。
もう、音也さんin渡くんの表情が良すぎて繰り返しで2回見ちゃったし、
なんならもう一度見たいくらいである。いやぁもう本当に良かった。

ただね、ただ、音也さんが救うべきは
恵さんじゃなくて渡くんだったんじゃないのかなああ!
「男に興味はない。
 例えそれが自分の息子だったとしても、だ(フフン」
とか、無駄に格好つけてしゃべる姿が想像できちゃうけども。

結局、渡くんだけが音也さんに会えず仕舞いだったなぁ。
システム上、仕方ないけども。

音也さん、キバットのことを知ってるということは、
20話よりも先の展開から来てるんだね。
それこそ、クイーンと結ばれてから、とか?
終盤とかで音也さんが
「夢を見てた。俺たちの息子が、『渡』が、いい仲間たちに囲まれてたよ」
とか言い出したらもう号泣もんだけど。どうでしょう。

その他感想。

人質とられてて、早く来いって言われてるのに
回復に必死で動けない恵さん(仕方ないけども)
それを見守ってる音也さん。
いやもう早く行けよ、人質人質(笑)

ロックなお兄ちゃんに紐を噛みきらせて
「いいぞその調子だ」とか、あくまで上から目線の名護さん、ああ名護さん(笑)

名護さんはなー、以前に「同じことを2度言わせるな!」とロックをどついてるのに、
訂正されても懲りずに「おっちゃん」呼ばわりしてるロックに対して
とくに反応を返さないっていう。
製作の人たちの、名護さんへのこだわりが薄いんじゃないでしょうか。

とはいえ、名護さん&恵さんのコンビネーションがすごくいい感じで、
いきなり「二人がいずれ結婚」ルートが現実味を帯びてまいりました。
過去も現在も、恋愛模様が一気に動き始めてきたね!

ゆりさん&恵さんが、いざとなってイクサへの変身に怖気付いたのは
「今まで戦ってきて、いまさら?」って感じ、なくはなかったんだけど、
それだけイクサへの変身が体に与える負担が大きい、ってことにしておく。
一回の変身で、寿命が数年単位で削れるとかそういう。
それを間近で見ているからこその弱気であり、
逆に、普通に変身してる音也さんや名護さんすごいね!っていうことで。

ラスト。
今回はキバ変身しなくていいんじゃない?
そんな回があってもいいよね?とか思ってたけど、そういうわけにもいかないようで。
最後の巨大化以降は完全に蛇足だったな。

キバとイクサが並んでキックが見られたのは意外だったけども。
まさかこれで和解しちゃう感じ、じゃないよね(笑)