パーフェクトゼクターを得た天道の前に、敗北を喫したウカワーム―間宮麗奈。傷を負った彼女を救ったのは、風間大介だった。ワームとしての記憶を失い、人間としての生活を再開した麗奈を守る大介だったが・・・。
序盤数分を見て「これは井上脚本だ!(OP確認)よっしゃあぁぁ!」と叫ぶ信者。
根拠はない。もはや願望である。
しかし、寄り道回をメインライターが書いて、本編を井上御大が書くのは逆ではないのか。
井上御大の書く寄り道エピソードが見たかったなあぁぁぁ(わがまま)
とは言え。「敵同士がそれと知らずに出会い、愛し合う」というロミジュリ展開も
井上御大の得意分野なので、いやがうえにも期待が高まりますね!
さて本編。
大介が間宮麗奈に一目惚れしたシーンを、
樹花ちゃんの「だって、好きな人が出来たから」というセリフで説明するとか
御大らしい小技。そして動揺しすぎて声が裏返る天道というレアシーンごちそうさまです!
しかしワームがその本性を失うなんてことが有り得るんだろうか、
一時的な記憶障害で、またボスキャラに復帰するんじゃないかなって気がしますが。
影山くん。
「いいよなぁ、あの犬。褒められてる」
というセリフに思わず吹き出してしまった。可哀想な子すぎる影山くん。
その顔に当たる日差しを手のひらで遮り、「光を求めるな」っていう矢車さん、演出がいい。
なんかもう影山くんは完全に野良犬化してて、えー?そこまで堕ちるほどの目にあってたっけ?
とやや困惑している。二人とも完全にスラム育ちみたいになってるな。
神代剣。
「君のために!俺はかけそば専門の屋台を始めた!客は限定ひとり、君だけだ」
このキャラ、なんかすごい既視感があるなと思ったら、紅音也である。懐かしい。
ラスト。ダークカブト、だよね?これ。
フィギュア写真等では何度か見たことがあるんですが、本編登場キャラだったのか。
ダークだけど、これはおそらく天道自身なんだろうな。ハイパークロックアップで時間を超えられるから
存在していたはずの時間が消えて、迷子になってしまった天道じゃないかと。
その天道自身が、別の次元でひよりを守り続けている。
こちらの世界に戻ってくれば、ひよりは人からもワームからも狙われる存在なわけで、
だったら、皆既日食の世界にいた方が幸せなんじゃないの?とか思ったりするのだが、どうだろう。