渋谷廃墟の最深部で、謎の扉を開け放った3人。その奥には、あらゆる予想を越える事実が待ちかまえていた。それぞれに謎を追う3人。だが、ワームもまた新しい活動をはじめていた。
扉を開けたら真実がわかるかと思いきや、
謎ばかりがふくらむ25話です。
35年前(1971年)から記録が始まる「マスクドライダー計画」
おそらく全ての物語の起点がここです。7年前の渋谷隕石じゃないのかよ。
そもそも、マスクドライダー計画の本拠地にワームを乗せた隕石が落ちるとか
何か意図的なものを感じます。
ところでこの1971年というのは仮面ライダーの放映が始まった年だそうで。
この年代設定というには、仮面ライダー1号に対するオマージュっていうか、
もしかすると1号2号あたりの設定をからめた壮大なストーリー、だったりしたらすごいよな。
いやさすがに難しいと思うけど。
まぁ、35年前のリストに「加賀美新」の名前があったのは、加賀美パパの仕業ですよね?
いずれ生まれてくるであろう自分の息子を、神への供物にした。
ただ、生まれてくるかどうかわからない子供を指定するとかギャンブルだよな。
そうなると、15話の「お前は私の誇りだ」という言葉はなんだか意味深な感じに聞こえてくるし
10話、「一粒の麦、死なば、多くの実を結ぶべし」なんて言葉は
本気で生贄モードじゃないかよ!って話になりますよね。
視聴の合間に休憩とっていろいろ忘れてしまったので、過去エピソードを探しに行くのも一苦労ですよ。
一方。真相探しに深入りしようとする加賀美を本気で止めていた天道ですが、
彼自身も真相を把握しているわけではなかったようで。意外。
銀行強盗を捕まえるのにクロックアップを使う天道。
卑怯。相手は強盗だけど、それはちょっと卑怯くさい。
一般人やシャドウ相手にクロックアップは、なんかもう「なんでもあり」な世界だよな。
だからこそ、シャドウ相手にクロックアップで逃げずに
力の差を見せた加賀美くんは、ちょっと好感持てた。
ていうか、力の差すごいですね。シャドウだって汎用型とはいえマスクドライダーだよね?
久しぶりの風間さん登場です。
風間さんが一緒に戦ってくれるのはありがたいんだけど、
相手が女性ワームだった場合、彼はどう対処するんだろう?
女性の味方に走りそうな気がしないでもない。