初めてヒビキから名前で呼ばれた明日夢は喜びを隠し切れない。京介はヒビキへの弟子入りを懇願するが相手にされない。そこで京介はイブキに弟子入りを願い出る。一方、不思議な森による被害が発生。森の話を聞いたおやっさんは深刻な表情を浮かべる。
うむ。京介くんな。
「だいたい、レベルが低すぎるんだよ、うちの高校の授業はさ。退屈すぎて、死にたくなるよ」
とか。もうお前何様のつもりだよ!やっぱこいつ、超絶イヤなヤツだよ!!!
とギャー!ってなったんですけど、どうやら前回のヒビキさんに弟子入りを断られた件で、
ヒビキさんお気に入りの明日夢にドヤ顔されるのが嫌で登校拒否してたのが判明。
そういうとこは可愛いよな。いや、ドヤ顔しないけどね、明日夢くん。
そして。一度断られたら諦めるのかと思いきや、ヒビキさんに土下座して懇願。
さらにイブキさんにも弟子入り志願。
さらにさらにトドロキさんにも弟子入り志願。
挙句、あきらにまで弟子入り志願するという、ガチのガチで本気。
格好悪い姿なんて絶対見せたくない派であろう京介くんが
なりふりかまわず、手段選ばず、ここまで本気で鬼になることを望んでいるのである。
だんだん応援したい気持ちが高まってまいりました。ヒビキさん受け入れてあげなよ、話はそれからだ。
一方のヒビキさんと言えば。
「とにかく・・・もう、ダメなものはダメなの!わかる!?」と理不尽すぎる断り方をした挙句、
目の前で土下座してる京介くんを置いて逃亡。これは人としてダメです。
挙句にイブキさんから「どうして弟子を取らないんですか?」と責められるヒビキさん。
そりゃ当然だよね? 37話で悩むイブキさんを「自分で答えを出せ」と突き放したくせに
当の本人は弟子も取らず、責任も負わず、「俺は未熟者だし・・・」なんてヘラヘラしてるんだから。
「ヒビキさん、もしかして、どこかで逃げてるんじゃないんですか?」
後半になっていちばんキャラ変わったのはヒビキさんだな。
確かになんか逃げてる感じ、向き合ってない感じがある。
前半は、鬼としての弟子じゃなくとも、人生の弟子として明日夢くんと関わっていたのになぁ。
「少年はさぁ、少年のままでいいんだよ」
その言葉の意味は。
明日夢くんは明日夢くんらしく、無理に鬼の道を選んだりせず、自分らしい道を歩めばいいよってことなのか。
「一人前の人間として名前で呼ばれるべき存在」なんてならずに、半人前のままでいれば良いってことなのか。
いや、後者とかおかしな話なんですけど、
今のヒビキさんのグダグダっぷりだと、後者の意味もありそうな気がして、なんかもやっとするな。
そんなモヤモヤした展開の中、あきらが弟子をとることを了承。
そして、鬼へと変化します。これは予想外の鳥肌展開! ここで!ここで次回に続くのかよ!