素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダーアマゾンズ Episode3「PERSONA NON GRATA」

2017-04-22 20:30:00 | 仮面ライダーアマゾンズ
千翼は悠と激しい戦闘になる、そこに割って入ったのは悠を追いかけ4Cに入隊した美月だった。一方、志藤のもとに駆除班の面々が集まる。<5年前>を清算する為に、それぞれの意志が動き出す。


ペルソナ・ノン・グラータ(ラテン語: Persona non grata)
Wikipediaによると、外交用語であり、
接受国による外交官の受け入れ拒否や外交官待遇の同意の取り消しを意味するそうです。

さて本編。3話にして既に、さして高くもない私のグロ耐性が
「いやいやいや、無理無理ムリムリ・・・」と悲鳴をあげてるような状況です。
きつい。この勢いでは最終回までたどり着けないかもしません。・・・いや見るけど。

さて、season.1では絶対なる禁忌であり、
アマゾンを擁護する悠ですら「これを犯したら倒す」と明言していた行為、「人喰い」
その一線を、千翼は既に超えてしまってるんだよな。
・・・超えてるんだよね? アマゾンに育てられていた頃は、人を喰ってたんだよね?

そういう意味ではあやうい存在なんだな、と思いながら今回のラストシーンを見てたんですが、
そこへ戻ってきたイユちゃんの、容赦ない「ターゲット、確認」

もう本当に、千翼の恋心の設定が残酷すぎるよな。
感情を失くした今にあっても、アマゾンの本能である「人喰い」は、
イユちゃんにとって最低最悪の忌むべき存在なんだよ。
千翼と彼女は共存し得ないんだよ。

いやまぁそもそも、人喰いの衝動にさいなまれる彼が人間として生きようとすること自体
無理ゲーだろっつー話ですよね。

というわけで。今回は気持ち良いくらい容赦なく切り裂かれていた千翼です。
なんつぅかな、もうな、「彼女を救えるのでは?」というある意味上から目線な考えを
バッサリと一刀両断された感じです。いいぞ!
ところで、重傷負っても治るんですよね?悠みたいに。
実際、予告ではたいへんお元気そうに見えたし。ほらやっぱり人外じゃん。

大事な預かりもの(ですよね?)な千翼が瀕死状態になってるところに現れる黒崎さんですが、
少しは動揺するかと思いきや、冷静。そしてうっすらとだけど、笑っている。
たいへん黒崎さんらしいのですが、この人も何を考えてるのか読めないなー。

ミネラルウォーター「AromaOzone」は「アマゾン」にちなんで名づけられてるんですね。
いまごろ気づいた。

今回いちばん心に残ったやりとりが、こちら。

「はっ!ありえんよ。死んだ人間が生き返ったら大問題だ」
「でも、あんたがやってることはそれじゃないか」
「とんでもない、そんな恐ろしいこと、まさか」


橘局長。まじお前がそれ言うか?って話だし、
ギャグで言ってるのか?って真顔で問い返したいシーンでしたが。

「人間の尊厳は守るべきだが、屍体はただの屍体だからな。
 人とアマゾンを融合させるような、どこぞの悪趣味連中とは違うよ」


と言われると、まぁ確かにそっち側(水澤本部長)の方が狂ってるような気もしたり。
・・・いや、だからって、屍体を道具に使うのは悪趣味っていうか、倫理に反しまくりだけどな!
100歩譲って、100歩譲って、屍体が本当に「ただの容れ物」だったら、そうかもしれない。
でもおそらく、ただの容れ物じゃないんだよ。
だって彼女は、悠を見て、彼の姿を必死で追いかけていたんだよ。それは「感情」の現れだよ。

駆除班。
season.1のメンバーが出てくると、それだけでテンション上がりますね!
志藤さんのチームもいよいよ行動開始。

新規加入の長瀬くん、考えてみるとこのTEAM Xのメンバーも「ORPHANS」だったのか。
だから、同じ天涯孤独な千翼に対しても、彼の正体に臆することなく
仲間として扱っていたんだなと。彼らなりに受け入れていたんだなと。
悪い人たちじゃなかった。・・・まぁ、考えが足りないよな?っていうところはあったけど。

もしかしたら志藤さんのバックには水澤本部長がついてたり?とか期待しちゃいますが、どうかな。
そして、大学教授であったイユパパが水澤本部長とつながってても不思議ないような気もする。
志藤さんチーム-水澤本部長-イユパパ(人間)-悠、のラインが実はつながっていて、
橘局長&4Cメンバーと対決!だと、season.1メンバーがんばれ!橘局長悪いやつ!と
たいへんスッキリと気持ちよく応援もできるわけですが、
まぁ、アマゾンズでそんなわかりやすい構図を作ってくれたら、すごくビックリするよね。

どうせこう、見てる方が喉をかきむしって「あぁ!あぁぁ!」って叫びたくなるような
こじれた関係になるんでしょ? 楽しみにしております!

その他にも、いろいろ気になるシーンがあった。・・・というより、
なんかもう羊羹のようにこってりぎゅうぎゅうに詰まった感じで、
どのシーンも、それぞれの思惑を想像するだけでこちらのメモリがキャパオーバーしちゃって
どうにも感想がまとまらない感じです。大変よかった。だだグロシーンはグロかった。

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仮面ライダーアマゾンズ Episode2「ORPHANS」

2017-04-15 09:00:00 | 仮面ライダーアマゾンズ
黒崎に4Cへと連れ戻された千翼は、イユや黒崎隊と共にアマゾンの駆除をすることに。感情や痛みのないイユの戦いぶりに、心痛める千翼は初めて誰かを守る為に変身する。そこに行方を眩ましていた悠が現れる。


ORPHAN [名詞] 親のない子,孤児

season.1が「天然と養殖」だとすれば、こちらは
「親を喰ったみなしごと、親に喰われたみなしご」と言ったところか。
(千翼が母親を食べたかどうかは未確定ですが)

さて。えーーーーーっとですね。
アギトでひたすら北條さん推ししてた私の今回の見所は「山崎潤さんは何を演じるのか」だったんですけども。
イユちゃんの記憶のなかで、幼い声にあわせて一緒に歌う「優しい父の歌声」を聞いた時点で
うわぁ、って思ったよね。そこか、その役か。

うん、全てのシーンにおいてすごい迫力ある演技を見せてくれましたが、全シーンR指定レベルです。

ということで、山崎さんの役は既に死んでると思うんですが、
まだまだ回想シーン等で出演されるのかな? 心待ちにしております。

さて本編。

「確かに君は、人間の遺伝子を持ってはいる」

そうなの!? だって前回「ただ、成長の早さはとてつもないです」って言ってたよ。
絶対アマゾンだと思ってた。
そっか、「アマゾンに育てられた子供」っていうのは「狼に育てられた子供」と同じノリで
「人間の子供」というのは確定、なのか。
しかし「人間の遺伝子を持ってはいる」という言い方も、微妙だよね。
人間とアマゾンのハーフ? アマゾンには生殖能力が付与されてなかったはずですけども。

ちょっと待って。今すごく、イヤなことに気づいてしまった。
七羽さんと仁さんの間に、子供がいても、おかしくないよね。
その子供は人間の遺伝子を持ってるだろうけど、アマゾン細胞も受け継いでいるだろうし、
人喰いの本能に苦しめられていても、おかしくない。

いやいやいや、そんな展開は安直すぎやしませんか?って思うけど。でも。
七羽さんと仁さんに子供がいるとか、ちょっと、いやすごく、嬉しいな。

さておき。「初めてだ、俺が食いたいと思わないでいられる人間」が屍体だったということは、
むしろ彼の本能が「生き餌を求める」点で正しく働いているんじゃないかと思いました。

橘局長。

千翼を「理解しあえない存在」と評する橘さんですが、
意外と「千翼、おかえり」と名前で呼びかけるんですね。
その態度は、悠に対して「母親」として振舞っていた水澤本部長のように、
まるで千翼の「父親」のようにも見えるわけで。

いやぁもしかしたら、水澤本部長が自分の作ったアマゾンに「悠」と名をつけ、息子として育てていたように、
彼に「千翼」という名前をつけたのも、橘さんだったりするかもしれないよね。

「俺をアマゾン扱いするな!」と叫ぶ千翼と橘さんの顔が交互に映るんですが、
このシーン、橘さんは微かに、首を左右に振ってるように見えるんだよな。
なんていうか、「それ」はまだ、「今は」言うべきではない、と目で制するような?
なんとなくね。

しかし、自分が立ち去ると同時に部屋の照明を明るくしていくという。
目が焼き尽くされるような純白の部屋、あんなところに閉じ込められてたら
普通に気が狂うと思うんですが。なぜあんな環境を作った。画面が眩しい。

イユちゃん。
ツイッターで「千翼も黒崎さんもフクさんも、彼女に対して『と思っているはず』と一方的な願望を押し付けている」
というような意見を見て、なるほどなぁと思った。
眩しすぎる光が、おのれの中に秘めた罪を白日の元に晒すのと同じように、
深すぎる闇は、おのれの中にある願望をありのままに映し出すのかもしれない。鏡のように。

さて。前回から「感度が悪い」とディスられていたイユちゃん、今回も腹を抉られてからの「ターゲット、確認」
視認して! 見たらわかるじゃん、味方が攻撃されまくってるじゃん!
視覚が判断基準と直結しないのか。もしかしたら、視覚が機能してない?
彼女の金色の瞳は、何を見ているんだ。

しかし「痛みも疲労も感じない」から無敵だよね〜みたいに言われてましたが、
自らのダメージを認識できないことが、こんなにも脆く危ういものだとは。
シグマ前原くんもダメージを知覚できてなかったけど、「知覚できない自分」を認識できてた。
でもイユちゃんはそれすら気づかぬまま、まともに動かない体を引きずるように敵に向かっていく。

そんなイユの手を掴む千翼。
でも、握られた手の記憶は、彼女の父親との思い出と直結していて。

彼女を握っていた手が、アマゾンを攻撃する。
彼女の手の代わりのように。
突如、得体の知れないモノと化した父を、地獄絵図へと変わり果てた現実を、
必死で拒絶する彼女の心の表れであるかのように。

そしてアマゾンの左目を貫く千翼の剣。イユの失った、左目。

「記憶はあるはずですが、屍体ですから、痛みも感情もない、ということです」

とっぷりと闇に沈んでいる彼女。記憶も心も感情も、そこでは何も存在しない。
そんな彼女の手を掴んで引きずりだそうとする千翼の行為は、彼女に唯一残された「記憶」を浮かび上がらせ、
彼女を「あの現実」に直面させるだけなのだ。
千翼がどんなに彼女と寄り添いたいと願っても、こちら側の世界にはもう、彼女にとって残酷な記憶しかないのだ。

ラストに現れた悠。
イユちゃんの命を終わらせるために現れたのかもしれない。
であるならば、 私は悠の行動を支持したい。
本人の意志と関係なく、一方的にかりそめの命を与えられこの世に止めさせられている彼女を救う方法は、
もはやそれ以外にありえないのではないか。

ところで悠、なんかぐっと大人になった印象です。
本当に5年くらい経過してそう。
オメガの姿が意外と無傷でびっくりしました。
season.1のラストはけっこう傷だらけだったんだけど、傷跡残らないレベルだったのか。

黒崎さん。
休む暇もないイユを気遣うフクさんを「昔のお仲間思い出す、ってヤツか?」と煽るなど
逐一イラッとさせる黒崎さん。つか、黒崎隊のチームワークひどくね?

しかし、直後に語られる「彼の見た光景」は常軌を逸しており、
もはや彼の日常は、戦場における戦士のそれと同じで、
感覚が麻痺してもおかしくない、麻痺させないと正気を保てないほどに、世界は変わってしまったのだと。

「だからな、俺はイユをこき使ってやるんだよ」

イユに関わる人たちが、彼女に自らの願望を投影しているとするならば、
アマゾンたちを片っ端から叩き潰し、自分たちの世界を変えたことへの復讐を果たそうとするのは
黒崎さん自身の願望か。無気力に見えても、怒りの炎が、彼の中で燃え続けているのか。

ところであとから知ったんですが、黒崎さんは三浦涼介さんのお兄さんなんですね。
ツイッターで二人並んで笑顔の写真を見ました。「黒崎さんの!笑顔だと!?」って目を疑った。疑うな(笑)

とにかくもう本当に、イユちゃんの姿がとことん辛い。
彼女が救われるエンディングが全く見えません。どこへ向かうんだこのストーリー。

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仮面ライダーアマゾンズ Episode1「NEO」

2017-04-08 08:30:00 | 仮面ライダーアマゾンズ
あれから5年。トラロック事件によりアマゾン大量流出事件は終息したかに見えたが、事態は思わぬ展開を迎えていた。アマゾン狩りをしていた千翼は、アマゾンと戦う謎の少女・イユと運命的な出会いを果たす。


視聴後。いきなりなんかもう泣きそうになってる。
自らのダメージを認識せず、ただ目の前のアマゾンを狩ることのみに生きるイユちゃんが
辛くて泣ける。

さていよいよ配信開始ですよアマゾンズseason2。
視聴するぜ!と満を持してアマゾンプライムを開いたら
「次に見る」の筆頭にあがってました。ウォッチリストに追加してもいないのに。
心遣いありがとう。ちょっと怖いぞ。

感想。もう驚くことしかなかったので、時系列で箇条書き。

・オープニング。seazon.1と同じ! テンションあがる!
・サブタイ「NEO」 Mからつながってるよ!
・ここだけに現れるアマゾンアルファに似たモノはなんだ。
 立ち姿が仁さんっぽくないような・・・。

・アマゾンに育てられた少年。千翼。明らかに食人して育ってきた感じですよね。
・エンディングに「千翼の母:???」とあった。母なの!あの腕は、母だったの!?
・わざわざクレジットするってことは「誰か」なのか? え?先天性アマゾン?
 先天のアマゾン女性に知ってる人いないよ?
 後天性アマゾン(人間)の女性だったら知ってる人もいるけど、
 人間の言葉や社会性は教えてくれるはず、って人しかいないし。
・てか、アマゾンは繁殖しない設定だったはず。変異した?
 それともやっぱり千翼は人間なのかな。人間ってアマゾンに変身できるの?
・少年時代の千翼は、キュウレンジャーの小太郎なのか!(田口翔大くん)

・チームXの「狩り、開始」 もうね、お前らが簡単にこの言葉を使うんじゃねーよ!
・親父狩り的なものかと思いきや、これがアマゾン退治。
・なんかなぁ、アマゾン退治してるならこれも「正義の味方」なのか?
 すごく不愉快。とことん不愉快だよね。

・千翼が乗っているのが悠のバイクで、「え!?」って叫ぶ。
 そっか、悠はバイクを置いていったから、千翼が脱走時に「盗んだバイクで走り出す」って感じか。
・千翼の変身。カートリッジを差し込む方式が斬新。
・イヤフォンで聞いてるから、両耳に嚥下する音が響いてたまらなく気持ち悪いです。
・それまでの態度から「アマゾン」って静かにつぶやく系かなと思ったら、意外と叫ぶ系。
 なんか、悠にちょっと似てる?

・イユの目は、片方だけ金色なんですね。
・福さん!福さんだけがアマゾン狩りを続けてる!
 お母さんは亡くなったんだろうか。

・千翼による「大・切・断」!
・しかし、千翼の戦う声が悲鳴のようで、本当に苦しそうで、見てて辛い。

・加納さんが橘さんの秘書になってる。
・橘さんは全ての身の回りの世話を加納さんにやらせすぎ。手が退化するぞ。

・新型アマゾンは、人間がアマゾンになったということで、
 それは仁さんと同じではないのか?
 「呼吸や接触からの感染はない」って、やっぱりほら、アマゾン細胞の直接投与とか。

・チームX。基本はヤンキーなんだけど、「いただきまーす!」をしっかり言えるところに好感。
・「食べてる姿って汚らしいっていうか」という千翼。
 これは一般的な話かと思ってたけど、「人を貪り食う姿が汚い」ってことか!?
・うーん、まぁ綺麗ではないけれど、でもそれは、野生生物の正しい姿であるように思える。
 いや人は食べないで欲しいけど。

・「気にいらねぇなら出てけ」という長瀬くん。この態度自体が「人の弱みにつけこんで」っていう感じなんですが
 なんかな、言ってる態度がな、千翼を脅すというより、自分たちに心を開かない千翼の態度を悲しんでるみたいで
 「なんで!」っていうすがるような目が、なんかもう「こいつ本当は悪いヤツじゃない」とか思っちゃうんだよな。
・しかしやっぱり言ってることは脅迫なわけで、
 いわゆるオレ様全開ヒモ男(寄生してるのに態度でかい人)って
 こういう「本当は悪い人じゃないの!」「私にはわかるの!」的なところがあるのかなぁ、とか。

・「お願いだから・・・俺に触るな!」と長瀬くんを突き飛ばす千翼。
 ラストで「人を食べたいと思わなかったのは、君が初めてだ」とか言い出して
 うわぁ、常に誰かを食べたいと思いながら生きてるのかうわぁ、うわぁって。
・チームXの子たちはホント、気づいてないけど崖っぷちすぎる。

・「何やってんだおめぇら」っていう声が!声が志藤さんで、うおお!
・彼らの「狩り、開始」も志藤さん譲りなのか、しかし志藤さんが彼らの狩りを黙認してるの?
 気づいてないの?でもネットで配信されまくってるし、知らないわけじゃないよね?

・黒崎。死んでる。態度が死んでる。彼はなんで隊長やってるの?
・「新しくアマゾンを作ることが禁止されてる以上」大事だよね、それ普通は禁止するまでもない基本だよね。
・「局長、あんた、何考えてっかわかんねぇな」本当にね、seazon.1ではわかりやすいくらい単純だったのにね。
・野座間で唯一の常識人(性格はアレだけど)だった橘さんが、なんでC4の局長に選ばれたんだろ。

・イユちゃんを「アレ」呼ばわりして役立たず扱いしている黒崎。まめに面倒見てる福さんとの対比。
 感度の悪いイユちゃんを福さんはかばうんだけど、黒崎は殴るんじゃないかとヒヤヒヤした。
・新しい駆除班(?) ベースにいても誰一人視線をかわそうとしないとか、不安しかない。
 見るたびにseason.1の駆除班を思い出して、懐かしさで切なくなります。

・マモルのことを福さんに聞く黒崎。簡単に!聞くな!そんな簡単なもんじゃねーんだよ!!
・生き物として理解できていなかったという福さん。
 そうだよな、あれは「化け物だと理解していなかった」んじゃなく
 「野生動物の本能を理解していなかった」って感じですよね。飼い鳴らしたライオンに喰われるような。
・福さんは、まだあの五円玉を身につけているんだろうか。

・花嫁アマゾンの!ウェディングドレスでの戦闘!素晴らしい!
・イユちゃんの背面宙返りの神々しさよ。

・イユちゃん、腕輪で覚醒状態と非覚醒状態を切り替えるのか、切り替えられるのか。
・ぼーっとしてる千翼の耳元をかすめるように撃って注意を促す福さん。ライフルの使い方が(苦笑)

・「初めてだ・・・俺が、食いたいって思わずにいられる人間は・・・」
 それはイユちゃんがアマゾンだからではないでしょうか。あと死んでるらしいですし。

2話も楽しみです。予告に悠が出てた。この5年間で彼はどうなったのか。
あと、アギトの北條さんこと山崎潤さんも出演されるとか! やっぱり4Cの職員かな。楽しみ。

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仮面ライダーアマゾンズ 視聴後感

2016-07-07 07:41:41 | 仮面ライダーアマゾンズ
というわけで。恒例のシリーズ視聴後の感想まとめ。
なんですけども。

最終回でなにも言えなくなるほどスッキリしてしまったため、
感想まとめもなにもありません。
まあ本編中にあれこれ好きなだけ書き尽くしたからね。

とか言いつつ。疑問が少々残ってまして。

悠。「アマゾン細胞に人間の遺伝子を移植(wikipedia)」ということですが。えっと???
人間の遺伝子入れたら、それは人間じゃない? いや水澤本部長も「だから人間よ」って言ってたけども。
そしたらアマゾンの特徴が出ないんじゃない?出るの? これ生物から勉強しないとダメなやつか?

そもそも、水澤本部長の遺伝子って染色体XXですよね? 女子になるんじゃない? 
むしろクローンじゃないの? 悠を男子たらしめてるYの染色体どっから持ってきた?

わからん。生物に詳しい人の解説を切実に希望する。自分で調べるのめんど(略)




あーんど。セカンドシーズンへの展望。

ぶっちゃけ、きれいにまとまったのでこれで完結でも良いんですけどね。
なんなら、別のライダーを新しく作っていただいても嬉しいです。
毎年やろうぜ!じゃないやってください!

4,000体のアマゾンという多すぎる個体数の設定は、セカンドシーズンの材料だったですね。
残ってるのは、おそらく駆除成功率の最低値80%の残、800体程度じゃないかな。

んで。アマゾン細胞の特徴を思い出して欲しい。タンパク質を喰らって生きる細胞である。
そんな細胞から生まれた生き物が、果たして「ほんの短い間だけでも、静かに暮らしていけたら」
などと言って、か弱く笑うと思うかね君は。

「アマゾン達は狩りから身を守るため、巧妙に人間に擬態して生きている」のである。
オメガのような戦闘力の高い存在があれば、その庇護下に入るためにいくらでも「擬態」するよな。
だが「庇護者」オメガは腕輪の効力が切れた瞬間、「死刑執行人」へと変わることを、彼らは知る。
しかしもう逃げ出すわけにはいかない。逃げ出せば、必ずオメガが捕まえにくるだろう。

腕輪の効力はいずれ必ず切れる。ならば、切れるまえにオメガを殺さなければならない。
しかし今はダメだ。アマゾン達を皆殺しにする「死神」アルファが海からやってくるから。
アルファに対抗できるのは、オメガだけだから。

悠がアマゾン達を守るために必死で仁さんと戦っているとき、背後で守られているアマゾン達は
「共倒れしろ!お互いの心臓を抉り出せ!」「二人とも早く消えてしまえ!」と祈ってるかもしれないよ?
あるいは「アルファだけでも消えてくれれば」「オメガだけなら、油断したところを背後から襲えば、殺れる」と。
一日も早く自由になりたい、街へ戻りたい、戻って、一度でいいから肉を喰らいたいと。

案外、いまの悠を生かしているのは仁さんの存在だったりしてな。皮肉なことに。

などと、かわいいマモルくんを泣かせるようなことを考えてみたりしてますが、
そんなアマゾン達の「本能のまま利己的に生きる姿」を見たいなと思ってます。
・・・って、これ野座間のご老体の発想じゃないか。
えー、「あんなやつ起動装置投げつけてやれ」とか言ってたのに。趣味悪い発想してるの私か、なんという。




なにしろ、本当に最初から最後まで、
モニタにのめり込むんじゃないかっていうくらいの集中力で見てましたアマゾンズです。

普段は10年前の作品とかを掘り起こして見てる人なので、
たまにリアルタイムの話題の作品とかを世間と一緒に追いかけるのも、すごく楽しかったです!
またセカンドシーズンを、一年間心待ちにしております。

さて。アマゾンズ終わったので、当初の予定どおりクウガに!続く!

仮面ライダーアマゾンズ(last episode)

2016-07-06 08:57:08 | 仮面ライダーアマゾンズ
多くのアマゾンがこの街から消えた。しかし一部の地域で生き残りがいる事が報告される。一度は解散した駆除班であったが、悠とマモルの生存に一縷の望みをかけて再結集する。そこで彼らが目にした光景とは。



納得の、最終回でした。あの海で繰り広げられてるのは戦争だ。
1体1で、誰にも知られることもなく、果てしなく続く戦争だ。
なんかもうすとんと腑に落ちる最終話で、感想も出ないぞ。



2周目感想(2017.03.27)

わかっていても、何度見ても泣ける。すごい作品だよね、とにかく。
そしてやっぱり感想の言葉が出てこないのだった。良いものはとにかく良い。