俳優、斉藤工の長編映画監督デビュー作で高橋一生主演でリリーフランキー共演の「blank13」を観賞
2月3日に公開された齊藤工名義による長編監督デビュー作が岐阜のシネックスで限定上映されたので観てきました。
物語は、麻雀に明け暮れ、借金を作り蒸発してしまったリリーフランキー父親が13年ぶりに消息がわかるが父は余命三ヶ月。長男と母親は会うことを拒絶するが、高橋演じる次男は、恋人の助言で父と会うことになったが、心を通わせることなく父が亡くなる。葬式に参列者から、家族の知らないエピソード語られていきます。葬儀に集う人々も、斉藤工の親交が伺えれる個性的な面々で、エピソードのシーンは各俳優の個性が際立つ魅力的なものでした。
長編といっても70分の比較的短い作品でしたが、実話とは言え、最初はよくある借金取りに負われる家族の話で少し退屈な感じがありましたが後半に進むほど濃密に時が流れ表題の13年の家族のブランクをラストで埋める良い演出でした。