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映画 ガンパウダー・ミルクシェイク

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今回の映画レビューは、タランティーノ監督絶賛のイスラエル監督が送る痛快アクション巨編?!「ガンパウダー・ミルクシェイク」です。

前作の「オオカミは嘘をつく」でタランティーノ監督から大絶賛を受けたナヴォット・パプシャド監督、僕は観てないんで何とも言えませんが、前作は意外と酷評が多い。でも、ビジュアルを観て一目ぼれした本作はそんなの関係なく鑑賞、結果楽しかったの一言です。

ストーリーじゃ、カレン・ギラン演じるサムは暗殺組織の属するスナイパー。かつての組織の一員だった母レナ・ヘディ演じるスカーレットがヘマして行方不明になってます。サムもターゲットの娘を匿ったことで、組織に追われてしまいます。サムは、母親の同僚で育ての母親たちでもある引退した図書館員のお姉さまたちに助けを求め、結託していた依頼者のマフィア組織と抗争を繰り広げることになります。

前作は、シリアスなクライム・サスペンスのようですが、今回の作品はカラフルでポップ、キュートなスナイパーたちによるクールなアクション展開のこちらの方がタランティーノ監督好みかなと思います。主役のサムのスタイルもスカジャンスタイルで、なんかキルビルばりアジア観たっぷりです。ちなみに女性のスカジャンスタイル好きです。

脇を固める図書館員お姉さまも、アクションには定評あるワールドワイドないい女。母親は高慢と偏見のゾンビのレナ・ヘディ、図書館員のお姉さまたちには、スパイキッズシリーズのカーラ・グギーノ、香港アクション界のレジェンドスター、ミシェル・ヨーにマルコムXをはじめ多数の映画に出演するレジェンド・黒人女優のアンジェラ・バセットとアラフィフ、アラセクのお姉さまたちがほれぼれする大活躍です。さらにターゲットの娘エミリー役にはアバターのクロエ・コールマンが、これまた天才子役ぶりを存分に発揮してます。

また、今回の映画に使われた曲もグッド!プラターズにアニマルズ、ジャニス・ジョプリンなど名曲ぞろい、アクションと共に楽しめます。

痛快、爽快、ミルクシェイクの甘さは控えめに、強炭酸の超刺激的なガンパウダーミルクシェイクぜひ体験してみてください。

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