オスカーの主演女優賞に史上最年少でノミネートされ話題になった作品「ハッシュパピー・バスタブ島の少女」を観賞。
堤防の反対側で独自のコミュニティを作って生活をする住人たちの島バスタブ。その島で6歳の少女ハッシュパピーと荒くれ者の父親と陽気な住人達が、向こう側の国により強制退去を命じられながら、沈み行く島を守るために戦うヒューマン作品です。
死を前に娘に生きる術を教え込む父親と体当たりで挑む少女ハッシュパピーの生き様に感動しました。生きると言うことは、理屈ではなく本能的に学び、自然と共生して行く事を理屈抜きで、ハッシュパピーの成長していく姿から感じられます。
ファンタジックな演出でありながら、地球の温暖化による環境破壊をわかりやすく描かれていて、親子で学べる作品になっています。