今回の映画レビューは、かなた狼監督、井浦新&成田凌主演のニワトリ★スターから4年、続編作品「ニワトリ☆フェニックス」です。
井浦新と成田凌の普段の役柄は想像できないキャラクターで人気を博したニワトリ☆スター。今回はコロナ禍の中でインスタから再び再燃した続編を異なるストーリーで構成されたロードムービーとなてます。
ニワトリ☆スターでは、年の離れた幼なじみの草太と楽人。前作では成田凌演じる楽人の死でエンディングを迎えましたが、今回はヤクザの売人から足を洗おうとする楽人からの誘いで久しぶりに再会した二人が伝説のフェニックスを探しにいくロードムービーです。前作の出演者が異なるキャラクターとして登場、さらに重要な役割となる紗羅マリー演じる謎の花嫁が登場、二人の間に起こった未来を綴ります。
前作に比べ、ファンタジックな世界とバイオレンスな世界が共存することなく、旅の途中で出会う奇々怪々なキャラクターと奥田瑛二と火野正平が登場させちょっぴり泣かせる内容にもなっています。ラストでは「カメ止め」的な演出により物語の中にある関連性もあり、観る方は最後まで席を立たないでください。
ニワトリ★スターはプライムビデオでも鑑賞できますので、今回の作品の予習と展開の違いを確かめて観るのも良いかと思います。