あげちうのブロマガ

手続き上に存在する戦争の是非

ちょっとした調査をする。

小学生の、交友関係調査、としよう。

まず各家庭に、「家族に小学生は居ますか?」を訪ね、記録する。この記録用紙は本部側に返却する。
この時、小学生が居た家庭には、更に「学校での友達は何人居ますか?」等を問うアンケート用紙を配布、”それ”に記入して貰い、郵送して貰う。

この時、手続きとしては。
1.一旦、各家庭に出向き、小学生の有無を尋ね、記録用紙に記入する。
2.その後、「小学生が居た」家庭にのみ、再び尋ね、アンケート用紙を配布する。

と言う形式が、まず提案される。

ここで、企画側に、ちょっとした混乱がある。

「家庭に出向いた時に、小学生が居たらアンケート用紙を置いて来ればいいのでは?」

この時は、これは割とどうでも良い話、だ。しかしこの意見と、最初の手続きとの間で衝突が発生し、それは今もハッキリしないまま、その調査は始まってしまった。

どうなるか?

現場の担当者は不意に、疑問に思う。

「どうやれば良い?」

調査して記入し、小学生が居たらアンケート用紙を配布するべきか、それともまず、全家庭を回り、洗い出してから、その家庭にアンケート用紙を配布するべきか?

答えは?

解らない、今も企画した側は、”意見が対立したまま”だから、だ。

おいふざけんな。


この調査の顛末はどうなったか?は解らない、しかし。現場を混乱させる面倒な対立が続いている時、こんな些細でも妙なストレスに成る、というのは間違いも無い気はする。自分は色々あって、もちろん前者を押すが。しかし二度手間である、と言う事実それはそれで覆らない。最善とは?

前者の方が、人間の「効率」を考えた時、混乱が無くて判断し易くはなる、とは思う。小学生の宿題、漢字書き取りで、良く「単純な部位ごとに一気に書いて行く」と言う方法論を取る場合があるが、それに近い。正しいか?と言うと謎だ、しかし、今求められているのは?

国の中に今、妙なストレスが発生していないか。



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