何か、食い下がる感じは有る。
「カストロプ公に正義は無かったのか?」
本当に?
無いでしょう、何処にも。
今回の「死んだ」感覚の、何かの基点には有る状況、それに近い絵だ。「銀河英雄伝説 Die Neue These」第8話、カストロプ動乱。父親が帝国の財務大臣をしていて、不正な蓄財(帝国庫からの横流し)により、巨万の富を、それこそ戦艦を2万隻は有しうる様な、そんな蓄財をしていて…その息子はその中で暮しているウチに、その自意識を異常なまでに増大させてしまい、結果、「帝国など襲るるに足らず!」そんな愚かな事を言い出し、そして、帝国へ牙を向いた。
結果、カストロプ動乱は最後、部下による反乱、カストロプ公の死亡、という形で決着する。父親には、何かの正義は有ったろうか。皇帝の胸先三寸で破滅する危うさの中で、何とか自身の領土を、国民を?護らんとして、不正にも手を出した。しかし、それも結局、事故と言う形で終わり、不正は直ぐに明るみに出て、その息子の「歪さ」は、壊滅的な怪物として発露し、そして蓄財を盛大に浪費した末に、消えていった。打開に対し、不正?な手段に訴えた結末としては、何かの道理ではあって。
しかしそれは、今の、「表側」その様相にも、奇妙に合致は有る。
タイムリーではあって。NHKで?「隠れた貧困層」その特集?がされた。要するに「誰も助けてくれない」全くもって、現状の現実、その再現、或いは発露の様な。仕事は何故か、どんどん無くなっていく。状況は際限なく、すり減る様に悪くなっていく。にも拘わらず、救いの手は何処にも無い、単に「見に来た」何しに?その位だ。前に描いた、”その方法論”は利益を産まない。そしてその方法論に固執する時、他者を助ける事は出来ないし、しない。今の「表側」は、そんな方法論を、意向を「先生」として掲げている。その貧困層は、そんな中での、哀れな、”切り捨て”に過ぎない。
この方法論は、もう、死んだのだ。
状況に?何かの「…で?」問題視しない感覚が有るのは、「別に問題では無いから」だろう。”雅”市場、ストリードの連携、大賀さん。打開は有るし、結果も出ている、しかし。或いはカストロプ公の様な存在が、”それ”へ屈する事を拒んでいる、そんな状況な訳だ、「それは使わない」否定する、悪い方法論だから。
現状でも、最早この方法論は議題に載せる必要さえ無い、「存在しない」それで結論、そんな感じではある。ただ、あくまでも形而上の話、だ。形而下、「実際には死んでない」それを支持する、そこで利益を?カストロプ公の様な富を、或いはそれによる自我の歪みを発生させた存在は別に、殺された訳では無い。”それ”は、事ある毎に、或いはゲーム展開の為に登場するモンスターの様に、新しい方法論?その前に、障害の様に立ちはだかる。
状況は致命的だ、”それ”が、ともかくテレビを、もしかしてNHKを?支配しているのだ。国民の意向は解らない、ともかく、高い放送料を支払い続けている。”それ”が続く限りは、NHKはまだ戦える!訳だ。既得権益の甘い蜜、そう言う奴だろうか。神の思惑は解らないが、何かの歪み?そう言うのは、端々で現れはする、日大の殺人タックルも或いは、そんな一つか。
キルヒアイスの様な戦略を、現実は取れるだろうか?それは、解らない。