あげちうのブロマガ

正月と言う否定感とこたつ

正月ではある。

我が家にはまだ、WiiUが現役だったりする。

「ゾンビU」のショックとその後、というか。何かのしこりを残したままのこのハードは、それでも今も、「これ以上必要?」と言う様な、不足が見当たらないまま、必要な?サービスだけが終了していく感じ、何となく寂しさと共に、当時の少し話題作、それが安かったので、ちょっと購入して見る。

やぱり、冒頭か、地球が崩壊した、と言う導入には…重い否定感はある。
そう言う話を書いた事が無い訳じゃないのだけど、理不尽さもあるその破綻には、今でさえも納得はほぼ、無い。普通に大型移民船が謎の敵性体に襲撃され、ではあかんかったのか、それと共に始まる戦闘シーンは、何だかよく解らないまま続いて行った。


とは言え、「ゼノブレイドクロス」ようやく何とか、少し馴染んでは来ました。

導入のごちゃごちゃさ、そしてその後の「レベル4の野豚」と言う存在その壁は、幸いと言うか、「レベル5の野蜂」の存在で、何とか妥協する事には成る、野蜂は狩って良い。その後は比較的、問題なくプレイ中…しかし。若干の剣呑さは残っては居る。

何で彼ら(レベル4の野豚)を狩らねばならんの?

野蜂なら良いのか?と言う、そう言う微妙な混沌は、この作品の導入の微妙さにも、或いは通じているのかもしれない。広大な環境、その中を探索していくという、RPGに求められる何か、は”雰囲気では”存分に表現され、ストーリー上の否定感もそれほどは無く、WiiUの評価を変える程に、そのグレードは高くは見える。とは言え、重要すぎる人物がレベル6だったり、色々と発生する疑念はやがて、その「レベルアップの為にはレベル4の野豚を狩らねばならない」という、そこには繋がっていく、訳だが。

序盤は、「危険な敵性体」それはほぼ、存在しないのである。

この雰囲気は、当時の「モンスターハンター」にもある物、だ。「なんで?」その後の台詞は、いわゆるうんたらに成っていくのだけど、そこに納得は無かったりする。絵的なリアリティの弊害、だろうか。「スズメバチは退治せねばならない」が、豚?に相当する様な動物を狩らねばならない?そこには理由が無い。

レベルアップの為に?

そこには、看過し得ない道理の無さ、それはある。

良くも悪くも、この辺を、強引にか、「これで良い」にしてしまうパワー?それが発生中、かもしれない、良くも悪くも「鬼滅の刃」その大ヒットの恩恵、だろうか。”そこ”に眠る倫理観によって、状況は少し動いてる訳だ。暴力的でさえある打開への衝動は、いささか問題を発生はさせている、老人は死んでもやむを得ない?困る少数派を無視してごり押しは出来そうな状況、その中で。ともかくそれでも、大きな制御は今、”ここ”に来そうな雰囲気はあるのだ。

弱い存在を生贄にしなければ強くなれないとでも?
だから、「レベル5の野蜂」を倒せば良いので。

そう、「王」が補正し、この辺を黙らせてしまう?結果、少しは、遊べる感じにはなって、そしてその辺への再評価には、繋がっては来る。

良くも悪くも、「王の存在」あっての話、だ。
自分が「これで良い」と言ってしまえば、”これで良い”訳だ。

実際にはドラゴンクエストも、重い混沌は発生してしまったが、昭和の頃にここを問題視する人はいなかった。

そう言う時代、状況が、少し復活しつつは、ある?

とは言え当時の作品だ、「王の権威を倒す!」侵略する!的なそれは、何時まで我慢出来るか、そこは謎ではある…。

ここにも、今までの、自分の企画?の、その度重なるパクリっぽさはあるのだった。
血を吸いながら毛づくろいをする、あの吸血フィンチみたいなイメージもちょっとあり。
当時の方法論だ、その邪を許容して前に出るか、それとも。

失敗した感じは無いが、期待される結果には届かなかった無念はある。

当時なりに、頑張ったのだ、が。

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