あげちうのブロマガ

侵略者に負ける日

それは表側としては、根拠が無い妄想だ。

自分は、”かなり”前に、「DCP(ドリームキャスト・パスポート)」と言うのを企画してる。ドリームキャストを携帯ゲーム機にした物だが、その前から「EARTH」と言う、今ならHTML5みたいな企画だがそう言うのを考えていて…結論ではその運用機その一つ、と言う立ち位置だった。「ユーザーが」自由にアプリを創ってアップロード出来てしまうと言う”それ”は、ゲーム機と言うよりはパソコンに近い物だった訳だが。

実際には、「その後に」スマートフォン、iPhoneだ、それが発表されている。そしてそれは、タッチパネルと電話機能を抜いたら「殆どDCPと変わらない内容だった」訳だ。今言うなら「皇帝創作」と言う奴には、成る。

時代だ、彼らは”それ”を押し切ろうとして…平成の後半は始まった訳だ。

そしてそれは、スティーブ・ジョブスの死や、スマートフォンの市場的な苦境、そう言う負の要素を発生させ、状況としては現在、苦境に陥りつつある。

「と言うこの状況を覆したい」

と言うニュアンスで、とあるエロゲーネタの導入が、発生する。


「仲間の女性が浚われて、怪物のアジトで執拗な凌辱を受けている」
何とか、せねば。

この場合、「怪物」がDCPで、襲われてる女性が「スマートフォン」だ。なんて酷い!のだが、しかし、DCP側には道理がある、不当に盗まれたモノを取り返そうとしているだけだ。女性側は、如何に可愛く美しかろうと”盗人”と言うポジションではあり、その時、それは結論として「助ける理由が無い」と言う、”ここ”ではオチに成る。

話が始まらないじゃないの。

自分自身としても、この状況をその主観としての「良い結果」オチにする、様な物語には強い否定感がある、自分が創れる様な気が、しない。しかし?そのまま先に進むなら、それは、単なるホラーか何かではあるまいか。過去の因縁で襲われて行く女性らは無残に食われていく、のだ。スプラッターの是非ではあるがともかく…”それ”では期待する内容とも言えず。

もちろん、それは都合のいい事を考えている、のだけど。

しかし、一般論の壁?ではある。

そのDCPは何処?貴方の、単なる妄想じゃないの?

それは、その強い主観の上では「表に出しちゃいけない物」な訳だ、世界の危機だ、仲間が食われてしまう。平成は、そう言う主観を土台にして続いてしまって、それに自分さえもが諦めていた、様な感覚ではある。今もだから、”この”アイディア…に関しては”見てはしまう”のだが、どうも、前にも後ろにも進めず、手は出せない、感じ。

諦めてください。

それは、相手には剣呑な、自身にも見たくない悪夢を恐れる”何か”を呼びはする訳だが。もちろんその、「懐から拳銃を取り出そうとする」感覚を、”この”場で始めたら、その時点で”彼ら”がアウトに成る、そう言うのはあるが。アメリカが王の権威それを失った理由、だ。話し合いの最後に、彼らは拳銃を持ちだし、撃ってしまった。

そして今は、彼らが同じような事をするそぶりを見せたら”その時点で”失格ではある。

平成の間も、物語の成功として、”それ”が通った試しは実はない。「エヴァンゲリオン」さえ、結局は”破綻して”終わってしまった。それでも「アダム」ファーストリリス、”それ”がそのまま表に出たら”同じ話”だ。そこに些細な問題は有って、リリスは開放されなかった?訳だが。

あのまま、ファーストリリスにより地球は再生されました、なんてオチは果たして、適当か否か。

エロゲー作品として、怪物が”その”全ての女性を喰い尽し、支配下に置いてしまう、邪悪は世に放たれたのだ…、と言う様なオチは、悪夢としても適当かどうか。

今はまだ、ちょっと解らない。


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