当初は電車に撥ねられた?かと思われたが、実際は首を絞めて殺された後に、線路に遺棄されたと言う話。死体の有様を想像すると、ちょっと言葉も無い。犯人は今だに見つかっておらず、しかも遺棄されたのは、ほんの十数分の範囲だと言う。歪んだパワー、そう言う悪夢をどうしても想像する、何があった、何が原因でこんな非道が?
不意に、以前の話が思い出される。
個人的には、あの「シン・ゴジラ」の”肯定”が、新宿アート展火災での、5歳児焼き殺し事件を招いた、と思っている。あの「皇帝創作」その方向性が、その肯定が、あの歪んだアートを産み、そこに居た少年を、本当に焼き殺してしまった。
「なんで”作者”が犠牲に成らなかった?」
物語を創ったりすると、どうしても考える話、因果、その帰結は何処?無関係な子供が何故?その理由として、今は何となく答えがある。表と裏があり、表側は「弱肉強食」だから、だ。弱い存在は餌に、犠牲になるしかない、その時?そこに居るのは…”子供”である。表側は自分らで「自分らの未来を潰してしまう」訳だ。独裁性に依存してきた表側が衰退したのは道理で、その末路は結局は…破綻しかない。
この、「表側」の状況は、基本的にはまだ変わってない、気はする。「黄昏の狩人」そこに有った「穴」その補修方法が見つかった?のは、「シン・ゴジラ」その発表後で、”補修”された後、しかし。「スタジオカラー」の、あの「エヴァンゲリオン」に重大な影響を齎していただろう演出家は、その後に病で?死去していて…自分が感じてた「皇帝の脅威」そう言うのは、”それ”で、消えた。…ともかくかなり、薄れた。その頃には、熊本大地震も起きて、数多の犠牲が出ている。創作が”現実へ”攻撃性を向けた、そんな結果なのかもしれず、それは何が悪かったか?そこは今も不透明だ。
ただ、間違いなく言える事だ。自分が死にそうな時?”無関係な弱者”を楯に出来るなら、それを選択するだろう、「八つ当たり」と言う奴。その果てに、「何故?」そんな犠牲は発生する、のではあるまいか。「シン・ゴジラ」発表当時、自分もだからか…酷い、原因不明の?身体的なダメージが発生した事がある。その後に、「実は黄昏の狩人に、穴がある?」そこに気づき、補修を試み、何とかなった結果、今は…影響は消えた、のだが。
ハリウッドシステム、資格無き存在を中心に起き、そこに分不相応な「価値」を投入する。中心に居る存在はその荷重、責務の要求に耐えられない時、憤慨を一身に受ける事に成り、結果八つ当たり先を探し、それを今まで「王の権威」それへと向けた、訳だ。システムは”それ”により王の権威から「お金」を引き出そうとした訳だが…今は「大賀さん」紛争解決機構が底に居て。「それは貴方の責任です」そう、すげなく跳ね返す時。
八つ当たり先は、何処に行くのだろう?確かに?そんな分不相応な事をさせる方が悪い、それをそこに置いた奴が悪い、のだ。そこに居る無能では無い、本人も考える、自分が犠牲になる事は道理に合わない、誰か。
何とも痛ましい犠牲が、出てる。殺された後、電車に轢かれた少女に、どんな過失があったのか…ともかく、弱者である事は、間違いも無いのだろう。表側は、「皇帝」を中心にした独裁体制を維持し、それ以外を排斥していて。ただ結果で、表側には利益性が無い、のだ。しかし、裏側は攻撃性が無い。全ては「大賀さん」が決める事だ。その結果に従う限りは、理不尽な犠牲は出ない。しかし。
逆に、表側を侵略も出来ない、のだ。表側にもまだ、そんな「理不尽な犠牲者」が居る時、それを見殺しにする事を裏側が否定する時、しかし。表側にとってそれは、裏側との重大な交渉材料に成り得る。彼らは、まだ戦えるのだ、腕の一本二本、引き換えに出来る。
彼ら自身の主事主張が、彼ら自身にも適用されるなら、弱肉強食、弱者は死ぬしかない。自力で内需拡大が不可能なら、いっそ。
神の思惑は、何処?