あげちうのブロマガ

良い作者と悪い作者の境目

最近の話題。

ゲームセンターの「Hey」にて、この所、微妙なゲームが幾つか放送されていて。

なんだかやっぱり、平成初期の、「売れなかった」なんで?それを含む、作品。
自分も存在そのものを知らなかった、と言うオチは有るのだが、「認証を受けられなかった」という部分が、その作品が売れなかった原因?かと、不意に思う訳だ。

…だからだろうか、”見てるウチに”少しは評価も変わってきて、インカムも増えた。
「それは?」だからだろうか。今はどうだろう?それはちょっと、解らない。


「レイメイズ」と言うゲームは、古くの「ヘッドオン」それに通じるゲーム。この種のドットイートゲームは「パックマン」と言う傑作が有る訳だが、内容的には”全く”方向が違っていて、この「レイメイズ」はその、古い方のベクトルをあえて進んだ、そう言う感じ。レースゲームっぽく見えるが要するにアクション要素の強いパズルゲーム、どっちかと言うとクロスワードパズルを制限時間でクリアしろ!に近いゲーム性。「何が悪いんです?」当時の、何かの戦いの残骸っぽい気は、する。

 ゲーム内容の問題としては「理不尽」それに尽きるが、正直戦争を体験した人々にそれは”普通”の現実ではあり、良いも悪いも無かったかもしれない。また当時の状況でも、「カルト」それに対しての恐怖、そう言うのは有って。それにハマった家族を助け出す!と言う様な物語なら、割と真剣さは向くが、同時に危険性も高まる。難易度の高さは必然ではあるが、必要性は相応有り、そこに問題は無い。

「なんで売れなかったの?」

「王の権威」は当時、確かもう高齢で…、病にも伏していた筈。目に留まる機会は無かったのかもしれない。


「ウォリア―ブレード」は、平成初期の蛮勇、とでもいうか。TAITOのコンセプトを、「ラスタンサーガ」のそれをかなり逸脱する方向での変更で比較的ゴージャスに製作されたゲームだが、しかし「ラスタンサーガの皇帝創作」と言う感じじゃないのだ。全然違うゲームネタを改良/増築した方向。正直ここに、実は”平成の”王の権威、「そのアイディア」的なモノが混ざってた、そんな感じは…有る。「自分は昔、似た様なゲームを途中まで、少し創った事が有る訳だ」が。ベクトル的に悪い印象はあまり無いのだ、しかし。その先には、微妙な歪みはある。

そんなこんなで、この辺は制作側に、皇帝ほどの「私が作者です!」を言える何かは無かった、と言うべきか。「パクリだよね?」人のネタだよね?”それ”を、超えられなかったのかもしれない。


この二つ、掲載中にだんだん評価が上がる感じがあって、悪いイメージも消えては行った。同時に自分の中?での理解も変わる訳だが、特に後者は、”作者が変わる”事での「認証」その変化は起こった?と言う部分は有るのではあるまいか。ゲーム内容は一緒なのだ、評価だけが違う。そう言う事は実例として有るその辺は、なら?「ソウルリバース」それにも今、起こり得るのでは。

自分の持論として、ゲームデザインに良し悪しは、無い。人間の個性の様なモノだ、”要求を満たしてる”限りは、悪いと言えるゲームデザインは存在しない。後はデータ的デザイン、バランスの問題ではある、が。ウォリアーブレードが”さほど”ゲームデザインの変更をせずに評価だけを変えた、のなら。それに近い状態は、「ソウルリバース」でも起きるのでは。

雰囲気として、現状からさほど変えずに評価だけが変わるなら?

それが最善ではあるまいか。


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