理屈としては。
理想としては、インターネットは一夫無限妻を信仰するべき、なのだけど。
構造と、思想、共産主義の夢!を、或いは土台に載せてしまった結果、ここはもちろん、一夫一婦を掲げる事には成る訳で。
その時、そこには残酷な階層が発生する、訳だ。
この辺、良くも悪くも日本の天皇制、”それ”が抱える問題にも通じはする。
太平洋戦争を敗戦で終えた結果、天皇は、それまでの絶対的権力を喪失した。民主主義を!重視する様になる結果で、今までの側室制度は廃止される。これは天皇家が一夫一婦を掲げた訳だが、この結果として、良くも悪くも「多様性」は、消える事になる。
一番良いモノ以外は不要です。
男尊女卑、と言うと聞こえは悪いが。ともかく天皇陛下は皇后様よりも上にある、結果として。そうは言っても、適当なグレーゾーンは許容される事には成る、訳だが。しかし、「階層が有る」事は…変わらない訳だ、或いは”これ”が社会主義、ではあり。これは平等を害する為、民主主義的に言っても…ストレスにはなる。多数決では上位なのに、「天皇陛下が認めない」結果、”それ”は評価を受けられない訳だ、社会的な否定。流石にそのストレスは重いのだろう、学生運動等々も、敗戦後の昭和前期には…かなりあって。
そんな中で、打開を目指して、「ガンダム」が誕生した、訳だが。
「認証する」のは、”一つ”だ、「ガンダムだけは特別」である。これは?「妻は一人で良い」その帰結にも繋がる。但し?「その先は等価」である。RX-78-2も、MS-06も、”同じ”。単に、市場的に必要か否か?は、民主的な投票その他によって決まる。モビルスーツのデザインとは文化?を認証し形にした物で、そこには天皇家の倫理観が色濃く反映し、それに基づいて”性能”や外見は決まってくる。これによって「見えないモノ」が、見える様に成った、訳で。後は民意だ。ガンダムの大群を前に、旧ザクが一機で大立ち回りをする!様な事は…ちょっと難しい。それを主観的に、どれだけ面白く描いたとしても、だ。「これはおかしい」RX-78-2はそんなに生産数が無い。旧ザクは、ザクよりも劣っているから旧ザクである。道理と多数決のハイブリットとして、ガンダムはこの面において、かなり優秀な統制を果たした、訳だが。
と言う道理?は、インターネットには”基本的には無い”訳で。
「すると?」
要するに、中央に居る”誰か”の任意に過ぎない訳だ、何もかもが。これは戦前の、日本その天皇制その物ではあり、道理的にはアメリカは、いや世界は、”これ”を倒さねばならない…のだ。「ハリウッドシステム」平成に入ってのハリウッド作品が多く目指す方向性ではあり、しかし。状況は独裁性vs独裁性に陥り、混沌としてしまい、そして倒せなかった訳で。
ある種、その「悪夢」に、世界が支配されてしまった、訳で。良くも悪くも、理解的には「太平洋戦争の勝者は日本」である。何故ならアメリカは原爆を使用したから、だ。原爆の使用は、現在がそうであるように人類の滅亡に直結する、禁じ手。それを使ってしまったアメリカは、実は、勝者の資格を喪失したのであって。だから。
…しかし、独裁者の存在それは、経済的な発展を止めてしまうのであり。
良くも悪くも?太平洋戦争後の世界はまだ、よかった。その勝者、「王の権威」を抑止する理由があった、そもそも日本が?真珠湾攻撃なんかしなければ良かったのでは?当時世界が陥っていたのは経済的な破綻、だ。侵略先が無くなったら利益性は消えてしまう。日本は(理想では)内需拡大は可能である!事を示さねばならなかった、が。或いはその反論として発生したのが「ABCD包囲網」だ、他国との交易は一切出来ない状況。日本は内需拡大策を見出せず、結局は開戦してしまった。誰が悪かったのか?それは今はもう暗闇の向こう。
なんにせよ、太平洋戦争後は、そんな「抑止された王の権威」その意向を”商品的には”重視する事で、一応の経済的発展は有った、が。とは言っても根元での独裁性、”それ”はやっぱり残ってる訳で。今までがそうであるように、独裁性が残った状態では利益性は一切ない。犯罪性があったら尚更だ…それは損害にしかならない。これを続けても、世界は破綻を逃れる事は出来ないのだけど。
それでも、昭和はそれでも、黄金時代だった、のだ(-_-;)。
ニコニコ動画も、1080pを装備し、何だかYoutube的な雰囲気を出し始めていて。良い事か悪い事か、良くも悪くも本性、「実はインターネットでのVODは一社しかない」その発露、でしかないのかも。ベストエフォードで何を選択するべきか?回線幅が限られてるなら、安定配信が可能な転送量をベストにするべきでは?VODは既存のメディアを超えられない、その現実を受け入れてこそ未来は有る…しかし。
それをGoogle側が気に入らなかったら、そのレスポンスは単純に悪化するのであって。
”ここ”は今もなお、或いは古い「黄昏の狩人」を目指しているのだ。
最後のマスターは誰か?それは重大な問題である。
それは!