愛知HAPPY★あいちハッピー

化学を修めた君子。電池、下水浄化、うがいと手洗い、石鹸やコスメの手作り、ハーブ、香りの化学。金欠病の克服、貧乏ライフ。

燃料電池2題★ハイドライド★人工酵素

2009年11月08日 | 2009スペシャル

ダイハツが新燃料電池を…

大グループが人工酵素合成成功燃料電池に応用

燃料電池へのアプローチはさまざま。

プラチナの触媒能は高いが、高価すぎる。
そのプラチナを減らす方向で、

1)プラチナの量を減らした触媒をつくる。

2)プラチナ以外の触媒を使う。

今回は、2)のプラチナ以外の触媒というアプローチですね。

水素以外の燃料に変えるという工夫で
触媒をプラチナ以外に変えることが可能になりそうです。
コバルトなど。


また、人工酵素という鉄とタンパク質の錯体を利用する触媒では
さらに発熱を抑えられるため効率があがるという発見もあります。

どちらが、有利かは、まだわかりません。

燃料はインフラと関係しているし、
人工酵素はまだ、未開な分野なので安定性などが不安。

いずれにしても
すべての理工系分野の学者・技術者が知恵を出し合うのが
燃料電池の進むべき道。