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コンレイ(台風25号)通過が予想されるなか飯豊本山2泊3日へ〈後編〉

2019-09-21 09:00:00 | 2018飯豊山
2018年10月6日、大日杉小屋から飯豊山に行って来ました。
今年6月に登って以来、今シーズン2回目となります。
日程:2018年10月6日(土)~8日(月)

〈後編〉
御前坂を登っていると、日が陰り風が冷たいです。
先ほどまであれほど暑かったのに、日差しの偉大さを実感します。
しかも時折ガスが出てきます。


御前坂を登り切り、水場分岐にようやく到着です。
明日通過予定のコンレイの影響を考え、ヘトヘトでしたが水場へ。


水が冷たくて美味しいです。川入ルートにある峰秀水に次ぐ美味しさ。
喜多方市は今年の夏に渇水対策本部を設置しましたが、
その時にはかなりチョロチョロになったそうです。


本山小屋へ急ぎます。


午後4時3分、10時間10分で本山小屋に到着です。
到着したときにはガスで覆われ、この後晴れることはありませんでした。



10月7日(日)
この日は天気の回復次第で大日岳あるいは御西岳に向かうつもりでしたが、
風が強く、とても外を歩ける状況ではありません。
雨も降っており、小屋に泊まった方は皆さん停滞です。

10月8日(月)
コンレイの影響がなくなり、ご来光を拝めそうです。



午前5時38分、キター!



風が冷たいけど、いつ見てもいい眺めです。
身支度を整え、本山へ向かいます。


午前6時23分、待望の本山山頂に到着です。
稜線はガスで覆われていましたがこれが幸いし、
ブロッケン現象が出現してくれました。


大日岳方面が非常にいい感じです。


稜線はガスに覆われていますが、それがまたいい感じです。


山頂に28分滞在し、時間の経過とともにガスが晴れてきましたが、
下山にも時間が掛かりますので、山頂をあとにします。
また、来年!


水場に寄ってから御前坂へ。


草履塚を過ぎ、眼下に切合小屋を望みます。
気持ちの良い尾根歩きとなっています。
切合小屋では既に小屋仕舞いが完了し水場は使えませんでした。


種蒔山の水場(素敵な水場)を過ぎと、次第にガスが上がってきます。
また暑い中歩くことを考えていたので、非常に有難いです。


午前9時58分、御坪通過。


目洗清水手前の広場(旧幕営地?)からの眺めがいい感じです。



地蔵岳手前の紅葉の状況です。


午前11時39分、4時間48分で地蔵岳到着です。
本山方面はちょうど雲がかかっています。


御田に到着です。
登りでは意識しませんでしたが、ここに立派な杉の木。
周りはブナの木なのにここだけ杉の木です。
信仰の名残りなのでしょうね。


いよいよフィナーレ、大日杉跡です。
でも、実はザンゲ坂で滑って肘を擦りむきました😢


午後1時53分、7時間2分で何はともあれ駐車場に無事到着です。
台風のさなか、無事飯豊山を楽しんでくることができ、
山の神様に感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。


また、本山小屋ではフルーツなどいろいろお裾分けをいただきました。
本当にありがとうございました。
喜多方ラーメンを食して帰路へ。

2019飯豊本山2泊3日で最後に相まみえる飯豊の雄姿

2019-09-16 07:01:35 | 2019飯豊山
2019年7月6日、今シーズン初の飯豊山へ。
日程:2019年7月6日(土)~8日(月)

三日目の朝、午前4時過ぎに起きると、
空は朝日モードになっていますが、
ガスが発生しており霧雨を伴っています。




昨日の雨を伴う風のことが頭をよぎりましたが、
10分も過ぎると、ガスが何とか晴れ、見事な朝日へ。


ただ、まだガスが立ち込めているので、朝ラーを小屋で済ませ出発します。

見事な雲海、絶景です。
右から磐梯山、安達太良山、吾妻山と百名山三銃士や!


午前5時52分、山頂に4度目の到着。




どうですか、この景色!


だいぐら尾根の尾根の雲海の先には、朝日連峰の山塊。


また来るぞと思わせてくれる絶景です。




午前6時30分、本山小屋に戻り、下山開始です。


御秘所も晴れていると、気分が違います。


エーデルワイスも晴れているとさらにいい感じ。


草履塚と雪渓の間はお花まつり。



午前8時11分、切合小屋到着。
管理人さんが軒先を作っている最中でした。


ヒメサユリの花の数がすごい!
昨日は全く気づきませんでした。


昨日、雨に濡れた道程が暑くて、暑くてバテバテです。
午前9時50分、やっとの思いで三国小屋到着。


しばし、コーヒータイムで息を吹き返します。
午前10時26分、再び下山開始。


剣ヶ峰の岩稜ではストックをしまうポイントの明示が付けられています。




午前11時24分、峰秀水、
午前11時51分、横峰小屋跡、
午後0時2分、笹平、
午後0時21分、上十五里、
午後0時39分、中十五里、
午後0時53分、下十五里、
午後1時33分、 御沢野営場に到着です。


三国小屋から3時間7分、本山小屋から7時間3分。
今回も無事に飯豊山を楽しむことができ、山の神様に感謝です。

2019飯豊本山2泊3日で見事な夕日を堪能

2019-09-15 14:22:40 | 2019飯豊山
2019年7月6日、今シーズン初の飯豊山へ。
日程:2019年7月6日(土)~8日(月)

二日目の朝になってもガスが晴れることはなく風が強いため、
いくぶん風が弱まった午前6時11分に三国小屋を出発です。


雨は降っていないのですが、風とともに、雨を吹き付けてきます。

三国小屋から切合小屋まで、
尾根の右巻きルートでは風雨にさらされますが、
反対に左巻きルートでは、風は妨げられ、雨にも当たりません。
なんとも不思議な体験です。

午前6時49分、七森通過。
午前7時12分、種蒔到着。
ここから雪渓が現れますが、持参していた軽アイゼンは使わず。


全部で雪渓は3か所ありますが、
三国小屋から向かうときは2つ目の雪渓に注意が必要です。

まっすぐ進むと、夏道に出るのが大変になるので、
少し下りながら行く感じだと苦労せずに出ることができます。

午前7時32分、1時間21分で切合小屋に到着。
切合小屋も既にオープンしているため、小屋前の水場を使えます。
本山小屋の水場はまだ使えないため、ここで満タンにしてから出発です。

午前8時14分、草履塚に到着。
切合小屋から草履塚まで雪渓をひたすら登りますが、
ここでも軽アイゼンは使いませんでした。

ここからは日本のエーデルワイス、
ミヤマウスユキソウがとてもきれいです。


御秘所も問題なくクリアし、
一番心配した御前坂も左巻きに登っていくので、
風の影響は一部の区間のみでした。

午前9時30分、本山小屋に到着しましたが、
そのまま山頂へ向かいます。

午前9時47分、三国小屋から3時間36分で飯豊山山頂に到着です。
ここにたどり着くために一歩一歩進んで来たので、
達成感に満ち溢れてきます。


周りはガスで見えず風が強いため、すぐに本山小屋に戻ります。

午後になるとガスが切れてきたので、駒形山を目指します。



・・・。
準備をしている間にまたまたガスで覆われてしまいました。
再び山頂に到着しましたが、ちょっとだけ見えました。


さらに進み、駒形山に到着。
ここでもちょっとだけ見えましたが、
回復しそうにないので本山小屋に戻ります。


日の入りの1時間前になっても状況は変わらず。
午後7時前に最後の確認に外へ出ると、
まあ!なんということでしょう!!




ガスが晴れ、雲の切れ間から夕日が姿を現しています。
眺めていると赤みが増し、さらにいい感じへ。




もう本当に最高です。
夕日が沈むとまたガスが出てきます。


明日はご来光に期待して山小屋へ。

コンレイ(台風25号)通過が予想されるなか飯豊本山2泊3日へ〈前編〉

2019-09-14 10:44:36 | 2018飯豊山
2018年10月6日、大日杉小屋から飯豊山に行って来ました。
今年6月に登って以来、今シーズン2回目となります。
日程:2018年10月6日(土)~8日(月)

〈前編〉
午前5時53分、大日杉小屋から出発です。

ここから登ったのは2012年7月のこと。6年振りです。

急登が続き、さらに鎖場のザンゲ坂。
上りはいいのですが、最後の疲れているときの下りは怖いです。

御田を過ぎると次第に眺めが良くなり、蔵王連峰が姿を現します。
それにしても背中から焼けつく日差しが暑いです。

三国岳からルートが見えて来ました。
いつもはあちらからこちらを見ているので不思議な感じです。

高度が上がり、さらに蔵王連峰の眺めが良くなってきます。

見えて来ました、地蔵岳、そして左奥が本山方面です。
あそこまで行くのですから道のりは長いです。

左から蔵王連峰、中ほどに磐梯山、右側に飯豊の山塊、
牛ヶ岩山・地蔵山・三国岳・種蒔山と続いています。

午前9時5分、3時間12分で地蔵岳に到着です。
ここでおにぎりタイム。
ここから切合小屋までの長い道のりが待っています。

真ん中(左のとんがり山が磐梯山)には何と湖が見えます、そうです猪苗代湖。
肉眼では本当に青々とした湖面が見えました。

御坪に近づくとダケカンバがいい雰囲気を醸し出しています。

とにかく暑いです。まるで真夏の暑さでバテバテです。

切合小屋までもう一息ですが、種蒔山の水場(素敵な水場)で一息つきます。
本当に生き返りました。

ここが最後まで雪渓が残り、トラバースするのに苦労するところです。

大日岳から本山まで見事な景色です。
午後1時11分、7時間18分で切合小屋に到着です。

草履塚から喜多方市内の田んぼが見えます。
本当に牛の歩みになってしまい、切合小屋から57分も掛かっています。

姥権現に到着し、これから御秘所へ。
疲れているときは特に気を引き締めていかなければいけません。

いよいよ最後の難関、御前坂です。
この時点で午後2時59分でしたが、本当に青空がきれいです。
しかし、この後、登っている途中で状況が一変します。

後編へ続く。

2019飯豊本山2泊3日で初めての三国小屋泊

2019-09-14 09:54:57 | 2019飯豊山
2019年7月6日、今シーズン初の飯豊山へ。
日程:2019年7月6日(土)~8日(月)

雨続きの中、天気が良さそうな週末を狙い、
午後0時21分、川入登山口の御沢野営場(喜多方市)から出発します。
こんなに遅くに出発した登山は初めてです。

それもそのはず本日の行程は三国小屋泊り。
日は長いし、夕方に着けばいいという考え。

次の日、夜明けとともに登る1泊コースも考えましたが、
実は飯豊の稜線上の小屋で三国小屋に泊まったことがありません。

駐車場にはかなりの台数が止まっていましたが、
この日は喜多方市による第27回飯豊山山開きだった模様。


午後1時5分、最初の目印、下十五里に到着。
なんと、看板が新しくなっています。
黒い標識でカッコいいです。


約20分後、中十五里に到着すると、こちらは古いまま。
すべて新しくしたわけではなく、こちらは部分補修。


もうひとつ新しく設置されていたのが、
「神社参道につきストック先端にゴムキャップを必ず装着下さい」というもの。


「山のストレスを軽くするため」と言われるより、言葉に重みがあります。

午後2時44分、横峰到着。
補修した部分が既に壊れています。熊でしょうか・・・。


この辺りからお花が彩りを添えます。
イワカガミ、アカモノ、マイヅルソウなど。


午後3時11分、2時間50分で峰秀水の水場へ。
前回ここまで2時間半。
三国の水場には行きたくないので、こちらでたっぷり補給します。

地蔵山下分岐からはミツバオウレン、イワイチョウ、ムラサキヤシオなど。

剣ヶ峰の岩稜に差し掛かると、稜線はガスで包まれています。
今年も変わらずヒメサユリがきれいです。


午後4時35分、4時間14分で三国小屋に到着です。
前回、4時間22分と、水場での20分差が縮まっているから不思議です。


初めての三国小屋は快適そのもの。
小屋から外に出ることなく、トイレに行けるし、トイレもきれいです。
山ガールのみならずうれしい限り。

昼間の本山は晴れていたそうですが、
気温は11度と、本当に夏なのでしょうか。


明日は晴れることを祈って就寝します。