


何時の時代も品性とか人柄は、優しさや思いやりの心を表してるのではと思って居ります。
長年培ってきた心遣いからにじみ出るもので、
昨日今日気付いて問われるものではないと思います。
母方の祖母が、子供の頃、人の悪口を言ってはいけない、
人を陥れるようなことはしてはいけない、
人を思い遣る心、其のことによって品性が備わるとよく言ってました。
祖母の言葉を、若いころはあまり気にも掛けて居りませんでしたが、
歳を重ねるごとに、祖母の教えが理解できるようになり、
もっと早くそのことに気付いて居たらと思う時があります。
人として在るべき姿を、先人方が教え諭し伝えてきたことは、
人格品格を身に着けるための、教えであると思うと、
これからも日本人が心がけておきたい教えだと思います。
難しく考えるのではなく、思いやりの心を示す事で
自然と身に付く事なので、高齢になった今だから余計に、
品性を磨くことを意識したいと思って居ります。
今日も一日笑顔で感謝して過ごせますように!!
今日は父の日です!!皆さんはどんな容で、お父さんに感謝してるのでしょうか。
わたしは嫁いでからも、母の日父の日、其々の誕生日等、嫁ぎ先の両親、実家の両親にプレゼントをしてました。
両親が他界するまで、節目節目の私自身の誕生日にも、両親に感謝のプレゼントを送ってました。
電話口の母が涙声で「ありがとう」と言ってくれ、何か少しだけ親孝行できたかなと、自己満足してました。
わたしは、普段から何かとプレゼントする事が多かったと思います。
人は、生まれて成人するまで、両親から愛情をかけてもらい、育み慈しみ、何事が在っても、守って育ててもらった恩と感謝の気持ちを、持ち続ける事が大切だと思います。
何時の時も、親は自分の子供が大人になっても、心に掛け気に掛け案じてるのです。
84歳の高齢になり、見守る歳から見守られる歳になり、人の優しさがどれほどうれしく、どれ程有難いかと思う時、
あの時この時、もっと両親に優しくしておけばよかったと、
何か申し訳ない気になる時があります。
親が子供の幸せを願い、見守ってくれてると思うから、喜びや勇気や力を得たり安心感を得ることが出来るのだと思います。
「親に孝を尽くすと幸せに成れる」と諭された戦前育ちの世代ですが、今余りそうした言葉を聞く事は無いように思います。
聞くところによると、最近学校から二宮尊徳像が撤去されてると言われてます。何故なのでしょうか?。時代に遭わないと言われてるとか?
とんでもない、今こそ両親ご先祖様に感謝する事、強いては社会のお役に立つという事を、積極的に教え諭すことが必要だと思います。
今日はお父さんに、何時も私達のために頑張ってくれて
「ありがとうございます」と心から感謝しましょう!!。
今日も一日笑顔で感謝して過ごしましょう!!
柴田トヨさんの百歳の詩集の中に、「振り込め詐欺犯さんに」と題し、
「今 あなたのしていることを知ったら あなたの家族は
どう思うかしら 子供の頃 あなたには やさしい心があった筈
風の囁きも 聞こえた筈よ弱い人たちを 苦しめないで
その知恵を 良い事に使ってください」
皆がそう思う世の中で在って欲しいと思います。
振り込め詐欺に遭わない様、家族や近しい方々との
コミュニケーションを大切にしたいと思います。
今日も一日笑顔で感謝して過ごせますように!!
日本のことわざは、先人方の知恵として大変面白く、
生きる術を教えてくれるような気がして、
時折ことわざの本を開いて見る事が在ります。
ページをめくりながら、今の時代を象徴した諺と目に付いたのが、
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」?「朱に交われば赤くなる」?
「木を視て森を視ず」?「天に唾する」?「恩を仇で返す」?
「仏作って魂入れず」?「悪貨は良貨を駆逐する」?「一寸先は闇」?
「蒔かぬ種は生えぬ」?あれもこれも先人方が、
どの時代になってもズバリと心理を言い当ててるような気がしました。
平凡な日々を過ごす中で、何かを見つけ出し、些細な事にも関心を持つ、
諺一つとっても、いろんなことを思い出したり考えたりする事が出来、
わたしの頭を活性化させ、ボケ防止になってると思います。
老いの日々を如何に過ごすか、工夫しつつ考えつつ、
何事にも思いを馳せることで、楽しく一日を過ごす様にしてます。
今日も一日笑顔で感謝して過ごせますように!!