倖せは自分しだい!

人生は50代からが面白い!
日々の想い、出来事、大切な思い出を綴ります。

・京都 「湯の花温泉 翠泉」 朝食

2015年03月22日 | 国内旅行・ホテル・宿・食事・観光
朝食も夕食と同じ個室でいただきます。
朝食にはお献立はありません。

テーブルには既に、ご飯のおともが並んでいました。
器が春らしいです。

・鮭のほぐし身、イクラ、桜の花びらの器の中にはちりめん山椒、白い器には粕漬、牛肉のそぼろ。
・海苔とお漬物


・お味噌汁が鍋ごと運ばれてきて来ました。
・炊き立ての土鍋ご飯

・お味噌汁は大根、お豆腐、湯葉、生麩(具が大きいです)
・ジュースは温州みかん。2種類から選びます。
ガラスの容器ごと運んで来まして、目の前でグラスに注ぎます。



・夕食の時に、朝食でいただくお魚を選びます。これは水鰈。
のどぐろ、しまほっけ、本しゃも、鰆の西京漬、厚揚げ(魚ではありませんが)などがありました。
・温泉玉子は、先に「あん」が運ばれてきます。温かい温泉玉子が山盛りに入った籠を仲居さんが持って来ます。「お好きなだけどうぞ」と食べ放題(笑)一個で十分でしたが・・

・本日のおばんざい。
大皿に入ったおばんざいを運んで来まして、まず全体像を見せます。
それから小皿に取り分けます。
・これは、初めからテーブルに出ていた、ヨーグルト。
お料理はどれも上品なお味で、美味しいです。

ここの食事は、パフォーマンスが多く、目と舌の両方を楽しませてくれます。
おそらく、ただテーブルに並んでいたならば、普通の朝食ですが・・・
数々の演出効果で、内容以上の満足度を提供することができているのかと思います。
美味しく食べることへの手間を惜しまない姿勢、大切ですね。
ですので、写真で見る以上に満足感のある朝食でした。
ご馳走様でした。

朝食の後は、ラウンジでコーヒーを頂き、静かな空間で新聞や雑誌を読み・・・
本当にゆったりした時間を過ごすことができました。

料理長さんが、チェックアウトの時にも挨拶にいらして、駐車場までお見送りをして下さいました。
お客様を大切にされている気持ちが伝わります。
他のスタッフさんにも気持ちの良い接客をしていただきました。
「湯の花温泉 翠泉」
素敵な時間を過ごせるお宿でございます。


・京都 「湯の花温泉 翠泉」 夕食

2015年03月22日 | 国内旅行・ホテル・宿・食事・観光
夕食はお食事処の個室でいただきます。
テーブルには前菜が運ばれていました。
お箸の上に乗っているのは、食前酒用の「盃」
仲居さんが「桃酒」を運んできて、「盃をお取りください、食前酒の桃酒です」と、盃に桃酒を注いでくれました。
桃酒、甘くて美味しい。でも、量が少ない・・・

・桃の節句にちなんだ前菜
ハマグリの形の器や菱餅に見立てたお料理に桃の花、可愛らしくて、雰囲気が出ていますね。

・松葉蟹と白菜の煮物椀 ~青さのりの香にて~
とても良いお出汁で、美味しいです。
・お向(お刺身)平目、川魚、海老
お醤油、胡麻油とお塩の、好みで二つの付けだれでいただきます。
淡白な平目にごま油とお塩がよく合い、とても美味しかったです。
お刺身に胡麻油・・・意外性を感じますが・・カルパッチョをイメージすると美味しいのも納得。


・蒸し寿司
春らしい色合いです、小さな蒸篭で可愛らしいです。
山菜と白魚が乗っています。
・金目鯛春野菜盛り
これも、春の香満載です。薄いオレンジ色のソースはお魚の肝を使ったソースとのことで?コクのある濃厚なお味でした。

・翠泉特製チーズ
なぜかここでスモークチーズが登場です。丁度良いとろみ具合の芳ばしい香のチーズ、ワインが欲しくなります。
・蛤小鍋 新蕗 花柚子
蛤の入った真薯の小鍋、花柚子の可憐な花と香が良い感じです。
蛤美味しいです。



・丹波牛の炊き合わせ 
牛肉、信長葱と九条葱 車麩を山芋とろろでいただきます。
すき焼き感覚ですね、食べやすいお肉と柔らかく甘みのある信長葱が美味しかったです。
・桜海老ご飯
・新酒の粕汁

「おかわりにちりめん山椒ご飯もあります」の言葉に、ちりめん山椒が大好きな私はどうしても食べたくて・・・
・ちりめん山椒ごはん(桜海老ご飯は半分しか食べていません・・言い訳)
・苺のデザート
~料理長からのバレンタインのお返し~
フレンチのデザートの様に華やかです。

ここで、料理長さんが御挨拶に来てくれました。
おもてなしの心を感じますね。
作ってくださった方と会話を交わすと、お料理の印象も上がります。

このお夕食、和食なのですが、所々にイタリアンやフレンチのテイストが盛り込まれていて、見た目も美しく、和食の繊細なお味とのバランスのとれた美味しいお料理の品々でした。
ご馳走様でした!