千原せいじの不倫をなぜか「さわやか」と賛美!女性の不倫は徹底糾弾し男の不倫を持ち上げるワイドショーの男尊女卑
2019.05.19 07:00
16日発売の「週刊文春」(文芸春秋)で不倫スキャンダルをスクープされた千原せいじ。言っておくが、もともと本サイトは個人の不倫を批判するつもりもないし、むしろ不倫を犯罪のごとく糾弾するワイドショーの風潮には批判的だが、しかし、今回この話題を取り上げたテレビの“ダブルスタンダード”には呆れざるをえない。
その代表格が16日放送の『バイキング』(フジテレビ)だ。『バイキング』といえば、これまで不倫だけでなく薬物事件など様々な問題に“道徳”や“常識”を振りかざしてバッシングしてきた番組だが、千原せいじの不倫に関しては一転、せいじを糾弾するどころか、逆に歯が浮くような賞賛をしまくったのだ。
そもそも「週刊文春」の報道は、妻子のいるせいじが、5月に「浜崎あゆみ似のスレンダー美女・A子さん」と名古屋市のホテルで一夜をともにしたと伝えるもの。「文春」は、せいじがコンビニ前でA子さんにアイスを「あーん」してもらう姿を激写。記者がせいじに直撃をかけて、「たまたまモテたんやってぇ」などと不倫を“告白”させたという内容だ。記事冒頭には、せいじのこんなセリフが掲載されている。
「やっぱりあの……ちょっと他のものも食べてみたいとかね。カレーライスばっかりじゃなくて、たまにはハヤシライスとかハッシュドビーフも食べたくなるしねぇ。……また怒られるで、これ。女性を食べ物にたとえて」
不倫を悪びれないせいじの態度はともかく、女性を「ハヤシライスも食べたくなる」などと言ってギャグにするのは、明らかに性差別的な発想だ。どう考えてもおかしいだろう。
ところが、『バイキング』ではそんな批判は皆無。むしろ、MCの坂上忍やコメンテーターのフットボールアワーらが、せいじをこれでもかと持ち上げまくったのだ。
たとえば、のっけから坂上が「お兄ちゃんらしく大胆といいますか」とコメントし、前述の不倫相手からアイスを食べさせてもらっている写真にスタジオは大爆笑。フットボールアワー・岩尾望は「さすがせいじさんというかね」「ここまできたらほんまに何もなかった大吉さんよりさわやかにみえる」「全然なんかもう、さわやか、ほほえましいって思っちゃうくらい堂々としてはりますよね」と博多大吉と赤江珠緒の“芝生デート”と比べて、せいじの不倫を“さわかや”“ほほえましい”と絶賛した。この空気のまま、どんどんせいじの“人徳”や“モテ話”になっていった。
さらに唖然としたのは、「週刊文春」の直撃取材に対しせいじが不倫を認めたことが紹介されたときだ。なぜか“変装をせずに堂々と記者の取材に応じたせいじは偉い!”という論調一色に染まり、あげく、坂上が「ここまで堂々とされちゃうと、なんか本当に、えっ、不倫相手なの? それともなんか従姉妹かなんかと思っちゃうよね」と言い出すなど、“これは不倫ではない”という方向に誘導されていく。意味が分からないが、極めつけは坂上がぶったこんな“男の不倫容認論”だ。
「僕はわかんないけど、男ってその時々で本気になれるっていうじゃないですか。(略)。結婚しててもせいじくんみたいに、よそに好きな人ができたらその人に対してその瞬間だけ男の人って本気になれるっていうじゃないですか、僕はわからないけど」
「(せいじが不倫相手の女性をハヤシライスにたとえた後で)ここで『また怒られるで、これ。女性を食べ物にたとえて』って。これが後追いでも、すぐに(そのセリフが)出てくるってね。芸人さんって頭の回転が速いなっていつも思うんですよ」
そして「まあ、でも本当に、せいじくんのお人柄がうかがえるようなね、ニュースではありました」などと言って、坂上はにこやかにこの話題を締めくくった。
女性を「食べ物」にたとえて「欲望のはけ口」扱いする女性蔑視をまったく問題視することなく、反対に「頭の回転が速い」などと言って褒め、“男は不倫してもしょうがない”と正当化する……。
まったく、どうかしているとしか思えないが、驚くことに、せいじの不倫を批判せずに擁護したのは『バイキング』だけではなかった。
せいじが火曜日レギュラーを務める『ノンストップ!』(フジテレビ)でも、MCの設楽統が「記者の方と新幹線で品川(駅)から静岡まで(取材に)答えるなんて、せいじさんらしい。すごいですよね」とヨイショ。一応、大久保佳代子は「許せませんね。クビにしましょう。『ノンストップ!』をクビにしましょう」「女性の敵ですよ」と発言したが、これも明らかに本気ではなく、ギャグで言ったにすぎない。まさに“笑い”に変換して“男の不倫”を正当化しているとしか思えない有様だった。
いったい、これはどういうことなのか。ひとつの理由として考えられるのは、ワイドショーにおける吉本興業の存在感だろう。
せいじが所属する吉本は、ジャニーズやバーニング系列ほどではないにせよ、テレビに多大な影響力を持つ巨大事務所である。実際、吉本はワイドショーに大量の所属芸人を送り込んでおり、『バイキング』でせいじを擁護したフットボールアワーの2人も吉本の後輩だ。同じく吉本所属である雨上がり決死隊・宮迫博之の二股不倫の際もそうだったが、ワイドショーではお仲間の芸人が、互いのスキャンダルを“笑い”を隠れ蓑にしてかばい合う構造ができあがっているのだ。
しかし、今回のせいじの場合、所属事務所のパワー以前の問題だろう。ようするに、不倫をしたのが男性か女性かという違いだ。
実際、『バイキング』ではかつて、坂上がベッキーの不倫騒動に触れて「身内だからこそ、安易に擁護すべきじゃない!」と語っていたが、今回のせいじの不倫に対しては、まさに“安易に擁護”。これは女性にだけ貞操を求め、男性の不倫はネタとして笑い話にされているということに他ならない。
思い出してほしい。ベッキーや矢口真里、上原多香子、今井絵里子、斉藤由貴、藤吉久美子ら女性芸能人の不倫が、どれだけ過剰な批判を浴びたか。謝罪会見を開いても収まるどころかますます集中砲火を浴び、レギュラー番組の降板、さらには芸能活動休止にさえ追い込まれた者さえいる。しかし、一方のせいじは糾弾されるどころか、賛美まで受け、現在のところ謝罪会見はおろか、出演休止の話も出ていない。
もっとも、これはワイドショーだけの問題でなく、女性に不寛容な日本社会の空気も反映しているのだろう。もともとマッチョで男尊女卑の傾向が強い芸人たちが、さらに世間の空気に乗って女性の不倫は厳しく批判する一方、お仲間の不倫は“笑い”にして済まそうとするのだ。
たとえば、せいじの弟である千原ジュニアは、2010年6月26日に放送された『人志松本のすべらない話』(フジテレビ)で、木村祐一と一緒に部屋へ連れ込んだ女性が「私はそんなつもりで来たんじゃない」と言って帰ろうとすると、木村が冷凍室から取り出した鶏肉を投げつけた……という話を披露した。被害者が訴えていれば刑事事件になっていてもおかしくない事案だが、これをジュニアは「すべらない話」としてネタにしているのだ。女性を食べ物に喩えたせいじもそうだが、女性をモノ扱いする男尊女卑の価値観が剥き出しだろう。
ナインティナインの岡村隆史はラジオで「なんか、1個ステージ上がった気がするんですけど…せいじさんの」「結局、せいじさんって、そんなにダメージないで」と、ステージが上がるとすら予想している。これをきっかけに干されるどころか、コメンテーターとしての仕事がさらに増えそうな気配すらある。
さらに言えば、テレビでせいじが叩かれないのは、ネットからの批判が高まらないからという側面もあるだろう。もともと、せいじはテレビ番組などで安倍政権を擁護し野党を攻撃、韓国などへのヘイト発言を繰り返すなど“安倍応援団”的な立ち位置の芸人であり、ネット右翼からの人気が高い。
テレビ局がいま一番神経を尖らせているのは、ネトウヨのような声の大きいクレーマーによる“抗議電話”や“炎上攻撃”なわけだが、その意味で言えば、ワイドショーは“安倍応援団”であるせいじを叩くよりも、擁護したほうがリスクが少ない。意識的か無意識かはわからないが、確実にそういう空気を感じているはずだ。
本日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)にもゲスト出演し、不倫報道について語る予定の千原せいじ。松本人志や東野幸治らが『バイキング』や『ノンストップ!』以上に馴れ合いの茶番を繰り広げることは間違いないだろう。
いずれにしても、女性の不倫には目くじらをたて大バッシングを展開し、一方の男性の不倫、安倍応援団の不倫は「ほほえましい」などと賞賛してしまう日本のワイドショー。歪みきっているとしか言いようがない。
(編集部)
(リテラより)
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
単純に、
気持ち悪いですね!
最近のテレビは、バラエティは特に全然つまらなくなった。
出てるヤツらだけでガハガハ笑ってる。
何がおかしいの?
ちっともおかしくないし、話の中身は空っぽだし、個々人が無知全開でコメントも薄っぺら。
芸能人の不倫や離婚もどうでもいいわ。
興味無いし、身内を庇うためだけの番組なら、いっその事その話題に触れなくていいわ。
不愉快なだけだし。
楽屋でやってくれ。
で、
私がここであれこれ言ったって、コイツらテレビの人間は、なんとも感じないだろう。
だって、私は客じゃないから。
私だけじゃない。
テレビを観ている一般視聴者は、コイツらからすると客じゃないから。
視聴率うんぬん言ってるが、それは単なる目安であって、直接的な客は私ら国民ではない。
企業だ。
スポンサーである企業が喜ぶ番組作りに取り組んでれば言い訳よ。
野次馬が覗きたくなる番組を作って、それを観る人が多ければ、そこにCMを貼り付けて金を払ってくれる企業が増える。
企業が広告を出す目安となるのが視聴率。
だから、国民がマトモに政治を考えたり、倫理観を追求したり、社会問題を議論したりするための、あらゆる情報を流す義務もない。
流したくないのは流さない。
流したいことだけ流す。
そういう番組作りしか出来ないんですよ。
期待する方が無駄
最近ではなんですか?
小室さんのことばかり朝から晩まで言ってますね。
そんなに皆さん興味あるの???
私は無いですね。
頑張って勉強して、いい職業について、好きな人を幸せにしたい。
考えてることは普通の一般男性と同じですね。
頑張ってください。
それだけです。
あとは、
平成からレイワに移るということで、その話題と、それに関連して天皇家の事を4月から5月にかけてずっと流しっぱなし。
もういいんじゃない??
もうすぐ6月ですよ。
いつまでやるの?
その間、政治も経済も動いてますが、それに関心を持ってる国民はいったいどれだけ?
国民の目をそらさせるのが目的なの???
働き方改革法の改正法が4月から適用開始されてます。
どうなってるのか、きっと誰もわかりませんね。
マスコミは報道しないので。
低所得世帯の高等教育負担を軽減する法案も成立しました。
お気づきでしょうか??
これは良いことなので隠す必要は無いですが、詳しい報道はテレビでされましたか?
学費の負担から大学を諦めている方々には早く知ってもらいたい情報ですね。
千原せいじの不倫報道なんか、1円にもならないので、こっちの方が明らかに国民のためになる情報です。
あと、ドローン等飛行禁止改正法も成立しました。
オリンピックやテロ対策なーんて言ってたけど、成立した途端真っ先に禁止区域に指定されたのが『海兵隊基地上空』でした。
思った通りですね。
国民の知る権利を妨害する意図満々の法案成立です。
はっきり言って、海兵隊基地上空を飛んだって、海兵隊の機密など手に入れられるわけが無い。
ホントの目的は、辺野古基地建設の埋め立て工事の進捗度合いを隠すためだろう。
出来上がらない基地の無駄な工事を、国民の目に触れないところでコソコソとやるため。
そんな無駄な事のために法律も変えちゃうんですから。
で、
『変則型登記解消法』が成立しました。
えっ?
なんだこれ?
って思った方、多いのでは?
所有者不明の土地、つまり登記されてなくて所有者がわからない土地の調査権限を登記官に与えるというもの。
所有者が判明すれば、正しく登記し直し、不明ならば今後売却などという手続きに移行するかもしれない。
土地の有効利用という観点なのかなんなのか目的はよくわからんが、私が思うに、これらが整備されることによって、登記されてない土地、もしくは所有者不明の土地から固定資産税をしっかり取れるようにする、又は、放置された土地の国有化、売却すればその収入も財源になるという事なのでは?
そして、
4月1日から改正入管法施行。
外国人労働者を一気に増やします。
労働者の保険制度の問題や、家族の教育環境の整備など、なんにも決まってない具体的な案件はどうなったんでしょうか?
決まったの??
そして、
『森林経営管理法』の制度が4月から施行。
所有者が管理できないと、市町村が業者らに伐採を委託できる……というもの。
民間業者がむやみに大量伐採をする事が可能となり、環境破壊は免れない。
なんでもかんでも民営化。
この国の破壊に励んでるようですね。
こういう大変な変化が次々と起こってるのに、マスコミは『令和』の話しかしません。
天皇家の話ばかり。
小室さんの話ばかり。
芸能人の離婚・不倫の話ばかり。
だから、国民がバカになって行くんです。
2019.05.19 07:00
16日発売の「週刊文春」(文芸春秋)で不倫スキャンダルをスクープされた千原せいじ。言っておくが、もともと本サイトは個人の不倫を批判するつもりもないし、むしろ不倫を犯罪のごとく糾弾するワイドショーの風潮には批判的だが、しかし、今回この話題を取り上げたテレビの“ダブルスタンダード”には呆れざるをえない。
その代表格が16日放送の『バイキング』(フジテレビ)だ。『バイキング』といえば、これまで不倫だけでなく薬物事件など様々な問題に“道徳”や“常識”を振りかざしてバッシングしてきた番組だが、千原せいじの不倫に関しては一転、せいじを糾弾するどころか、逆に歯が浮くような賞賛をしまくったのだ。
そもそも「週刊文春」の報道は、妻子のいるせいじが、5月に「浜崎あゆみ似のスレンダー美女・A子さん」と名古屋市のホテルで一夜をともにしたと伝えるもの。「文春」は、せいじがコンビニ前でA子さんにアイスを「あーん」してもらう姿を激写。記者がせいじに直撃をかけて、「たまたまモテたんやってぇ」などと不倫を“告白”させたという内容だ。記事冒頭には、せいじのこんなセリフが掲載されている。
「やっぱりあの……ちょっと他のものも食べてみたいとかね。カレーライスばっかりじゃなくて、たまにはハヤシライスとかハッシュドビーフも食べたくなるしねぇ。……また怒られるで、これ。女性を食べ物にたとえて」
不倫を悪びれないせいじの態度はともかく、女性を「ハヤシライスも食べたくなる」などと言ってギャグにするのは、明らかに性差別的な発想だ。どう考えてもおかしいだろう。
ところが、『バイキング』ではそんな批判は皆無。むしろ、MCの坂上忍やコメンテーターのフットボールアワーらが、せいじをこれでもかと持ち上げまくったのだ。
たとえば、のっけから坂上が「お兄ちゃんらしく大胆といいますか」とコメントし、前述の不倫相手からアイスを食べさせてもらっている写真にスタジオは大爆笑。フットボールアワー・岩尾望は「さすがせいじさんというかね」「ここまできたらほんまに何もなかった大吉さんよりさわやかにみえる」「全然なんかもう、さわやか、ほほえましいって思っちゃうくらい堂々としてはりますよね」と博多大吉と赤江珠緒の“芝生デート”と比べて、せいじの不倫を“さわかや”“ほほえましい”と絶賛した。この空気のまま、どんどんせいじの“人徳”や“モテ話”になっていった。
さらに唖然としたのは、「週刊文春」の直撃取材に対しせいじが不倫を認めたことが紹介されたときだ。なぜか“変装をせずに堂々と記者の取材に応じたせいじは偉い!”という論調一色に染まり、あげく、坂上が「ここまで堂々とされちゃうと、なんか本当に、えっ、不倫相手なの? それともなんか従姉妹かなんかと思っちゃうよね」と言い出すなど、“これは不倫ではない”という方向に誘導されていく。意味が分からないが、極めつけは坂上がぶったこんな“男の不倫容認論”だ。
「僕はわかんないけど、男ってその時々で本気になれるっていうじゃないですか。(略)。結婚しててもせいじくんみたいに、よそに好きな人ができたらその人に対してその瞬間だけ男の人って本気になれるっていうじゃないですか、僕はわからないけど」
「(せいじが不倫相手の女性をハヤシライスにたとえた後で)ここで『また怒られるで、これ。女性を食べ物にたとえて』って。これが後追いでも、すぐに(そのセリフが)出てくるってね。芸人さんって頭の回転が速いなっていつも思うんですよ」
そして「まあ、でも本当に、せいじくんのお人柄がうかがえるようなね、ニュースではありました」などと言って、坂上はにこやかにこの話題を締めくくった。
女性を「食べ物」にたとえて「欲望のはけ口」扱いする女性蔑視をまったく問題視することなく、反対に「頭の回転が速い」などと言って褒め、“男は不倫してもしょうがない”と正当化する……。
まったく、どうかしているとしか思えないが、驚くことに、せいじの不倫を批判せずに擁護したのは『バイキング』だけではなかった。
せいじが火曜日レギュラーを務める『ノンストップ!』(フジテレビ)でも、MCの設楽統が「記者の方と新幹線で品川(駅)から静岡まで(取材に)答えるなんて、せいじさんらしい。すごいですよね」とヨイショ。一応、大久保佳代子は「許せませんね。クビにしましょう。『ノンストップ!』をクビにしましょう」「女性の敵ですよ」と発言したが、これも明らかに本気ではなく、ギャグで言ったにすぎない。まさに“笑い”に変換して“男の不倫”を正当化しているとしか思えない有様だった。
いったい、これはどういうことなのか。ひとつの理由として考えられるのは、ワイドショーにおける吉本興業の存在感だろう。
せいじが所属する吉本は、ジャニーズやバーニング系列ほどではないにせよ、テレビに多大な影響力を持つ巨大事務所である。実際、吉本はワイドショーに大量の所属芸人を送り込んでおり、『バイキング』でせいじを擁護したフットボールアワーの2人も吉本の後輩だ。同じく吉本所属である雨上がり決死隊・宮迫博之の二股不倫の際もそうだったが、ワイドショーではお仲間の芸人が、互いのスキャンダルを“笑い”を隠れ蓑にしてかばい合う構造ができあがっているのだ。
しかし、今回のせいじの場合、所属事務所のパワー以前の問題だろう。ようするに、不倫をしたのが男性か女性かという違いだ。
実際、『バイキング』ではかつて、坂上がベッキーの不倫騒動に触れて「身内だからこそ、安易に擁護すべきじゃない!」と語っていたが、今回のせいじの不倫に対しては、まさに“安易に擁護”。これは女性にだけ貞操を求め、男性の不倫はネタとして笑い話にされているということに他ならない。
思い出してほしい。ベッキーや矢口真里、上原多香子、今井絵里子、斉藤由貴、藤吉久美子ら女性芸能人の不倫が、どれだけ過剰な批判を浴びたか。謝罪会見を開いても収まるどころかますます集中砲火を浴び、レギュラー番組の降板、さらには芸能活動休止にさえ追い込まれた者さえいる。しかし、一方のせいじは糾弾されるどころか、賛美まで受け、現在のところ謝罪会見はおろか、出演休止の話も出ていない。
もっとも、これはワイドショーだけの問題でなく、女性に不寛容な日本社会の空気も反映しているのだろう。もともとマッチョで男尊女卑の傾向が強い芸人たちが、さらに世間の空気に乗って女性の不倫は厳しく批判する一方、お仲間の不倫は“笑い”にして済まそうとするのだ。
たとえば、せいじの弟である千原ジュニアは、2010年6月26日に放送された『人志松本のすべらない話』(フジテレビ)で、木村祐一と一緒に部屋へ連れ込んだ女性が「私はそんなつもりで来たんじゃない」と言って帰ろうとすると、木村が冷凍室から取り出した鶏肉を投げつけた……という話を披露した。被害者が訴えていれば刑事事件になっていてもおかしくない事案だが、これをジュニアは「すべらない話」としてネタにしているのだ。女性を食べ物に喩えたせいじもそうだが、女性をモノ扱いする男尊女卑の価値観が剥き出しだろう。
ナインティナインの岡村隆史はラジオで「なんか、1個ステージ上がった気がするんですけど…せいじさんの」「結局、せいじさんって、そんなにダメージないで」と、ステージが上がるとすら予想している。これをきっかけに干されるどころか、コメンテーターとしての仕事がさらに増えそうな気配すらある。
さらに言えば、テレビでせいじが叩かれないのは、ネットからの批判が高まらないからという側面もあるだろう。もともと、せいじはテレビ番組などで安倍政権を擁護し野党を攻撃、韓国などへのヘイト発言を繰り返すなど“安倍応援団”的な立ち位置の芸人であり、ネット右翼からの人気が高い。
テレビ局がいま一番神経を尖らせているのは、ネトウヨのような声の大きいクレーマーによる“抗議電話”や“炎上攻撃”なわけだが、その意味で言えば、ワイドショーは“安倍応援団”であるせいじを叩くよりも、擁護したほうがリスクが少ない。意識的か無意識かはわからないが、確実にそういう空気を感じているはずだ。
本日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ)にもゲスト出演し、不倫報道について語る予定の千原せいじ。松本人志や東野幸治らが『バイキング』や『ノンストップ!』以上に馴れ合いの茶番を繰り広げることは間違いないだろう。
いずれにしても、女性の不倫には目くじらをたて大バッシングを展開し、一方の男性の不倫、安倍応援団の不倫は「ほほえましい」などと賞賛してしまう日本のワイドショー。歪みきっているとしか言いようがない。
(編集部)
(リテラより)
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
単純に、
気持ち悪いですね!
最近のテレビは、バラエティは特に全然つまらなくなった。
出てるヤツらだけでガハガハ笑ってる。
何がおかしいの?
ちっともおかしくないし、話の中身は空っぽだし、個々人が無知全開でコメントも薄っぺら。
芸能人の不倫や離婚もどうでもいいわ。
興味無いし、身内を庇うためだけの番組なら、いっその事その話題に触れなくていいわ。
不愉快なだけだし。
楽屋でやってくれ。
で、
私がここであれこれ言ったって、コイツらテレビの人間は、なんとも感じないだろう。
だって、私は客じゃないから。
私だけじゃない。
テレビを観ている一般視聴者は、コイツらからすると客じゃないから。
視聴率うんぬん言ってるが、それは単なる目安であって、直接的な客は私ら国民ではない。
企業だ。
スポンサーである企業が喜ぶ番組作りに取り組んでれば言い訳よ。
野次馬が覗きたくなる番組を作って、それを観る人が多ければ、そこにCMを貼り付けて金を払ってくれる企業が増える。
企業が広告を出す目安となるのが視聴率。
だから、国民がマトモに政治を考えたり、倫理観を追求したり、社会問題を議論したりするための、あらゆる情報を流す義務もない。
流したくないのは流さない。
流したいことだけ流す。
そういう番組作りしか出来ないんですよ。
期待する方が無駄
最近ではなんですか?
小室さんのことばかり朝から晩まで言ってますね。
そんなに皆さん興味あるの???
私は無いですね。
頑張って勉強して、いい職業について、好きな人を幸せにしたい。
考えてることは普通の一般男性と同じですね。
頑張ってください。
それだけです。
あとは、
平成からレイワに移るということで、その話題と、それに関連して天皇家の事を4月から5月にかけてずっと流しっぱなし。
もういいんじゃない??
もうすぐ6月ですよ。
いつまでやるの?
その間、政治も経済も動いてますが、それに関心を持ってる国民はいったいどれだけ?
国民の目をそらさせるのが目的なの???
働き方改革法の改正法が4月から適用開始されてます。
どうなってるのか、きっと誰もわかりませんね。
マスコミは報道しないので。
低所得世帯の高等教育負担を軽減する法案も成立しました。
お気づきでしょうか??
これは良いことなので隠す必要は無いですが、詳しい報道はテレビでされましたか?
学費の負担から大学を諦めている方々には早く知ってもらいたい情報ですね。
千原せいじの不倫報道なんか、1円にもならないので、こっちの方が明らかに国民のためになる情報です。
あと、ドローン等飛行禁止改正法も成立しました。
オリンピックやテロ対策なーんて言ってたけど、成立した途端真っ先に禁止区域に指定されたのが『海兵隊基地上空』でした。
思った通りですね。
国民の知る権利を妨害する意図満々の法案成立です。
はっきり言って、海兵隊基地上空を飛んだって、海兵隊の機密など手に入れられるわけが無い。
ホントの目的は、辺野古基地建設の埋め立て工事の進捗度合いを隠すためだろう。
出来上がらない基地の無駄な工事を、国民の目に触れないところでコソコソとやるため。
そんな無駄な事のために法律も変えちゃうんですから。
で、
『変則型登記解消法』が成立しました。
えっ?
なんだこれ?
って思った方、多いのでは?
所有者不明の土地、つまり登記されてなくて所有者がわからない土地の調査権限を登記官に与えるというもの。
所有者が判明すれば、正しく登記し直し、不明ならば今後売却などという手続きに移行するかもしれない。
土地の有効利用という観点なのかなんなのか目的はよくわからんが、私が思うに、これらが整備されることによって、登記されてない土地、もしくは所有者不明の土地から固定資産税をしっかり取れるようにする、又は、放置された土地の国有化、売却すればその収入も財源になるという事なのでは?
そして、
4月1日から改正入管法施行。
外国人労働者を一気に増やします。
労働者の保険制度の問題や、家族の教育環境の整備など、なんにも決まってない具体的な案件はどうなったんでしょうか?
決まったの??
そして、
『森林経営管理法』の制度が4月から施行。
所有者が管理できないと、市町村が業者らに伐採を委託できる……というもの。
民間業者がむやみに大量伐採をする事が可能となり、環境破壊は免れない。
なんでもかんでも民営化。
この国の破壊に励んでるようですね。
こういう大変な変化が次々と起こってるのに、マスコミは『令和』の話しかしません。
天皇家の話ばかり。
小室さんの話ばかり。
芸能人の離婚・不倫の話ばかり。
だから、国民がバカになって行くんです。