アラフィフおひとりさまの現実

何てことのない日常を綴っております。

年を重ねるのも容易じゃない

2022-03-14 11:14:00 | ひとりごと
父の弟が亡くなったのは7、8年前になるかしら。叔父は晩婚だったので、夫婦の間に子供はいませんでしたが、義叔母は一生懸命介護して最期を看取ってくれたと聞いています。

ところが父は弟の死後、世話になった義妹を急に訴えると言い出したのです。止めようとした母は毎日父に怒鳴られ激痩せしてしまい鬱状態に…。最終的には兄と私が家へ行き、話し合いの末に訴訟話は白紙となりました。

その時の父の捨て台詞は「お前ら3人は家族でも何でもない!」…(ーー;)

今思い起こすと、あの前後から父の認知症が始まっていたのでしょう。昔から、かなり自分勝手な人だったから、「ちょっと酷いよね」と思いながらも家族は気づけませんでした。



今月中に1度は実家へ帰ろうと、母に日程調整の連絡を入れました。

近況としては、父の認知症と糖尿病が良くなるはずもなく、毎日すったもんだしている様子。元々の性格に加えて認知の歪みから、ワーワーと母を責め立てる日常のようです。

私自身幼い頃から父が苦手で、好きか嫌いかと言われると正直あまり好きではないです。何せ自分本位な人だったので…(-_-)  

でも認知症という病の中で、色んなことが分からなくなっていく父の不安を考えると、やっぱり放ってはおけないなと思ってしまいます。それは母が少し楽になるために、というよりも父自身の安心のために、です。

「会議に行く」と言えば、妻に「行くな」と言われ、歌会に行けば今月もまともな歌が作れなかったのかと馬鹿にされ、健康のためだからと行きたくもない年寄りばかりの体操教室に行かされ、食事も急に薄味で量も制限されるようになって楽しくない。…

父から見た世界も楽じゃないよね。



娘が行ったから何かが変わる訳ではないけれど、毎日の食事作りが苦痛という母に、少しばかり何か提案出来たらと思っております。





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