昨日は早寝しませんでした。というのも、実家の母へ電話を折り返さなければならなかったので。
会社でクラスターが出た話を最後に電話をしていなかったため、母は私がコロナに罹ってしまったのではないかと心穏やかではなかった様子。電話しか使えない人なので、余計な心配を掛けてしまいました。
今年に入って、かかりつけ医から紹介された遠い病院へ何度も父を連れて行き、様々な検査を受けてきたようです。その報告を聞かされました。
結論としては脳血管性とアルツハイマーが混ざったような混合型認知症らしいです。
かかりつけ医は検査結果を受け、自分のお母さんを認知症で介護をされた経験も踏まえて、薬は余り使わない方向で、とにかく糖尿病を悪化させず現状維持を目指しましょうと話されたとのこと。
「お父さんもあんまりよく分かってかったみたいだし、先生がそう仰るなら私もそれでいいのかなと思って」
と母。
元々父は偏屈な困ったさん。認知症で更に輪を掛けた困ったさんになってしまいました。それでも病気と分かったことで母は今の父を受け入れつつあるようです。
阿川佐和子さんが、お父さんの阿川弘之さんのことを"外では紳士、家では理不尽な暴君"と表現していましたが、我が父もその言葉通りの人でした。
今考えると、あの時の尋常じゃない怒り方は認知症の初期症状だったと分かります。でも当時は、家族みんなでホトホト呆れていました。"何言ってんだ、この人は"と。
認知症と分かり、父は今、何を思っているんだろう? 絶望しているのかな?
私は娘としてやれることをやるだけですが、やっぱり切ないですね。…
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