私は今、M様オーダーのルーバー扉を作ってます
リビングと子ども部屋の仕切りの壁に窓を取り付けたいので、作って下さいとの事でした!
寸法もご指定ありです
前回作った物とはサイズとルーバーの角度が違うので、改めて設計図をかきました
ルーバーを均等に配置するには何ミリ間隔で、何枚必要か、原寸図をかいて計算しました。
ちょっと難しいでしょう?私最初はチンプンカンプンでした
でも上司のアドバイスのおかげで、均等に割り切れる数字を見つけました
考え方がわかったのでよかったです
その結果、今回は扉1枚につき13枚のルーバーを60度傾斜で取り付ける事にしました
設計図が出来たら、次は『木作り』です!
設計図通りのサイズの木を作るわけです。
たとえば、長さ400ミリ×幅30ミリ×厚み20ミリの木を6本みたいな感じ。
この時大切なのは、木の反りを取る事
木が曲がっていると、正確な加工ができないからです。
水平、直角を出す事が1番重要です!(もちろん寸法もぴったりじゃないといけません)
木作りが終わったら、その木に墨を付けていきます。 加工する時の印ですね。
墨付け第一、加工第二と言われるくらい、墨付け(すみつけ)は重要です
それが間違ってたらどんなに正確な加工しても結局間違ってますから
木工では、正確に墨付けする時に使う道具がいくつかあります!
その一つがこれ↓↓ 『けびき』です。
この道具を使うと、平行に線が引けます!こんな感じ
これを元に正確に加工していくわけです。
仮組みしてOKかどうか確認したら、いよいよ本組みです!
釘やビスは使わない『ほぞ組み』で作ります。
ルーバーが13枚あるので、かぶせる時が大変でした
これをハンマーで叩いて入れ込んでいきます
最後にハタガネでしっかり固定。このまま一晩置いておきます
ふぅ~今日はここまで!
集中力がいるので終わるとグッタリですが、形になると嬉しいです
明日は最後の仕上げと金具の取り付けです!
いいモノが作れるように頑張ります☆
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