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救命救急センターによる指示要請拒否やパワハラ行為が問題に

2024-01-19 11:10:54 | ニュース
救命救急センターによる指示要請拒否やパワハラ行為が問題になっている鳥取県立中央病院=鳥取市で2024年1月18日午前9時34分、阿部浩之撮影© 毎日新聞 提供

 鳥取県立中央病院(鳥取市)の救命救急センターが先月、県東部広域行政管理組合消防局(東部広域消防局)の救急救命士の医療行為の指示要請を10日間にわたり拒否していた問題で、県はセンター長の医師を処分する方向で検討を始めた。院長の了承を得ずに「指示要請に応じない」という趣旨のメールを消防局に送信し、救急隊や他の医療機関を混乱させたことなどが服務規律違反や信用失墜行為に当たると判断。実際に指示を拒んだケースは3件あり、うち1件の搬送時にパワハラ行為に当たる高圧的な言動があったとして、センターの担当医1人についても処分を検討する。

 119番通報で現場に出動した救急救命士は、気管内挿管や輸液、薬剤投与などの処置(特定行為)が必要と判断した場合、医師に指示を受けることが救急救命士法で定められている。県東部では協定に基づき、東部広域消防局の救急救命士が3次救急医療機関の中央病院など複数の医療機関に対し、日常的にホットラインで指示を要請、受領している。

 今回の指示要請の拒否は、中央病院の救命救急センター長が院長の許可を得ないまま昨年12月5日未明、東部広域消防局に一方的にメールで通知。消防局は混乱を避けるため、管内の救急隊12隊に対し、別の病院から指示を得るなどの対応を取るよう周知した。指示要請や搬送増に備え、特別に態勢を取った病院もあった。

 通常の運用が再開されたのは同15日からで、この間、救急救命士が指示を拒まれ、他の病院に電話をかけ直すなどしたケースが3件あったとされる。
 このうち、病院側が担当医のパワハラ行為を認めたのは12月12日夜に鳥取市内であった搬送事案。救急隊員から「指示要請や患者の氏名などの報告の電話を強制的に切られた」「ストレッチャーからベッドへの移乗の際、手伝うそぶりがなかった」「高圧的な態度、冷淡な対応を受けた」などの報告が消防局にあった。

 「まだベッド移乗ができないの? 3年前から言ってるんだけど」「これは質の問題だね」という担当医の発言もあったとして、消防局は病院側へ調査を要請。病院側は「パワハラにあたる不適切な言動」と認め、消防局に回答した。

 病院側は両事案の事実経過を管轄の県病院局に報告。今後、局内のハラスメント防止委員会などで審査したうえ、地方公務員法上の処分に該当するかなど処分内容を詰める。竹内和久局長は「消防局など外部に影響を与えた事案であり、処分については客観性を保てる内容でないと納得が得られない」とし、必要があれば弁護士や社会保険労務士など専門家の意見も求めるという。

 救急隊員へのパワハラ行為については、東部広域消防局から1月11日付で新たに約20件の調査要請が提出された。病院局と病院で聞き取りや事実確認を進め、調査結果がまとまった段階で処分の要否を検討する。一連の処分の結果については、指示要請拒否の問題などと合わせて公表する可能性もあるという。【山田泰正、阿部浩之】



首相、岸田派解散を明言=安倍派幹部ら処分「適切に対応」

2024-01-19 11:04:50 | ニュース
首相、岸田派解散を明言=安倍派幹部ら処分「適切に対応」
2024/01/19 10:01
 岸田文雄首相(自民党総裁)は19日、「政治の信頼回復のために宏池会(自民岸田派)を解散する」と明言した。安倍派幹部らの処分については「捜査結果を見た上で適切なタイミングで対応を考えたい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 派閥の見直しについては「疑念を払拭して信頼回復するために、政策集団のルールについて考えなければならない」と強調。岸田派を除く派閥の解散については「申し上げる立場にない」と語った。 




アメリカ 厳しい寒波で40人が死亡

2024-01-19 07:58:10 | ニュース
NHKWEB
アメリカ 厳しい寒波で40人が死亡 電線の落下による感電など
2024年1月19日 6時51分 アメリカ
アメリカでは今週にかけて広い範囲で寒波に見舞われ、寒さや雪の影響などでこれまでに40人が死亡しました。
アメリカでは、先週から今週にかけて広い範囲で厳しい寒波に見舞われ、気象当局は寒さや大雪、強風、路面の凍結などに注意を呼びかけていました。

アメリカメディアによりますと、寒さや、大雪の影響による交通事故などで東部ニューヨーク州や中西部イリノイ州、それに西部オレゴン州などで、これまでにあわせて40人が死亡したということです。

このうちオレゴン州最大の都市、ポートランドでは17日、雨や風が強い荒れた天気となり、電線が車の上に落下して3人が死亡しました。

地元の消防によりますと、3人は車から降りた時に感電したとみられるということです。

ポートランド周辺は当時、道路や歩道が氷で覆われ、歩くことも難しい状態だったということです。

また中西部イリノイ州では寒さの影響で電気自動車のバッテリーが消耗して動けなくなったり、充電設備に長蛇の列ができたりしたということで、ロイター通信は「極端な気象条件における電気自動車のぜい弱性を浮き彫りにした」などと伝えています。

気象当局によりますと、アメリカでは今週末にかけても引き続き広い範囲で大雪や路面の凍結などが予想されるということで、注意を呼びかけています。