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札幌・円山生活日記

「小樽」へ観光旅行(その1)

明治期より北海道経済の中心都市・港湾都市として発展した「小樽」。運河や倉庫、銀行などの歴史的建造物が多く残る歴史溢れる街。また、すし、スイーツ、ガラス製品等のグルメ、ショッピング等でも人気の魅力的な街です。

「小樽」は札幌へ転居前にも夏と冬に各1回旅行で訪問し今回3回目です。札幌駅からJR快速で30分程の近さで日帰り観光も可能ですが、今回は「GoToトラベル・キャンペーン」の補助もあり安く宿泊施設が利用可能なため1泊旅行で参りました。


「JR小樽駅」。札幌発「快速エアポート」で到着。駅前の「中央通り」を徒歩で運河・小樽港方面に向かいます。


「旧国鉄手宮線の廃線跡」。明治13年(1880)に北海道初・日本で3番目の鉄道として手宮から札幌まで開通。昭和60年(1985)廃線。線路跡の一部が遊歩道として整備され一般公開。毎年2月の「小樽雪あかりの路」のメイン会場のひとつとか。


本日宿泊の小樽運河沿いの「ホテルノルド小樽」。最上階のドーム状の施設は小樽運河や小樽港を見渡せるバーラウンジ。この時期、午前中は宿泊客に開放。チェックイン時刻前ですが荷物を預かってもらいます。

ホテル向かいの「運河プラザ」。北海道で初めての営業倉庫であった「旧小樽倉庫」を活用した観光案内所兼物産営業施設。前庭には「消防犬ぶん公」の記念碑があります。観光マップ等を入手しました。

「消防犬ぶん公」像。「ぶん公」は昭和初期に消防本部で飼われていた雑種のオス犬で、消防自動車が出動する時は、一番先に乗り込み、火事場では野次馬を追い払い、水を掛けるホースのもつれを直したりして大活躍したとか。時節柄マスク着用です。


「北運河エリア」へ。「竜宮橋」から見た「北運河」と製缶工場の倉庫。倉庫は「仮面ライダー2号」の時に「ショッカー」の秘密アジトとして撮影に使われたとか。リアルで「仮面ライダー1号」から見ていた世代には興味深いもの。工場は現役で写真の裏手では社員の方が作業していました。


「小樽運河」に沿って「中央橋」から「浅草橋」へ移動。小樽運河は大正12年(1923)に完成。内陸を掘り込んだ運河ではなく海岸の沖合いを埋立てて造られたため、直線ではなく緩やかに湾曲しているのが特徴とか。「運河論争」を経て半分が埋立てられ運河幅が20mとなり、埋め立て部分には散策路や街園が整備された現在の姿に。石造倉庫群は当時の姿のまま残されているとかで、渋沢栄一氏ゆかりの「渋沢倉庫」の屋号のある倉庫が楽しみだったのですが改修工事中でカバーで覆われていました。少し残念。


「小樽芸術村」「ステンドグラス美術館(旧高橋倉庫・旧荒田商会)」「小樽芸術村」は小樽が栄華を誇っていた20世紀前半に建造された4つの建物に当時の日本や世界の優れた美術品、工芸品を展示公開。「ステンドグラス美術館」には、イギリスの教会の窓を飾った約140点の伝統的技法によるステンドグラスが展示。


「ステンドグラス美術館」展示の「最後の晩餐」。1900年頃の英国工房の作とか。


「小樽芸術村」を構成する「似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)」。
横山大観、藤田嗣治、高村光雲らの日本画、洋画、彫刻、版画など、国内外の多彩な芸術を一度に堪能できるコレクション。「なんでこんな作品がここに⁈」と思われるような美術品が並んでいます。鑑賞価値大です。


小樽のすしを全国区に広めた貢献大の老舗「おたる政寿司 」の支店「ぜん庵」。運河沿いに立地しています。本日の昼食はこちらで(詳細は後日)。

「日本銀行旧小樽支店金融資料館」。赤レンガの東京駅で有名な辰野金吾とその弟子たちの設計により明治45年(1912)完成。平成14年(2002)に銀行としての営業を終了。現在資料館(入館無料)として日本銀行の歴史や業務、金融の仕組みなどを分りやすく解説。小樽がいかに日本・北海道経済の中心であったかが良く判ります。ここもお勧めです。


小樽の観光メインストリート「堺町通り商店街」。倉庫や古民家を利用した海産品、スイーツ、ガラス製品等の多くの店が並びます。


小樽ガラスの先駆者「北一硝子」。グラス、醤油挿し、インテリア用品、アクセサリーなど様々なガラス製品を販売。写真は「アウトレット」でここでガラス食器を購入。


言わずと知れた全国展開する有名店の本店「小樽洋菓子舗ルタオ本店 」。2階の喫茶室で本店限定の作りたて生ケーキでお茶します(詳細は後日)。


「メルヘン交差点(堺町交差点)」の常夜灯(左)より見た「小樽オルゴール堂」。蒸気時計が目印の国内最大級のオルゴール専門店。こちらでは写真立てを購入しました。


「堺町通り商店街」を戻り「ホテルノルド小樽」へチェックイン。部屋は運河ビュー(上の写真)のツインで実質負担は6,000円弱とお得価格でした。

夕食は「色内大通り」「運河プラザ」に間にある「ISO(いそ)」。築113年の小樽市指定歴史的建造物を活用したレストランです(詳細は後日)。


食後は運河エリアを散策。夜の運河クルーズに乗ろうと思ったのですが少しの時間差で乗れず、代わりに人力車で「北運河エリア」を中心に周回しました。

(以上1日目の概要終了)


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