小樽・堺町通りでガラス製品の「小樽大正硝子館」が運営するカフェ「くぼ家」。明治40年(1907)に小間物雑貨卸を営む久保商店の店舗として建てられた小樽市指定歴史的建造物の由緒ある建物です。カフェ・メニューは「小樽大正硝子館」手製のガラス食器で提供されます。
「PRESS CAFE(プレスカフェ)」でのランチの後にもう一軒歴史的建造物カフェでお茶です。小樽・堺町通りのガラス製品を扱う工房が多数立ち並ぶエリアにある店で明治40年(1907)年に建てられた110年余の歴史を有する建物です。「JR小樽駅」からも「JR南小樽駅」からも徒歩15分ほどの位置にあります(地図)。
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店の外観。
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通りに向けて甘味メニューが展開されています。
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招き猫に導かれガラガラと入店すると・・。
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店内は大正浪漫の香りするレトロ空間です。黒い艶を放つ木柱や灰色に変色した漆喰の壁など歴史を感じます。入口付近から4人用テーブル×4に丸テーブル×1があり、奥にはカウンター席と2人用テーブル×2があります。
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店奥から入口付近を見たところ。赤いシートのイスも店の雰囲気に良くマッチしています。
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更に店奥には昔は外来客に応対したコーナーでしょうか木のカウンターに区切られたスペースにも席がありました。周囲には銅製の天秤や蓄音機などのアンティークが飾られています。
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更に店内には古い金庫に昔のカラーテレビや電話などが置かれ歴史感じる雰囲気を作っていました。
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メニュー内には「くぼ家(旧久保商店)」の歴史が書かれています。
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注文の「お抹茶セット」税込み650円。
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温かい抹茶も含め使用されている器は全て手作り小樽硝子だそうで、一つ一つに表情が違うとか。温かい飲み物には耐熱硝子で製品のお試しにもなっているのでしょう。
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甘味は「きんつば」。すっきりした甘さです。
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こちらは温かい「ホット・ココア」同600円。これも耐熱の小樽硝子です。かなり甘~いです。
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最後に展示・販売されている硝子製品を拝見し退店しました。
こちらの小樽市指定歴史的建造物も良い雰囲気の店でした。小樽を代表する硝子製品の風合いを感じる機会にもなります。堺町通り散策の際の一休みに丁度良い感じでした。ご馳走様でした。
「大正硝子くぼ家」
(2021.8.18訪問)