1876(明治9)年に札幌農学校として開学した「北海道大学」。「モットーは「Boys, be ambitious!」。「大志と歴史と自然がつまったキャンパス」は観光客や散策する市民で人気です。
今日は「北海道大学」キャンパスの散策に参りました。前回、札幌転居後早々の夏に訪問して以来です。名物の一つ「イチョウ並木」の黄葉を鑑賞するのが主目的。併せて10月1日にオープンにしたという「カフェdeごはん」で食事でもと思って来ました。JR「札幌駅」北口から大学の正門まで徒歩約7分です。自然の中に立地した広大なキャンパスは見事です。
北海道大学ウェブサイト等より(https://www.hokudai.ac.jp/sub/inquiry/facility.html)
「正門」。学生に交じって多くの市民がキャンパスを散策しています。
正門入ってすぐの「中央ローン」。”約12,000㎡の緑地。北大のキャンパスを象徴するスポット。”
「クラーク像 」。”ウィリアム・スミス・クラークは札幌農学校初代教頭。"lofty ambition(高邁なる大志)" "Be ambitious!(大志を抱け)"といった名言は北海道大学のモットー”。
「古河講堂 」。”1909年、古河財閥の寄附により建設。当時は林学教室であったため、円形斕間に「林」の文字をデザインしている。戦後、教養部本館として使用。”
「総合博物館 」。”1999年4月、全学的な学術資料の集約とその情報を学内外に発信提供するために設置。多分野の学術標本の他、学部等での教育研究の成果を公開展示している。”
「ポプラ並木」。”1903年にポプラの小規模な植林が行われ、さらに、1912年に林学科学生の実習としてほぼ現在のような植苗が行われた。2004年9月の台風18号により、半数近くのポプラが倒壊したが、全国からの寄附金で、倒木の立て直し、若木の植樹が行われた。”
「新渡戸稲造博士顕彰碑」。”新渡戸稲造博士は札幌農学校の第二期卒業生。農学校教授。”「総合博物館 」等を見ていると優秀で立派な方々が多かったのだと感服します。
「大野池 」。”大野和男工学部教授(当時)の立案により湿地帯を池に整備した。”
「イチョウ並木 」。”北13条通りとも呼ばれる長さ約380mの道路の両側に70本のイチョウが植えられている。イチョウが植樹されたのは1939年5月。”
もう少し季節が進んだ方が見ごろだったでしょうか。でも大変綺麗です。
「北13条門」よりも見た「イチョウ並木 」。
インフォメーションセンター「エルムの森」。
キャンパス散策の終了後、正門前に戻り昼食に「エルムの森」中にある「カフェ de ごはん」(https://cafedegohan.com/)でランチです。
「カフェ de ごはん」の「ランチメニュー」。本日のパスタは「カルボナーラ」、またメニューにない本日限定品として「ローストビーフ丼」(1,000円)がありました。
頼んだのは「特製ビーフシチューオムライス」サラダ・スープ付き(950円税込み)と「鶏だしそば・とりめし付き」(680円~、写真なし)。両方とも決して不味いわけではなくしっかりとした出来ですが「まあ普通の味かな・・」。
*東京の郊外で学生時代を過ごした筆者には学食といえば「カレー大盛り(170円)(うん十年前の価格)」で「カフェ de ごはん」の価格設定は異次元の世界。北大の学生は10%引きとはいえ私が学生なら決して利用しません(できません)。他の学食に行きます(カレーは260円でした)。でもこの価格には年々厳しくなる大学法人が広大なキャンパスを美しく維持するための費用が入っていると考えれば散策人の一人として気持ち負担するのも適当かとも思います。またわが母校も市民の憩いの場となっていましたが北大ほどではありませんでした。筆者自身はそうした方々を決して迷惑に思ったことはなく、むしろ誇らしくもありました。北大の学生さんもそうだと良いのですが・・。
「北海道大学」の広大で自然溢れるキャンパス。JR札幌駅近くという地の利も良く絶好の散策場所です。「カフェdeごはん」も含め食事場所の選択肢も多様です。四季折々に合わせて楽しめる場所として是非訪れたいものです。
「北海道大学」
札幌市北区北8条西5丁目 011-716-2111(代表)
「カフェdeごはん」
札幌市北区北8条西5丁目 011-717-2944
営業時間
平日 モーニング 7:45〜11:00 ランチ 11:00〜14:00
アフタヌーン 14:00〜17:00 ディナー 17:00〜22:30(L.O.22:00)
土日祝 モーニング 8:30〜11:00 ランチ 11:00〜14:00
アフタヌーン 14:00〜17:00 ディナー 17:00〜20:30(L.O.20:00)
(2020.10.20訪問)