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札幌・円山生活日記

「天婦羅 まつ井」

札幌パークホテル11階「なだ万雅殿」のカウンター9席のみの「天婦羅 まつ井」。目の前で揚げた天婦羅がいただけます。藻岩山などの山々が見えるカウンターからの景色も楽しめます。

「中島公園」散策後のランチに「天婦羅 まつ井」に参りました。幾つかの候補の中から公園に近いことに加え、「なだ万」という名前と「平日限定メニュー」というお得感に期待しやってきました。1964年開業で皇室の利用もあるという札幌パークホテルの11階にあります。

「中島公園」から見た「札幌パークホテル」。画一的ではない個性的な配置の窓が特徴ということですが古さ感は否めません。2023年に「ヒルトン札幌パークホテル」として建替え再オープンとか。
11階エレベーター・ホールから見た「なだ万雅殿」の入り口。もちろんコロナ対応です。
寿司と天婦羅の「限定ランチ」メニュー(税込み2,500円)が入口付近に表示されています。「寿司スペシャル」もあり専用カウンターなのですが何となく気分は天婦羅ですので。
12時頃入店し予約名を告げると入り口右奥にある「天婦羅 まつ井」に案内されました。
「天婦羅 まつ井」のカウンター席。11階ですので絶景というほどではありませんがそこそこ眺望が楽しめます。この日の利用者は食事終了まで我々のみ。
「天婦羅スペシャル」コースの「先付(人参のムース)」と「生ハムのサラダ」
目の前で揚げられた天婦羅が盛り込まれた「天丼」。具は中央の長いのが「穴子」、左に「海老」2本に「ブロッコリー」、奥が「ナス」で見えない部分に「舞茸」、「かぼちゃ」、「玉ネギ」、「ししとう」の計8種類。結構盛りだくさんで豪華です。天丼用なのか衣がしっかりめで甘すぎず辛すぎずすっきり味のつゆが良くからんでいます。穴子のふんわり感が若干欠けるような感じですが「揚げたての天婦羅に勝るものなし」と美味しくいただきます。「天婦羅スペシャル」コースはこれらに香の物、味噌汁がつき・・。
追加でアラカルトの希望があればとメニューを渡されたのですが、そこそこ満腹しましたので次回のお楽しみということで(・・と食直後は思ったのですが天婦羅とご飯の腹持ちが良く夕食まで満腹感が続きました)食後のコーヒーをいただいて終了です。全体的に満足のランチで、サービスも会計後のエレベーター・ホールでの見送りの最後まで大変結構でした。


ホテルの中庭には「スノーパレット」と題するアート作品が設置されていました。1階のテラス・レストランは昼食客で繁盛していましたが、ホテル全体的にはコロナの影響か寂しさを感じました。1日も早く正常化することを期待します。

「天婦羅 まつ井」の平日限定ランチ、
単体でも十分美味しいのですが、加えて歴史ある皇室利用ホテルのサービス、9席だけのカウンターに「中島公園」の借景と最上階からの眺望、そして「なだ万」の名前もあり、総合力で大変満足感溢れる食事でした。ご馳走様でした。

「天婦羅 まつ井」
札幌市中央区南10条西3丁目  011-511-3131
営業時間 
ランチ平日 11:30~15:00(ラストオーダー14:30)
土・日・祝日 11:30~16:00
ディナー平日 17:00~21:00(ラストオーダー20:30)
土・日・祝日 16:00~21:00(ラストオーダー20:30)
定休日 水曜日
(2021.1.13訪問)


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