南円山は環状通り沿いの「手打うどん 釜や」。打ち立て自家製麺と揚げ立て天ぷらが自慢です。「円山価格」とは無縁の庶民価格で本格手打うどんがいただけます。テイクアウトも人気のようです。
今日は休日の早めのランチに「手打うどん 釜や」です。この店はわが家から旭ヶ丘方向に買い物へ行く際に前を通るところにあります。以前は普通の空き民家だったのですが春頃からリフォーム業者が入り本格的な工事をしていたので「何の店になるのだろう？」と興味を持って見ていました。出来上がったのは「手打うどん」の店で7月1日にオープンしました。開店初期の頃店の前を通ると店主のような方が「済みません。うどんが無くなってしまいました。すぐ用意するので暫くお待ち下さい」と謝っているのを見たのですが、最近は落ち着いてきたようなので満を持して(？）出かけて参りました。場所は地下鉄東西線「円山公園駅」から「環状通り」に出て南へ10分程歩いた通り沿いにあります（地図）。
店の外観。木を外装に使い和の雰囲気が出ました。店舗への入口（中央）も新設するなどリフォームの工夫が見られます。客足も開店当初ほどではありませんが何時でも人はいます。順調のようです。
「この辺りだと駐車場が無いと辛いよね？」と話していたのですが店の脇の三角形の土地に三台分の駐車スペースを確保しています。右奥が「南円山さくら公園」です。
営業時間は開店時より少し変更になり10時～21時です。
メニュー看板。オープン時は「かけうどん290円！」とアピールしていたのですが客単価を上げる努力のようです。この場所でかけうどん290円は魅力的ですので並行して打ち出しても良いかとも思えます。
店内に入ると正面はカウンターの6席に・・。
左奥には狭いですが8席ほどのテーブル席があります。
「茹でたて・揚げ立て」、「北海道小麦使用・自家製麺」が自慢です。外から2階に製麺機が見えます。
お冷や薬味はセルフサービスです。
メニュー。以前は自動券売機を置いていたのですが今は店の人が席で注文を受けてくれます。狭い店内でこの方が効率的と判断したのかも知れません。
関西人ですからうどんと言えば先ずは「きつねうどん」税込み470円。うどんつゆの色は関西風で味も基本関西風ですが、‛いりこ’か‛あご’か不明ですが魚風味を感じます。関西うどんは昆布だしが本来はもっと強めに出るはずですが、これはこれで美味しいです。揚げは優しい甘味でした。
自家製麺はもっちりとした中太の色つやの良い麺。コシは丁度良い感じか個人的にはもう少し歯ごたえがあっても好きかも。
揚げたての「えび天」同180円と「鶏天」2ケで200円。外はカリっと中はしっとりと良い感じです。
こちらは人気№１だという「ちくわ半熟卵天ぶっかけうどん（冷）」同580円。大根おろしとすっきりツユで夏の味わいです。これからの季節は（温）が人気かも知れません。
追加の「野菜かき揚げ」同160円。サクサク野菜です。
食後は食器その他をセルフで「返却口」に戻し入口脇で会計です。オープン後3か月程が過ぎ入店からの一連の流れがスムーズでした。また在店中に次から次へとテイクアウトの注文が入っていました。
仲々結構な店でした。開店前のリフォーム時から見ていただけに順調に定着しつつあることを嬉しく感じました。「環状通り」沿いなので店を知る人が増えればより客も増えるかと思います。もちろん我が家から徒歩1分ほどの距離ですので積雪の中でも温かいうどんが食べに行けそうです。重宝させていただきます。ご馳走さまでした。
「手打うどん 釜や」
北海道札幌市中央区南5条西27-3-5 011-200-9102
営業時間 10:00～21:00 日曜営業
定休日 無休
（２０２１．９．２０訪問）
