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札幌・円山生活日記

年越の大祓「茅の輪くぐり」〜札幌護国神社〜

「茅の輪くぐり」は日本の神道儀式の祓の1つ「大祓(おおはらえ、おおはらい)」中での神事(神に関わる儀式)で毎年6月30日(「夏越の祓」)と12月31日(「年越の祓」)に行われるのが恒例です。「札幌護国神社」では12月31日に拝殿にて「年越大祓式」を開催するとともに式に参加できない場合でも各自自由に「茅の輪くぐり」をできるよう12月下旬より31日まで境内に「茅の輪」を設置しています。

本日は「札幌護国神社」で「茅の輪くぐり」です。例年「大祓」の時期に「札幌護国神社」には「茅の輪」が設置されています。今般改めて神社のインスタグラムで確認すると「茅の輪」は23日~31日まで設置されているようです。そこで本日は年末年始に遊びに来てくれる娘たちを迎える諸準備を済ませ訪問してまいりました。アクセスは「札幌護国神社」は地下鉄南北線「幌平橋駅」下車すぐなので自宅から東西線に乗り「大通駅」で乗り換えてやってきました(地図)。

「札幌護国神社」。明治10年(1877年)の西南の役に戦病没した屯田兵の霊を慰めるために明治12年に創建された由緒ある神社です。

「札幌護国神社」の「神門」。

「神門」に「大祓のご案内」が掲示されています。「大祓式」は12月31日午後3時に札幌護国神社拝殿にて斎行。30人を定員として一般の参列も受け付けのようですが既に〆きり(参列は完全予約制)。

「神門」から見た「社殿」。

「拝殿」に向かって右手(北回廊)に「茅の輪」が設置されていました。

「茅の輪」です。 茅(ちがや)で作ったこの輪をくぐり穢れを落とし身を清めます。左側に2箇所「茅の輪のくぐり方」が掲示されています。

「茅の輪のくぐり方くぐり方」では、
正面にて一礼。茅の輪をくぐり左に回ります。
正面に至り一礼。茅の輪をくぐり右に回ります。
正面に至り一礼。茅の輪をもう一度くぐり左に回ります。・・・


「茅の輪」をくぐる時には次の神拝詞(となえことば)を言いながら行うのが作法とされているとか(神拝詞は一例のようです)。
「祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ
(はらへたまへ きよめたまへ まもりたまへ さきはえたまへ)」


・・最後に正面に至り一礼。茅の輪をもう一度くぐり、そのまま社殿へ進み参拝します。

社殿では二拝二拍手一拝で拝礼します。


続いて「社務所」へ。

「社務所」内。「形代のお祓い」をお願いします。

「大祓人形(おおはらいひとがた)」(形代:かたしろ)を受領。

「ご案内」に従い「形代」に記入等を行い初穂料とともにお納めします。ご神前及び鴨々川で清めた後にお焚き上げを行い災厄の消滅等を祈念いただけるとのことです。


初穂料を納めると「神符」「ミニ茅の輪」「厄除けの湯(入浴剤)」がいただけました。「神符」は2人分の初穂料をお納めしたので2ケ頂戴しました。

鳥居前を流れる「形代」を清めるという「鴨々川」です。以上で今年も無事に年越しの大祓い「茅の輪くぐり」を済ませることができました。


「中島公園」を南側から歩いて地下鉄「中島公園駅」へ向かいます。本年の営業は終了の「札幌コンサートホール Kitara」。今年もオルガンコンサートほかを何度も楽しませていただきました。

「豊平館」。三条実美公(さんじょう さねとみ 正一位大勲位公爵・元内閣総理大臣)揮毫の「豊平館」と開拓使のシンボル・赤い「五稜星」 。

池の対岸から見る「豊平館」。雪の中の姿も美しいです。

「日本庭園」の入口付近。庭園は冬季閉鎖中です。

一面凍結した「菖蒲池」と対岸の 「プレミアホテル中島公園」等。

冬季休止中のボート乗り場付近から「Kitara」「藻岩山」方向を望みます。

地下鉄南北線「中島公園駅」から帰路につきました。駅入口近くには〆飾り等の露店が2軒出ていました。いよいよ明日は新年です。今年一年ありがとうございました。

「札 幌 護 国 神 社」境内社「多 賀 神 社」
札幌市中央区南十五条西五丁目1-3
TEL 011-511-5421
FAX 011-511-5422
https://s-gokoku-jinja.sakura.ne.jp/
(2023.12.31)

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