秋津蛉のモンスターリスト

モンスターの生態に関する情報に特化したブログです。
モンスターの生態を写真、動画を交えて紹介します。

牙獣種の書 ブルファンゴ

2023-08-27 19:29:02 | 牙獣種




ブルファンゴ
Bullfango
牙獣種
偶蹄目 ブルファンゴ科
全長約367cm
全高約223cm
足裏のサイズ約27cm
・狩猟地
森丘、渓流、水没林、密林、大社跡、沼地、孤島、モガの森、遺群嶺、雪山、凍土、火山など
・概要、特徴
広範囲に生息している、大型の野生のイノシシ。
ケルビやモスなどと同じ偶蹄目に属し、それらと同じく当初は草食種として扱われていたが、後に小型モンスターの中では比較的危険性が高いことなどの理由から、牙獣種として再認定された。
楔型の体躯と反り返った一対の大牙、褐色の分厚い毛皮、背中から突き出た複数の小さな瘤が特徴。
・生態
主にドスファンゴと呼ばれる大型化した雄個体を中心とした群れを作って生活している事が多いが、単独で行動する個体もいる他、群れにドスファンゴが確認されない事もある。
体格の大きな雄は互いに身体をぶつけ合って力試しをし、その中で最も強い個体がドスファンゴとなり、体毛の一部が白くなる。
繁殖力は高く広範囲に生息し、時として大規模な群れを形成する。

身の危険を感じると身を寄せるようにして防衛戦の構えをとる他、地中に潜って姿を隠す事もある。

・食性

雑食性。ふだんは植物を主食とする。
・危険度、戦闘能力
視界に入った者が敵か味方か分からない場合、とにかく突進してくる程気性が荒く、重装備に身を固めたハンターすらあっさりとぶっ飛ばす突進力を持つ。
そのため、遭遇したら特に理由もなければその場を即座に離れた方が無難である。




・利用
剥ぎ取れる皮は利用価値が高く、肉は一般流通している他のモンスターのものと比べるとクセのある味だが、愛好するハンターも多い。
モガの村では肉厚な毛皮や立派な牙を特産品として利用している。
種類は少ないながらもブルファンゴ素材を用いた武器も存在しており、無骨で野性味溢れる武器として愛好する者もいる。

・ソース

MH3G

MHXX

MHR:S

復刻ハンター大全

モンスターハンター モンスター生態全書vol②

モンスターハンター モンスター生態全書vol ③



牙獣種の書 雪鬼獣 ゴシャハギ

2023-08-26 18:53:07 | 牙獣種








「雪鬼獣」
ゴシャハギ
Goss harag
牙獣種
尖爪目 堅爪亜目 鬼獣下目 ゴシャハギ科
全長約643.25〜906.40cm
全高約589.17cm

https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1695340771040501930?t=GvKtBVprLEwkwcuJMnsbiA&s=19


・狩猟地
寒冷群島、城塞高地
・概要、特徴
氷雪地帯に生息する大型の牙獣種。
牙獣種の中でも大柄な体格の持ち主であり、さらに恐ろしげな顔つきや獰猛な性格など、全体的に「鬼」を彷彿とさせる風貌から「雪鬼獣」とも呼ばれている。
後頭部から胴体全体を覆う分厚い毛皮と、太く強靭な四肢が特徴。




顔や四肢の露出した表皮は堅牢で青白く、滾るような熱感に満ちている。
腹部側は茶色、背面側は白色に分かれた毛皮は氷雪を弾き、体熱を外に逃がさない構造を持つ。
体毛自体は透明で、光を反射することで白く見えている。光を透過する事で皮膚まで熱が届き、体温を保つ役割を果たすのである。
・生態
冷たい外気と高温の体温の温度差を必要とする生態から、寒冷群島以外での目撃例は極めて乏しい。
食料が乏しい環境で体温を保つために大量のエネルギーを必要とする事から、常に獲物を探し求めており、決まった縄張りを持たずに移動している。
異常な程の凶暴さは、獲物を逃すまいとする本能によるもの。
唸り声を上げながら徘徊する姿はそれだけで迫力と威圧感に満ち、近隣の村や里ではその姿を「寒冷群島にいる雪の鬼」として言い伝え、青い角の鬼が来る、と言えば泣く子も黙り、悪たれも口を噤むという。
なお、その唸り声を上げながら獲物を探す習性から、ゴシャハギの接近を察するのは比較的容易。
また、その声によって周囲の小動物が逃げてしまう場合もあるため、食欲旺盛で餌場を荒らされる事を極度に嫌うヨツミワドウは、本種が縄張りに踏み込むことを許さない。
寒冷群島の海辺では、時折ゴシャハギの唸り声に反応したヨツミワドウが飛び出し、縄張り争いをする様子が見られる事がある。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1497052102178205699?s=19
他にも、背中を岩肌や氷壁に擦り付ける様子が見られる事があるが、背が痒いためとも、古くなった毛の生え変わりを促すための行動とも考えられ、一定の縄張りを持たない本種が縄張りを誇示するために行う行動とは考えにくく、意味はよく分かっていない。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1497053628552531973?s=19
前述の通り、食料に対しての執念は凄まじく、例え獲物の姿が視認できていなくとも、僅かな物音にも敏感に反応し、巨体からは想像し難いほど俊敏に襲いかかって仕留める。
ずんぐりとした見た目に反して脚は速く、狙った獲物を難なく捕らえる。https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1497057011942395910?s=19
時には前述のヨツミワドウのような大型モンスターにすら襲いかかることもあり、狩りの際は前述の鉤爪を具えた屈強な前脚を武器とし、爪の一撃で獲物を屠る。



一方で食料への強い執着を利用してガウシカの骸を餌に誘き寄せ、捕獲した例が多数ある事から、根は単純な性質であるとも言えよう。
興奮すると青白い身体は別の個体のように赤く染まり、その変容から青鬼とも、赤鬼とも称されている。
・食性
肉食性で、魚や獣を食す。主にガウシカやポポを捕食する様子が観察されている。
・危険度、戦闘能力
外敵を発見すると後脚だけで立ち上がり、咆哮を上げつつ鉤爪を見せつけるように拳を開く。
拳には骨質の鋭利な突起、拳爪があり、獲物の甲殻を臓腑の如く抉りとり、急所を突く。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1497052589321457664?s=19
基本的に拳と鉤爪を主たる武器として振るうが、その膂力は尋常ではなく、両腕を叩きつければ地は揺れ、岩盤は隆起し、氷壁が割れるという。







脚力も相当発達しており、自分の体高以上の高さまで跳躍したり、獲物の頭上を跳び越えてその背後から襲い掛かるなど、思わぬ攻撃範囲に翻弄されるハンターも少なくない。
しかし、ゴシャハギの戦闘能力の真骨頂は興奮状態で初めて発揮される。
興奮状態に突入したゴシャハギは咆哮を上げると同時に、体液を滾らせることで全身に活力を漲らせ、顔面や四肢の露出した皮膚を赤く変色させる。
血流が活性化することで身体能力は強化、動きには柔軟性が増し、より強力な攻撃を繰り出せる状態となる。


加えて、極低温の体液を吐き出すブレス攻撃を放つ事もあり、旅商人の一団が被害にあったとの報告もある。
これは体温で溶かして蓄えていた雪を、呼吸で取り込んだ周囲の冷気で再冷却したものである。






そして、それを自身の腕に向かって一気に吐き出す事で腕甲殻の溝に氷塊を形成し、腕そのものを巨大な剣や拳甲といった氷の武器と化す
造形もゴシャハギの思うままであり、特に荒削りの大剣や包丁にも見える形状に仕立て上げる場合が多く、凶器と化した腕を豪快に振るい、荒々しく攻め立てる姿は「荒切りの凶猛」と称される。
状況によっては両腕に氷の刃を作り出したり、丸みを帯びた形状の氷塊を生成して鈍器のように扱ったり、地面に叩きつけて自ら破壊し、その破片を投げつけるように打ち出すなど、非常に器用な立ち回りを見せる。
距離を置いた獲物には氷塊を抉り出して投げつける、岩盤を隆起させて打ち上げるなど、単純な力だけでなく、技や頭脳までも具えており、寒冷群島の生態系においては上位に君臨するモンスターと言える。
また、相手が大きな隙を晒した場合には、ゆっくりと狙いを定めながら歩み寄り、動けない相手に対して怒号と共に勢いよく渾身の一撃を放ってきたという報告もあり、戦況を冷静に判断する観察力も具えていると推察される。







・利用
ゴシャハギの素材は素材となっても尚恐ろしい風貌ながら有用性は高く、体毛は防寒着の素材として広く流通している。
かつては上質な雪鬼獣の毛皮に魅了されたとある雪国の将軍が、戦を起こしてでもこれを欲したという。
また、ゴシャハギの中でも屈強な個体からのみ得られる「雪鬼胆」と呼ばれる胆嚢は、古来から万能薬の素材、絶大な活力をもたらすとして有名であり、大きく状態の良いものは不老不死の妙薬になると云われている。
しかし、外気に弱い性質から、状態の良いものは滅多に入手できず、市中に出回るのは殆どが本来より効力が落ちた枯物。
ゴシャハギの素材を用いた防具は寒冷地のハンターにとっては必需品と言えるほどに高い性能を誇り、毛束を緩衝材として用いることで得られる高い防御性能と、素手でも狩りが出来そうな程の荒々しさを兼ね備える。
また、それらの素材を加工して生産された武器も物々しい外見通りの攻撃力を誇る。
・ソース
MHR:S
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録




牙獣種の書 狸獣 ブンブジナ

2023-08-25 18:47:44 | 牙獣種




「狸獣」
ブンブジナ
Bombadgy
牙獣種
尖爪目 堅爪亜目 狸獣下目 ブンブジナ科
全長約248.5cm
・狩猟地
大社跡
・概要、特徴
カムラの里の近辺に生息する小型の牙獣種で、その姿から「狸獣」と呼ばれる。
全体的に丸みを帯びた身体と、背中に並ぶ丸みを帯びた棘が特徴である。
・生態
牙獣種モンスターだが、ケルビなどの草食種に匹敵するほど大人しく、のんびりとした性格。
縄張りの侵入者に対して鳴き声を上げて威嚇する事はあるが、危険を感じない限り攻撃的になることは無く、モンスターの中でも危険性は特に低い部類と見做されている。
雄雌の番が子を連れて行動することが多く、餌を求めて広範囲を移動する。
「引火液」と呼ばれる揮発性の体液を持っており、普段はこの体液が気化したガスを腹部に溜め込んでいるために、身体が丸々と膨らんで見えている。
https://twitter.com/MH_Rise_JP/status/1689184897376907265?s=19



この膨らんだ身体が強い衝撃を受けると、体外へガスが漏れ出すと同時に爆発し、自分ごと爆発で周囲を吹き飛ばすという過激な特性を持つ。
しかし、これはあくまで自衛手段であり、その爆発によってブンブジナがそのまま命を散らせてしまうわけではない。
爆発すると体内のガスが抜けてほっそりとした体つきになって擬死を行う事で外敵の目を欺き、それでも敵が去らない場合は体当りをかまして隙を作り、逃げ去る。


・食性
雑食性。好物は果実で、虫や魚も捕食する。
・危険度、戦闘能力
自ら攻撃を仕掛けてくる事はなく、爆発もハンターを巻き込む事はない。
擬死中に近くにいると体当たりを仕掛けてくるが、それもハンターに尻もちをつかせるに留まる威力にすぎない。





・利用
ブンブジナの習性は狩猟の際に利用される場合もあり、昔からカムラの里ではブンブジナを敢えて攻撃し、爆発の勢いをモンスターに当てる事でダメージを与える狩猟法が行われてきた。
肉は食用になり、引火液も武器の素材などに利用される他、上質なものは有用な皮なめし剤として用いられる事がある。
また、ユーモラスな外見や大人しい性質からか、カムラの里では本種の御伽噺が伝わる他、ブンブジナを模した玩具や民芸品などもあり、本種はカムラの里において平和的に里と共存してきた、人々親しまれてきたモンスターであると言えるだろう。
・ソース
MHR:S
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録
https://youtu.be/YZ_HmSyG-U4?si=nAA2STeimjNfbjnc




牙獣種の書 赤甲獣 ラングロトラ

2023-08-24 19:57:25 | 牙獣種










「赤甲獣」
ラングロトラ
Volvidon
牙獣種
尖爪目 堅爪亜目 甲獣下目 ラングロトラ科
全長約604.81〜852.23cm
全高約348.51cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1694647708328526050?s=19


・狩猟地
古代林、モガの森、城塞高地、遺群嶺、火山、溶岩洞、砂原、砂漠、旧砂漠


・概要、特徴
赤く分厚い甲殻に身を包んだ姿が特徴的な中型の牙獣。この事から「赤甲獣」と通称される。
暑熱の地域に適応した結果この甲殻はマグマの熱に耐えるほどの耐熱性と硬度、そして弾力性を併せ持つ。
腰の辺りには蛇腹甲と呼ばれる部位があり、文字通り蛇腹の構造となっていて身体を綺麗な球体に丸めることが可能。
前脚には太く大ぶりな爪を備え、4本指ではあるが第2指がコテ状に大きく肥大化している。細い頭には側面に平たい突起が伸び、また腹は甲殻に覆われず、極彩色とも言える派手な色合いをしている。
他の牙獣種とは異なり、体毛は殆ど持たない。
・生態
長距離を移動する際や外敵から身を守る際は身体を丸め、そのまま転がるようにして移動する事が多い。
その様子から「赤き獣弾」の異名を持ち、その形状から人を転ばす怪異としての逸話が残っている。
餌場に踏み込む外敵に対しては攻撃的な面を見せるが、普段から争いを好む訳では無い。いざとなると丸まって洞穴に潜り込むなどして身を守る。



小型の甲虫種を好んで捕食し、瞬間20mまで伸びる伸縮自在の舌で獲物を捕える。
伸ばされる舌の精度と速度は飛び回るブナハブラを確実に捕らえるほどで、オルタロスの巣穴に直接舌を突っ込んで一気に捕食する様子も観察される。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1694650924172742877?s=19
また、時折自身の甲殻を舐めて掃除をする様子も見られる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1496686504864727041?s=19




甲殻にはガス孔があり、食事後や外敵を撃退する際にはそこから強烈な悪臭を伴う腐食ガスを放つ他、唾液には麻痺性の毒を有するが、これらの悪臭や毒は捕食した甲虫種の体液などの成分によるもの。

唾液に含まれる麻痺性の毒は獲物の動きを封じ、確実に捕食することを助けている。
溶岩洞ではヨツミワドウと縄張り争いを繰り広げる様子が観察されることもあり、危険度は本種の方が高く見積もられていながら、体格でやや勝るヨツミワドウ相手には分が悪いようである。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1478563375038676992?s=19
・食性
雑食性。甲虫種を好み、オルタロスやブナハブラを主に食べる。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1496685099600936961?s=19
・危険度、戦闘能力
外敵を確認すると立ち上がって鳴き声をあげて威嚇し、前脚の大きな爪を主要な武器として振り回す。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1496687009993162753?s=19
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1496687367465304065?s=19
また、接近してくる相手に対しては強烈な悪臭を噴き出して攻撃してくる場合があり、下手に近づけば飲食物に臭いが移ってしまう恐れがある。
転がった勢いのまま体当たりを仕掛ける攻撃が得意で、甲殻の弾力性を利用してゴム毬のように辺りを跳ねまわったり、時には自身の体高の数倍の高さまで飛び上がり、そのまま外敵を押し潰しにかかる事もある。
口からは強力な麻痺性の毒を含んだ唾液の塊を吐き出し、これで外敵の動きを封じる。
また、この唾液で敵が動けなくなったのを確認すると、その隙に強烈な攻撃を叩き込もうとするという狡猾さも見せる。
また、時には舌で相手を突き刺す、鞭のように伸ばして振るう、絡み付けることで外敵を引き寄せるなど戦法を取る事もある。
これらの厄介な特性や一筋縄ではいかない戦闘能力から、中型モンスターの中では高い危険度に定められており、カムラの里では水獣に比肩する脅威としている。



・利用

ラングロトラから得られる甲殻は耐火性に優れ、特に分厚いものは加工に高い圧力が必要だが、その素材としての性能は大変に魅力的。
特に、柔軟性に優れた蛇腹甲は武具の可動部の保護に適した素材として重宝される。
また、独特の美しさを持つ舌や甲殻の鱗はモガの村では特産品として扱われる。




加工屋ではその特異な身体構造に着想を得た、変形機構を備えた武器の開発に成功している。
また、火の国では成人の儀式の際、ラングロトラの素材から作られた、火の精霊を象った防具を身に纏う風習があり、現在ではその防具はハンター用の装備として各地で利用されている。
・ソース
MH3G
MHXX
MHR:S
https://s.famitsu.com/news/201108/08048146.html?s=09
モンスターハンターライズ 公式設定資料集 百竜災禍秘録




牙獣種の書 大雪主ウルクスス

2023-08-19 16:18:52 | 牙獣種





「大雪主」
大雪主ウルクスス
Snowbaron Lagombi
牙獣種
尖爪目 堅爪亜目 兎獣下目
クスス科
全長約607.52〜799.36cm
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1692788585618165983?t=oT77cwCdjI-BqRCE253CNA&s=19


・狩猟地
雪山、氷海、極圏

・概要、特徴
白兎獣ウルクススの中でも強靭な体躯を持つ特殊な個体で、雪原の無法者とも云われる。
黒ずんだ体毛と通常個体と比べて先端が丸みを帯び、突起が鋭利になった耳、攻撃的な印象を抱かせる顔と腕、そして通常の個体より一回り大きな巨体が特徴。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1692104198454927479?s=19
気に入った地域を我が物顔で滑り回る様から「大雪主」の二つ名を冠し、その名に恥じない威圧感を感じさせる風貌をしている。
二つ名持ちの例に漏れず、狩猟には特別な許可が必要。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1692109866222186625?s=19
・危険度、戦闘能力
外敵を視認すると大型モンスターに匹敵する咆哮で威嚇を行い、排撃を行う。
https://twitter.com/gagieru_seltas/status/1496289959484932100?s=19

通常個体と遥かに上回る圧倒的な膂力と運動能力を持ち、より多くの雪を一度に扱う力技を可能とする事から、戦闘能力は通常個体を大きく上回る。
複数の雪玉を同時に投げつけたり、滑走や跳躍の際に雪煙を立ち昇らせて相手の動きを封じたり、更には自分よりも大きな雪玉を作り出し、それを転がして外敵を轢き潰そうとしたりもする。


時には自身より遥かに巨大な見上げるほどの雪玉を抱え上げ、外敵に向けて投げ飛ばすなど、凄まじい剛力を発揮する事もある。
これらは例え大雪主にとっては戯れであったとしても、人にとっては雪崩に匹敵せんばかりの脅威となり、これによって雪下に沈んだ集落も多い。
また、突然身を翻して滑走してきたり、滑走の勢いを利用して円を描くように動きながら後退する、バックスピンと呼ばれる移動技を体得している。
巨大な雪玉を抱え上げた時に爆音や攻撃によって怯ませると、そのショックで雪玉を取り落とし、自身の脳天にその直撃を受けてしまう事がある。
流石の大雪主も雪崩と比較されるほどの雪塊が頭に直撃しては平然としていられず、しばらくの間は隙を晒してしまうため、挑む際は狙い目となるだろう。




・利用
大雪主からは病み付きになるような手触りの体毛や深い溝の彫られた腹甲が得られ、それらの素材から作成された武具には大雪主の魂が宿り、鍛えれば特殊な力を秘めるとされている。
しかし、当然ながら特殊許可クエストを制した者でなければ、その装備を着用することは許されない。
ソース
MHXX