インド映画は 踊るマハラジャ以来だわ〜
インド版ドラゴン桜、とか??
ちょっと違うな〜
ドラゴン桜は学校のランクを上げるためのスタートだったけど
アーナンド先生は
頭脳ピカイチなのに経済的不自由で高度な教育機会を与えられない若人たちに
食住込みの予備校、学習塾を開いたので
難関校へ!合格への道!
ゴールは同じでも
道程がだいぶ違う
エンドロールで
"真の建国者である教師に捧げる"
の一文で胸アツだった…
「彼は自分のことよりも義務のほうを優先している」と周囲から心配されているのを見て
嗚呼、まるで煉獄さん…!と思った
そして
インドのカルチャーに不案内なので
登場人物たちが口にするインド神話?や英語劇の元ネタ?が解れば…と悔しい
サッとかがんで相手のつま先に触れるのは
敬意を示す仕草らしい、とか
先生のお父上が素晴らしい心の方で
『王になるのは王の子ではなく能力のある者だ』
などなど
名言が出てくる〜!
先生の弟君も裏方で運営を支えてくれて
「テオ(ゴッホの弟くん)ですか!」
インド映画なので上映時間が2時間半ちょっと、と長いんだけど(踊るマハラジャは3時間、笑)夜8時以降のレイトショーで観ると映画館出るのが深夜11時をまわってしまうけど
観てよかったな、と
…もっとも私は
「教育の無力」を痛感する日々
「ヤンキーの王国」
と呼んでる北関東に暮らしてン十年
義務教育はみんな終えているはずなのになー
それでも生きてはいける、
学習塾や大学の学費、
海外留学の費用(イマドキは3000万〜らしい、ビックリ!)
大枚はたくより
学も教養も無くても
「とりあえず生きていける」というならば
そっちのほうがコスパがいいのではないか?と絶望してる
※昨日、新宿ピカデリーの舞台挨拶にはモデルとなった人物、アーナンド氏ご本人が登場したらしい…ウラヤマシス…