父の一周忌で帰省しました。少し前のことです。
あちらの世界で、父は頑張っていることと思います。賑やかな3姉妹が帰省すると、父もこちらの世界をみに来ていたのかなと、所々で父を感じました。
一周忌の前日は、津野山に妹夫婦、妹の友人(お客さん)と、姉と、計7人で津野山に行きました。
やはり、ここは聖地だなと思いました。
先ずは、義堂絶海のふるさと、津野町船戸にあります稲葉洞へ。白龍と黒龍がおられる龍王洞で、不入山の入口のようでもあります。ここは、四万十川が目の前に流れ、本当に美しいところです。
白龍になったとされる綾姫伝説が伝わります。
皇室にとつぐも、後継問題に苦しみ悲しみの末に亡くなった綾姫さま。絶海和尚につれられて、この地、四万十川源流の里まで逃れるも、最期は命をたたれ、白龍となった伝説があります。絶海和尚の生きた時代ですから、室町時代初期ですね。
義堂と絶海は、五山文学で有名で、こんな山深いところからよく登りつめたなぁと思います。
先日参拝した、天龍寺の夢窓疎石とも縁があり、また、絶海和尚は、京都では、相国寺にいたお坊さんです。
時代は違いますが、江戸時代の白隠和尚も京都では相国寺にいたようで、動画にした時は知りませんでしたが、不思議と繋がっているんだなぁと思いました。
津野山では、まず金毘羅様に参拝しました。
1年前は、母ときましたが、今回は、母は痛みがあるので行けませんでした。
金毘羅様では、桜や梅が咲いていました。この地を愛する縁ある身魂の皆さんが植えてくださった植物が生長しつつあります。
母が奉納した砂利が従兄によって山のてっぺんに運ばれていました。感謝。この砂利を妹達家族が近々広げるみたいです。。
これまた感謝。
つづく