香川県香西寺の波切不動明王のお宮の横に耳治し神様として如意輪観音をお祀りする祠があり、妹と参拝しました。
耳の神様は母の故郷の津野町力石にも鎮座されています。津野町は、高知県四万十川源流の里であり、太平洋に面した温かい陽光のさす高知県を想像する方からは想像も出来ないくらい山奥で、冬は雪が積もります。
数年前妹に起きたある事がきっかけで母と妹が母の実家の津野町力石の神様をお祀りをしなおし始めることになりました。詳しくは妹のブログで書いています!
この地を私は勝手に「津野山神界」と名付けました。何故なら、神界の名前に相応しい土地だからです。
実はこの地は長い間忘れ去られて参拝する人が途絶えていた沢山の神様が鎮座する場所です。山が連なるようにあり目下には美しい四万十川が流れています。
稲葉洞という白龍と黒龍が棲まうと伝えられる洞窟も近くにあります。
耳の神様が鎮座しているのは、母の実家から向かって右手の山です。母が子供のころはコウジンゴウと村の人が呼んでお詣りしていたそうです。
病気は突然誰にでも起こりえます。母の実家の山深い場所で昔病になったら神仏に手を合わせて治癒を祈ったのだと思います。耳の病気は突然おこり聴力をあっと言う間に失うと聞いたことがあります。
私の母は子供のころ大病をして生死を彷徨ったそうです。母を生かしてくださった神仏の御加護と津野山の自然に感謝したいです。母がいなければ私はいない、ご先祖様誰一人欠けていても私はいないのですから。
初めて私は耳の神様の祠のある所にいきました。竹林の小道が美しかったです。妹や母が小道を綺麗に掃除してくれていたので歩きやすかったです。
祠が見えてきた時に石の祠の中にある木の祠に照明があたったように光っていました。誰か照明つけた?と話しました。実際はもちろんそんな事はなく、凄い光っているから喜んでくれているんだねと母と話しました。
何十年もの長い間忘れ去られ、誰も参拝せずこの地にいたかと思うと悲しかったと思います。私は帰省したら津野山神界に訪れようと思っています。
つづく