梅雨といえば、紫陽花。今日は紫陽花の写真を載せます。
雨が土に降ってその土の性質によって、ピンクだったり、紫だったり、青だったり。土と雨の合作が梅雨を彩る紫陽花とは、なんとも素敵。神社やお寺にも、この時期は季節を彩る紫陽花が咲き誇ります。
アジサイの季節である6月は気温の変化が激しく、昔はこの季節に流行病で亡くなる人が沢山いたそうです。そのため、アジサイは死者に手向ける花と考えられていたのです。このことから、かつて流行病が起こった地域では、お寺にたくさんのアジサイを植えるようになったそうです。
紫陽花とお寺の関係はこういった理由があったんですね。
夏至もこの時期で、日の長さもこの時を境に短くなりますね。季節が命に少なからず影響を与えることも昔の人は感覚で感じていたのかなぁ、と思いました。
紫陽花は青い色が多いです。花言葉は色々あって、青い色から冷淡とか、様々な色を彩ることから、移り気とか、あらら。ネガティブな。笑。青い色は暖かい色だと思うけどなぁ。
水は色はないけど、青く見えるし。空気も無色透明だけど空は青くみえる。素敵な色。本当は無色なのに光により青く見える。ピュア色と名付けます。紫陽花は、ピュアな花。
故人が天に召されるように、青は全てを包み込んで心を癒やしてくれる色。青い海。水は循環して恵みをあたえてくれます。
紫陽花の青も、薄ピンクも、そして紫も空の色であり、太陽に照らされた海の色。雨が似合う色。
紫陽花は、心を鎮める花だと思いませんか。