あくたの日記

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羊毛ワンコができるまで

トライアングル

2009-02-19 11:48:00 | Weblog
今回は今まででいちばんまあ見られた。
全体としてはキャラは立ってないし
本当にダメなんだけど、堺雅人の演技が良かったし、
(上海で悪いことしてる志摩野と、さちの名前をつけたのはぼくだよ、と
ささやくお兄さんな志摩野、このギャップが
魅力的だった。手紙良かったなあ)。
吾郎が中国語を喋った(笑)シーンが…。
なぜ中国語話せるのという郷田(江口)の突っ込みがなかったが
本当になぜ話せるんだろう。大学で第二外国語で中国語とってた、
とか何か説明がないと変じゃないかな。
私は胡桃沢胡桃沢耕史の「翔んでる警視」シリーズを思い出したよ。
外国語の教材を飛行機の中でちょっと聞くだけで
ネイティブスピーカーになれる東大卒の天才警視。
これくらいのキャラならいいけど、黒木舜が突然話したのは不自然だったなあ。
インターポールの郷田が中国で何もしないで、
日本に帰って来てから電話で日本語で
「もっとちゃんと死体調べろ」とか
キレて怒鳴ってるのが全く納得いかない。
インターポールどころか一般市民レベルの反応じゃないのか?
キャラ設定がいい加減過ぎる。
でも志摩野(堺)が上海であくどいことやってるシーンは
とてもサマになってた。だからそういう人に仕返しされて死んだ、で
いいんじゃなかったのかな。なぜ郷田の身代わりに
あっけなく死ぬんだろう。何人もの死、そういう犠牲と引き替えにするには
25年前の事件の真相を知りたい、というだけでは動機が弱すぎるのだ。
この本当の強い動機は、郷田が心に秘めているのだろうが、
視聴者をも納得させる強い動機がないとドラマを
見続けることは難しい。強い動機はもっと最初に出さないといけない。