わたしんちの医学革命と雑多な情報

「医学革命」とは薬からの解放への「個人の気づき」の事である。雑多な情報も「取捨選択」&「鵜呑み厳禁」はセルフサービスにて

ガストン・ネサーン氏(ソマチッド研究者)ご逝去の報告

2018年09月27日 | 医学と健康

 

ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

ガストン・ネサーン氏ご逝去の報告

~~~ご夫妻と旧アカデミーとの信頼関係、そして『ソマチッドと714Xの真実』をめぐって

稲田陽子

ネサーンさんの訃報は、今年の3月に萩原先生(イーハトーブ・
クリニック)からもたらされた。
ケベックの春を待たずに、2月16日に亡くなられたという。

ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー

続きは

https://creative.co.jp/wp/topic/837/

 

 

日本も当然そうなのだが、海外でも医学界(西洋医学という現代医学教)に反した「真実を語る者」は例外なく弾圧されたり、引きづり下ろされる運命にあったようです。

 時には死因不明のような・・・

その一人に、知る人ぞ知る(まあ、ほとんどの人は知らないだろうが)
ガストン・ネサーン氏。

でも、「ソマチッド」とか「ソマチット」という言葉を聞いたことがあるひとの方が多いでしょう。

そのガストン・ネサーン氏のことを本にして日本に紹介した稲田氏の名著「ガン呪縛を解く」より

 

ガン呪縛を解く〈第六版〉

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¥1,944

ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

ガストン・ネサンの部分のみ

終章「健康回帰の道しるべ」

極微の生命体ソマチッドを発見
 現代医学と千島学説では、そもそもその依って立つ科学の基盤が根本的に異なっている。現代医学はあくまでもニュートン力学的な古典物理学に立脚し、千島学説は量子物理学的な科学に立つ。たしかにニュートン力学でも月に宇宙飛行士を送ることはできるが、それは生命の神秘や人体の絶妙な働きを説明することができない。物質をどんどん小さくなものに還元していくと、そこには摩訶不思議としか思えない量子の世界が広がっているのだ。

 現代の生物学や医学は生命の基礎単位を細胞とみなし、それを支える生命メカニズムを糖鎖構造やタンパク質、遺伝子などに求め、それらの働きを化学反応式によって表してきた。要するに、生命現象をいきなり分子生物学に還元してしまったのだ。しかし、本当に生命の基礎単位は細胞なのか。確かにアメーバなどの単細胞生物には生命活動の基本条件がそろっている。だが、だからといって細胞が生命の基礎単位と言い切るのは早計すぎよう。

 というのも、顕微鏡技術が進んだいま、血液の中にはもっと微小な、明らかに独立して生命活動を営む有機体がはっきりと認められるからだ。そしてこのことも、実は千島博士が予測していたものだった。ただ、千島が使っていた当時の顕微鏡には倍率や分解能などで限界があったため、千島はそれを「バクテリアやウイルスの自然発生」という言葉で表した。しかしその後驚異的な顕微鏡が開発されることにより、細胞よりもはるかに小さな、不思議な生命体の存在が発見され、リアルに観察されたのである。

 その発見者はフランスの生物学者、医師にして顕微鏡研究者でもあったガストン・ネサンである。ネサンの波瀾万丈の半生を紹介したクリストファー・バードの『完全なる治癒』(徳間書店刊)によれば、1924年フランス北部のルベに生まれたネサンは、幼い頃から数々の発明を行い、早くからその天才ぶりを発揮していた。大学では物理、化学、生物学を学んだが、手続きミスで卒業証書をもらいそこね、その後フリーランスの研究者として血液分析にのめりこんでいく。そんななか血液中に不思議なものを見つけ、もっとよく見える顕微鏡が欲しいと思い立ち、そこから顕微鏡の開発に取り組んでいった。

 ネサンの顕微鏡開発には従来の物理学と光学では説明できない全く独自の「光を操作する技術」が使われていた。そしてそのネサンのアイデアと設計を具体的な形にしたのは、有名な光学機械メーカー・ライツ社の熟練工たちだった。その結果ついに3万倍の倍率と約150オングストローム(1オングストロームは10のマイナス10乗)の分解能を持つ顕微鏡が完成した。ちなみに一般の顕微鏡倍率は普通約1800倍、分解能0.1ミクロンで、電子顕微鏡では倍率約40万倍、分解能30~50オングストロームだが、電子顕微鏡では観察する試料の物理的様相を変える操作をしなければならないのに対し、ネサンの顕微鏡では「生体が生きたまま鮮明に観察できる」という画期的な特徴を持っていた。その顕微鏡「ソマトスコープ」を使ってネサンは血液や細胞の観察に着手したのである。

 そこから見えてきたものは、驚くべき「生命の宇宙」だった。そしてネサンはそこにうごめく小さな生命体を発見した。それは細胞よりもはるかに小さな生殖する有機体だった。驚いたネサンはそれをソマチッド(小体)と名付け、さらにつぶさにその生態を観察し続けた。すると、その小体は自らが置かれた環境に応じてさまざまなかたちに次々と変化していった。健康な生物体ではソマチッドが胞子、二重胞子に変化するだけでこの3つのサイクル内に留まっているが、いざ環境に異変が起きると、さらに新しく13の段階を経て成長していく。つまりソマチッド・サイクルは、全部で16の異なる形態を持っていたのである。

 健康な人の血液にはソマチッド、胞子、二重胞子の3形態が見られるだけだが、環境が劣化するとソマチッドは突然かたちを変えて次の段階へと進み、そこからさまざまなバクテリア形態が出現してくる。すなわち、二重胞子→ マイコバクテリウム形態→ 二重バクテリア形態→ 棒状形態→ 二重胞子を持つバクテリア形態→ 粒状の二重胞子を持つバクテリア形態→ 球状の細菌形態→ 破裂→ 酵母形態→ 子嚢胞子形態→ 子嚢形態→ 菌糸体形態→ 繊維状の葉状体へと、ソマチッドがどんどん変化し始める。そのプロセスをネサンはしっかりと見届けたのであった。千島学説では第3原理で「バクテリアやウイルスの自然発生説」を打ち出しているが、ネサンはその様子を顕微鏡でこと細かに観察し、千島が言う「バクテリアやウイルスの自然発生」を実質的に実証してくれた。千島の場合は顕微鏡の精度に限界があったため、ネサンほどまでにはよく分からなかったものの、ネサンは千島が見た世界をきわめてリアルに、ものの見事に描き出してくれたのである。


生命の謎を解いたネサンだったが…

 ネサンが発見したソマチッドは、とにかく不思議な生命体だった。摂氏200度以上の高温でも死なず、どんな生物も殺す威力を持つ5万レムの放射能にも耐え、どんなに強い酸の影響も全く受けず、遠心分離機にかけてもびくともしない。それはまさに不死身の生命体だったが、そのソマチッドがすべての生命体、そしてわれわれ人間の血の中で活動していたのである。それを知ったネサンは、その後も夢中でソマチッドの研究に没頭していった。

 そしてその後の研究で、動物や人間の免疫機構が弱まったり不安定になったりしたときに、ソマチッドの正常な形態が異常領域の形態に次々と変化していくことが分かった。つまり免疫機構の弱体化が、正常な3段階から次の13ステップへの形態変化を踏み出させる。その引き金を引くのはどうやらトラウマ(衝撃的体験)のようで、例えば放射線や化学汚染、事故、ショック、鬱状態等々が免疫機構の弱体化をもたらす原因になっているらしい。

 しかもソマチッドの形態と疾患との間には明らかに関連性があり、ソマチッドの形を見ればその人にどんな疾患があるのかも分かるようになった。ガン患者のソマチッドは常にある特定の形をしているのだ。こうしてネサンは、ソマチッドを検査することによってガンやリウマチなどの疾患判定ができるようになり、かつソマチッドの形を観ることで、ガンなどの変性疾患の発生を18ヶ月前に予知・予測することができるようになった。

 ところでこの不思議なソマチッドは、いったいどこからどんなふうに誕生するのだろうか。それについては「分からない」とネサンは言うが、とにかく赤血球の中にどんどんソマチッドが出現してくるのだ。そして「分からない」とは言いながらも、ネサンは「ソマチッドがDNAの前駆物質ではないか」と推測し、ソマチッドが生物と無生物の間の「失われた環」であることをほのめかす。このことについて、ネサンの妻であり良き研究パートナーでもあるフランソワーズは、さらに次のように突っ込んだ発言をしている。

 私たちは、ソマチッドは「エネルギーの具現」であるという結論に達しました。
ソマチッドは生命が最初に分化した具体的な形態であり、動植物の生きた生体に伝達できる遺伝的特質を持っています。ソマチッドは、基本的に電気を帯びています。したがって互いに近づくと、自動的に反発し合います。ソマチッドは、史上最小の生きた「エネルギーのコンデンサー」と言えるでしょう。

 ソマチッドは生命が最初に分化した具体的な形態であり、エネルギーの具現、エネルギーのコンデンサーではないかとするこの言葉は、量子物理学者たちやラズロの世界ともつながってくる。千島もまた「気は超エネルギーであり、それが血に影響を与えている」とした。

 量子世界は目には見えず、千島学説でもその辺りをおぼろにしか示していないが、ネサンは顕微鏡で実際にソマチッドを発見し、それを「エネルギーの具現」「生命が最初に分化した具体的な形態」と見ているのだ。このことは、実はノーベル賞を受賞したハンガリーの科学者、アルバート・セント・ジオルジもすでに予測していたことだった。「生命の秘密は、最終的には電子、もしくは電気を帯びたその他の素粒子のレベルで発見されるはず」と。

 ネサンが成し遂げた顕微鏡開発や新しい生物学、予防医学などの成果は、当然ノーベル賞に値するものだろう。しかし顕微鏡は「原理が物理や光学の法則で説明できない」として特許が与えられず、世に出ることはなかった。ネサンが開発した顕微鏡でミクロ世界の素晴らしい画像が目で確認できても、既存の理論で説明できなければ認めないというのである。

 ネサンが発見したソマチッドはいま、暗視野顕微鏡を使えば誰もが簡単に観察することができる。しかし観察はできても医学界ではそれを無視、黙殺し、本気で新たな生物学と医学を構築していこうとはしていない。ぼく自身自分の血液中のソマチッドを見たいと思い、ソマチッド研究家の宇治橋泰志さんの研究室(免疫整体治療院)で何度か暗視野顕微鏡を使って実際に見せてもらったのだったが、なるほど血液の宇宙には、無数のソマチッドが輝きながらにぎやかにうごめいていた。そんな生命の宇宙に飛び込んでしまうと、いまの古典物理学的な医学と医療に、どこか空しさ侘しさを覚えてしまう。血液中にはこんなに神秘で素晴らしい命の宇宙が広がっているというのに、それを決して見ようとはせず、相変わらず「悪魔のガン」との戦いを、地上にへばりついて生物兵器や核爆弾、そして戦闘機空爆や戦車砲撃に明け暮れているかのような姿がほうふつとしてくるからである。

 なぜ医学界は、ネサンのかくも素晴らしい発見と研究を無視、黙殺し続けているのだろう。実はそこには理由があった。もしネサンが顕微鏡の開発とソマチッドの発見だけで終わっていたとしたならば、ネサンはあるいはノーベル賞を手にすることができたかもしれなかった。だがネサンは、医学界のタブーに踏み込んでしまったのだ。そしてそのことが、その後のネサンに思いがけない不幸の数々と、波瀾万丈の運命を強いることになった。

ガン完治率75%の治療法の運命

 ネサンが踏み込んだ医学界のタブーとは、顕微鏡の開発とソマチッド理論の研究だけに留まらず、ガンや難病の画期的な治療法を開発してしまったことだった。それもネサンのガン治癒法は極めて簡単で、クスノキの樹液から採取した天然カンファー(樟脳)を原料に開発した製剤を、鼠蹊リンパに注射してリンパ系に循環させるというものだった。

 このカンファー製剤は「714- X」と命名され、大勢の末期ガン患者やエイズ患者に使われていったが、その完治率はなんと75%にも達したという。ネサンがソマチッド理論に基づいて追求したガン治癒法とは、異形化したソマチッドを健全な元の状態に戻すことであり、そのために有効だったのがクスノキの樹液から作ったカンファー製剤だったのである。

 もっとも、ネサンはいきなりこの製剤に行き着いたわけではない。まず1940年代に抗発酵性の特質を組み込んだ製剤(GN-24)を開発し、これはネサンの義弟を末期の胃ガンから救い出すなど大きな成果をあげることができた。続いて、さらに治療効果の高い血清「アナブラスト」を作り出し、「余命1週間」と宣告された半昏睡状態の乳ガン患者を見事に完治させたりもした。このように成功事例が増えるにつれ、ネサンはフランス医師会から睨まれるようになり、不当な理由で二度も法廷に呼び出された。そして多額の罰金の他、研究室は閉鎖され、器具類も没収、その果てにネサンはコルシカ島に移らざるをえなくなった。

 だが、そのコルシカでも、ネサンが移住した1週間後には何百人もの患者がネサンを追って集まってきた。そのことがフランス医師会の怒りを再び爆発させ「取り調べ裁判」が開始された。それを機にネサンはカナダに飛び立つが、その出国を手助けしたのはネサンに「余命1週間」から救われた婦人の夫、フランス最高警察機関の高官だった。ネサンはガンで苦しむ多くの患者を救ったことにより、故国フランスを離れなければならなくなったのである。

 フランスよりは寛容だろうと思っていたカナダでも、ネサンはひどい仕打ちを受けることになった。何者かによって仕掛けられた巧妙なワナにかかり、カナダでも裁判に引っぱり出されてしまったのだ。その一方ラッキーな出会いもあり、スチュアート財団からの支援を得てネサンは研究を続けることができたのだったが、その幸運さえ完璧に封じ込めてしまうほど、医師会のネサンに対する圧力は激しくなっていった。

 そして1989年5月ついに逮捕され、1ヶ月ほどの独房生活を強いられた後、6月下旬から裁判が始まった。この歴史に残る「ガストン・ネサン裁判」は、一人の天才を終身刑に処すことで社会から完全に排除して、ネサンが残した実績を完璧に封印するために仕掛けられた裁判だったように思える。ところがその圧力をはね返すかのように裁判の期日を決める審問のその日、裁判所の玄関には100人以上のデモ隊が集まって、連行されるネサンに大喝采を送った。彼らはネサンによってガンなどの難病から奇跡的に救われた人たちだった。

 その後デモ隊は手に手にプラカードを持って裁判所からホテルまでデモ行進し、ホテルでは「ガストン・ネサンを守る会」の第1回記者会見を開いた。そこでは世界各地から集まった人々がネサンに救われた体験を語り、「ネサンの正義」を訴えた。そして裁判が始まっていくが、結論から言えば、この裁判でネサンは見事「無罪」を勝ち取ったのである。

 なぜネサンは裁判に勝つことができたのか。それは彼が法を犯すことなど何もしてなかったことのほか、すでに数千人のガンや難病患者たちを救っていたために、ネサンに救われた元患者たちによる法廷での証言や支援がすごかったこともあった。ネサンに救われた人々は世界各地におり、その中には政府の高官や医師、組織のトップ等々著名な人たちも数多くいた。また、裁判中にはカナダばかりかアメリカからもガンやエイズ患者たちの電話が殺到し、ネサンを応援し、成功を祈り、裁判に助言をしてくれたりもした。この事実は、そのときの「ネサン裁判」がいかに大きな注目を集めていたかを物語っている。

 ガストン・ネサンの裁判に関しては、『完全なる治癒』にその詳細が綴られている。こうしてネサンは裁判には勝ったものの、その後医師会と医療産業などの圧力や、マスメディアによる巧妙な「空気支配」も手伝って、悲しいかなネサンの治療法が広く世界に知られたり、それが医療の現場に根付くことはなかった。

 実際、日本で「ネサン裁判」を伝えたマスメディアをぼくは全く知らず、ネサンの名前もソマチッド理論も、カンファー製剤「714-X」もほとんど知られていない。ネサンが開発したカンファー製剤は「完治率75%」を誇っていながら、社会からすっかり封印されてしまったのだ。もっとも「ソマチッド」という言葉とその理論は、それなりに認知されてきているようだ。しかし正直な話、そこには何となくうさん臭い香りが漂っていて、ソマチッドがどこかオカルトじみたイメージで広がっていることを非常に残念に思う。それも、科学者やマスメディアがまともに取り合おうとしていないことに起因しているように思う。


ライフの成果を蘇生させたガストン・ネサン

 ネサンのガン治癒法は、赤血球の中のソマチッドの異常を正常に戻すことであった。千島も血液の正常化をガン治癒の基本としていたが、千島がそれを「食」と「気」に求めたのに対して、ネサンはクスノキから採取して作ったカンファー製剤を用いて治療した。方法は違うがいずれも血液の正常化を目指すという点では同じである。ただネサンの場合はソマチッドを正常化させる製剤を独自に開発して、それを治療に使ってソマチッドの形の変化が顕微鏡ではっきりと観察できたぶん、より効果的な治療ができたのだと思う。

 二人とも血液を研究し、ガンは局所的な細胞異常ではなく全体的な病気と考えたが、それと全く同じように考えていたのが、オーストリアの思想家ルドルフ・シュタイナーだった。シュタイナーは「見えない世界」を直感で洞察した優れた思想家で、「悪性腫瘍は身体の全体的な病気である」とし、全身を流動する体液(血液・リンパ液など)こそが健康のカギを握るとした。しかし、それが科学的に実証されるには顕微鏡観察を待つしかない。この課題に応えたのが千島であり、そして千島が打ち出した革命的な学説をさらに明解に裏付けたのがガストン・ネサン等々だったのである。

 画期的な顕微鏡を使って観察したネサンのソマチッド理論は非常に明解であり、しかもその理論に基づいて開発した治療法で圧倒的な実績を残した。しかし千島やネサンの前にも、すでに多くの先駆者たちがいた。たとえばパスツールの宿敵だったアントワーヌ・ベシャンは、発酵している溶液の中に小さな無数の小体が発生するのを観て「マイクロザイマス(小発酵体)」と名付け、ウイルスや細菌、真菌はそれが発達し変化したものとした。ベシャンのこうした研究成果の多くはパスツールに盗用され、また最も肝心な小発酵体の発見は強引に封殺されてしまうが、20世紀に入ると再びベシャンの発見を実証・補強する観察や研究が相次いでいく。1916年に血液中に存在する小さな生命体を発見したドイツのギュンター・エンダーライン博士もその一人である。

 エンダーラインが暗視野顕微鏡で観たものは、ベシャンの観察を改めて証明するものだった。そこからエンダーラインは一つの結論を引き出す。「周期(生活環)の最低点に動かない植物性タンパクコロイド微粒子があり、その最高点に真菌がある。そしてこの二極間には共生菌があり、これは人体に不可欠なものであるが、体内の環境の変化で病原性にも発展する」と…。こうしてエンダーライン博士はベシャンの発見をさらに詳細に裏付けたのである。

 さらにもう一人、アメリカの天才独学者ロイアル・レイモンド・ライフのことも紹介しておかなければならない。ライフもネサンと同じように「生きた有機体を自然の状態で観る」ことができる3万倍以上の拡大能力を持つ顕微鏡を独自に開発し、生体や血液の中に微小な有機体を発見していたからである。ライフは画期的なその顕微鏡を使って血液などを観察した結果、次のような結論を得た。

▼細菌は病気を起こす原因ではなく、病気になった結果生じるものである。
▼細菌は、体の状態に応じて無害なものから致死性の病原菌に変化する。
▼その病原菌は、特定の周波数の光で即座に殺すことができる。
▼細菌は生命の基礎単位と考えられているが、実は細胞の中にもっと小さな細胞があり、その小さな細胞の中にさらに小さな細胞がある。このプロセスは顕微鏡の倍率を高くして見ると16段階まであり、ミクロ以下の大きさまで一段階ずつ続いている。

 こうして小さな細胞が16段階に変化することを発見したライフはさらに研究を続け、ついにガンに関する全く新しい理論を打ち出した。それは「ガン細胞にある周波数を持つ光を当てると死滅する」というもので、数々の実験の結果それはガン、結核、腸チフス、ハンセン病、口蹄疫などで効果を示した。ちなみにそれを知ったサンディゴのアーサー・W・エール医学博士がライフの周波数エミッターを入手してガン患者の治療をしたところ、腫瘍が約十分の一にまで縮小し、再発することはなかった。このように1920年代には早くもライフがネサンと同じような成果をあげていた。しかしライフの成果が引き継がれることはなかった。それは正統派の見解を脅かすものだったため研究は中断されて地下に潜らざるをえなくなり、ライフの良きパートナーであり後継者だったジョン・クレインも投獄された。誰が何の目的でやったのかは分からなかったが、研究を記録した何千枚もの写真と映像フィルムが跡形もなく消えてしまい、顕微鏡も修復できないほどに壊されてしまったからである。

 ただ、ライフが開発した画期的な顕微鏡に関しては、1944年発行の著名なフランクリン研究所の専門誌が「新しい顕微鏡」という長大な論文の中で紹介している。ライフの顕微鏡と観察の成果は「幻の遺産」となってしまったが、それをその後ガストン・ネサンが蘇らせてくれたのだ。

 ライフやネサンが残した実績に関しては、ぜひ『完全なる治癒』(徳間書店刊)をお読みいただきたい。ただしこの本は初版が出ただけで絶版になっているため、現時点では中古本として手に入れるしか方法がない。ぼくは出版社にぜひ再版してほしいとお願いしているのだが、そうでもしない限り、ソマチッド理論とその成果が広く正当に伝わらないばかりか、あの歴史的な「ガストン・ネサン裁判」の勝利も歴史に封印されてしまうからである。ネサン博士はまだ健在であるだけに、世界から評価され迎えられる日がくることを願いたいと思う。

ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー

  • ソマチッドと714Xの真実〈第四版〉

    ソマチッドと714Xの真実〈第四版〉

    ¥2,700

 

 

 

 

 

紹介本は下記のHPで販売されています。

Creative Space (Eco・クリエイティブ&「ガン呪縛を解く」じあいネットの公式サイトBy 稲田芳弘&陽子)

 

 

千島論などは今でもトンデモ論とか偽科学、オカルトなどと批判されたり、無視(無視の方がつごうがよい、、本気で突っかかるとまずい。藪を突くと蛇(真実)が出てくるから・・・)

世界の医学は牛乳飲めに、じゃないか!!牛耳られているので、まだしばらくはこれは続くでしょうが・・・

いかんせん、太陽のくしゃみが始まってきたようで、いつまで持たせられるか・・・

君たちには明日が無い、今の内に転回しなさい~~~(呼びかけ)

世界の江弁当(イベント)には当然、世界の医学医療のことも含まれている。ナニも金融のリセットだけではないでしょ。医学のリセットも重要な項目なのでR。

(イベント情報にはあまり医学のことがあまり知らされていないようですが・・・ね。)

 

いまはドンドンドンドン、どんどん新しい情報が出てきているから、選ぶのに迷うほどだ。

だが、ボクはゼロポイント・フィールドに繋がっていればダイジョウブだと思う、のです。

他人じゃない、自分の必要とする情報はかならず引き寄せられる、いや、そこに引き込まれる。

 

 

 

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