わたしんちの医学革命と雑多な情報

「医学革命」とは薬からの解放への「個人の気づき」の事である。雑多な情報も「取捨選択」&「鵜呑み厳禁」はセルフサービスにて

お盆にアレルギーを考える

2015年08月13日 | 医学と健康

別にボクが考えたことじゃないんですが・・・

アレルギーって、なに?

普通の人が食べても大丈夫な食べ物が、ひとによっては重大な反応を起こすという。

その差はどこから来ているのだろうか?

お盆に考えるにはよい話ですね。(関係ないか?)

 

 

In Deep様が非常にわかりやすくまとめていられますね。


風邪の中で考える「病気と人間と子どもと医療の未来」・・・今、乳幼児の4人に1人がアレルギーのために卵を食べていない

 

まあ、卵は無理して食べる必要はないと思うのですが、(精白児?は卵が大好きだそうですが・・・・)それよりもアレルギーが増えた現代人。それも幼児に増加しているというから、いったいどうなっているんだろう?

上記の記事に呼応してぴったりな記事がありました。というより、探し出してきたんだろうが・・・

こんな事を200年前、じゃないな、20年前に書かれていたものをご紹介します。

下の記事のまえに風邪(インフルエンザも同じ穴のムジナなんだけど)について書かれていますが、それは、また後で¥¥(また記事が前後して分かりにくいですね。)

素人のボクがまとめて仕舞うと、

要するに、全ての病気は体内浄化作用。

言うのは簡単ですが、身体に起こる症状としては個人的も千差万別。あまりにも多くて、いちいち症状毎に分別していたんじゃ、人生一度や二度では敵いませんなあ。
(それを世界の医学者達が血眼になってやっているのだが、ぐんもうぞうをなでる如し)

素人で玄人でも、急所をしっかり握ってしまえばもうそんなに複雑に考えなくても良し!

ギュ~~~ (急所を握った音)   ←物体じゃないですよ、観念、視点ですから。

 

 

 

松本英聖著  「二十一世紀の医学革命へ」 (1995年刊)より

ーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーー

 感染症は活性酸素の過剰反応

 インフルエンザ(流感)を始め、各種ウイルスによる感染症は、これまでウイルスが直接人体を侵すことで発症するという〝ウイルス主犯説〟が通説であった。


ところが前田教授は、ウイルスの侵入に体が過剰反応し、このとき体内で多量に発生する活性酸素(スーパ-オキサィド)が原因で発症するという新理論をマウスの実験で立証した。研究の端緒は、インフルエンザに感染したマウスの肺内におけるウイルス増殖率と致死率とが一致しないことから始まった。そこで感染マウスの肺胞内を詳しく調べたところ、インフルエンザに感染すると肺胞内にあるキサンチンオキシダーゼ(酵素の一種)の活性が急激に高まり、大量の活性酸素と尿酸が生成されることが確認された。


 活性酸素はもともと生体の異物(ウイルスなど)を溶かして無害化する強力な活性物質。そこで必要以上に活性酸素ができると生体組織が破壊されてしまう。このため生体には余分な活性酸素を取り除く特殊酵素(SOD=スーパ-オキサイドディスムタ-ゼ)が用意されていて、組織の破壊を防ぐ仕組みになっている。


つまり、マッチとポンプの関係で、両者のバランスによって生体の防衛機能が安全かつ円滑に営まれているわけ。まさしく陰陽の調和である(詳しくは『医事論集・第一巻・食と生命』参照)。


 過剰防衛反応とは、この調和が乱れて活性酸素が暴れだし、組織に損傷を与える状態だ。過ぎたるは及ばざるにしかず、ということで、《ウイルス侵入 → 過剰防衛反応(活性酸素) → 組織損傷》というメカニズムによって、さまざまなウイルス感染症が発症するわけ。



110P
    生体の過剰防衛反応--・アレルギーとアトピー

 生体の過剰防衛反応で、一般によく知られているのは、アレルギ-だ。
アレルギーとは、ギリシャ語で〝変わった反応〟という意味で、ウィーンの医師ビルケーが医学用語として提唱(一九〇六年)したのが始まり。またアレルギ-とほぼ同じ意味を持つアトピーは、ギリシャ語の〝不思議な〟という言葉に因んでコカが命名した用語。


何れもその名が示すように、特定の異物に対して過敏な反応を引き起こす特異体質のことだ(詳しくは『医事論集・第一巻・食と生命』を参照)。


 最近、臓器移植に伴う拒絶反応が大きな話題を呼んでいるが、もともと生体には自分と他人を見分ける能力が備わっていて、自分以外のものは全て異物として排除しようとする働き(免疫反応)がある。しかし、この働きがあまりに極端になると食物も食べることができなくなるから、一定範囲の許容能力があるが、その許容範囲を超えると拒絶反応が起こる。また、この反応が過敏になったのが、アレルギーやアトピーにほかならない。


 話は前後するが、免疫機構を大別すると、貪食(どんしょく)作用と抗原抗体反応(狭義の免疫反応)とがある。
前者は体液中を遊走する白血球(貪食細胞)が異物を取り込んで溶かしてしまうケ-ス。
つまり食べて殺すわけだ。

これに対して後者は、侵入異物(抗原)にピタッとはまる反応物質(抗体=免疫グロブリン)をこしらえて無害化する方法。抗原と抗体とはカギとカギ穴の関係に譬えられ、この対応能力は、実に十の八乗(一億)種類以上の抗原に対応しうるから、まさに千変万化の働きである。利根川博士は、この抗体のもつズバ抜けた対応能力の秘密を解明した功績でノーベル賞を受賞した。

 



101P
    ショック死の原因は体内汚染

 今述べた抗原抗体の特殊な反応ケースがアレルギ-で、その主役を演じるのは
igEと呼ばれる抗体(免疫グロブリン)。

これは単独では働かず、体液中の肥満細胞(白血球の一つ)にアンテナのように付着する。このアンテナ(igE)に特定の異物がひっかかると、その情報が肥満細胞に伝わり、内部に蓄えられるヒスタミン、セロトニンなどのアレルギ-毒(起炎物質(メヂエーター))が放出され、この刺激で異物を強制排除される仕組みになっている。


 つまり毒を以て毒を制する非常浄化作用である。これが花粉症、湿疹、喘息などアレルギー反応のメカニズムである。


 なお、アレルギー毒には内臓の筋肉(平滑筋)を強く収縮させる作用がある。このため時として全身的な衝撃反応を引き起こすことがある。これをアナフラキシーと呼び、極端な場合はショック死を招くから怖い。

ペニシリン、アンプル風邪薬、予防注射、麻酔薬などによる薬物ショック死事件は、アナフラキシ-によるものである。


 最近、花粉症を始めとしてアレルギーが急増しているが、その最大の理由は①動蛋食(肉・牛乳・卵)の増加、②化学物質(農薬・洗剤・食品添加物)の氾濫、③医薬品の濫用などで、現代人の体内汚染が極限状態になっているため。つまり、浄化槽が満杯になって汚物が溢れだす寸前と考えてよいだろう。


 そこで一寸した異物がきっかけで、アナフラキシー・ショックを起こせば文字通りの即死。

しかも、こうした一触即発の人が今の社会には大勢いるから、誰か一人やられると将棋倒しに連鎖反応を起こす危険性があり、今の生活が続くかぎり、そのリスクは日一日と募っている。

つまり悪性の疫病が大流行する下地は充分にできており、それが悪性インフルエンザなのか、エイズのような免疫不全症か、あるいは未知のウイルス感染症であるかは分からないが、とにかく大量死による大恐怖時代が到来することは避けられまい。

その日は明日かもしれないのだ。しかも生活改善が遅れるほど被害が甚大になることを覚悟しておかねばならない。

 

※つづく

ーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーー

 

やっぱり、最後に怖いこと書いてありますねえ。

その兆候が可愛い幼児に出始めているという、夏の怖い怪談・・・じゃない、20年前の警告。

いまからでも遅くはない、(いや、遅いひともいるだろうか?)喰いあらためなさい。

 

ちょっとまって、そのまえに、うまいもの喰ってからね♪

 

お盆ですねえ。

ご先祖様に感謝。

しつつ、うまいもの喰いたいねえ~~

うまいものってなんだい?

え!  そういえば、年がら年中、うまいものだらけじゃないか(スーパーにて

 

 

 

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