The Alan Smithy Band

The band is on a mission.

The Night at Darling Harbour

2013年07月21日 | ひで氏海外ミッション編
今回、オーストラリア滞在といってもシドニーにずっといたわけではない。
シドニーの北にあるManlyという街にしばらく滞在して、だんだんと南下していった。
こういうときiphoneのPhotoアルバムにあるPlacesという機能はよくわかっていいなと思う。



Manlyはとても広々したところで、とにかくビーチと一体化した街、という感じだ。


きっとオーストラリアの沿岸の町はみんなこんな感じなんだろうな、と思う。ところどころ町中に立っている看板には昔の偉人の言葉みたいなものが書かれてあり、何が書いてあるのかとよく見てみるとだいたいかつて活躍した有名なサーファーの言葉だったりする。

この国では海とサーフィンが本当に自然に生活に取り込まれている。
私ひで氏自身はサーフィンをしたことがないが、こういうところに住めるならやってみたいと思う。


さてManlyでの滞在を終え最終日、シドニーへこのフェリーを使って移動。シドニーへはフェリーを使う。そう聞くと一瞬たいそうな感じがするが現地の人々にとってフェリーは完全に公共交通機関の一つであり、ものすごい数の人が利用している。値段も片道7ドルぐらいと安かった。


この最終日はすべてのミッションを終え帰るまでの唯一のフリーな時間だった。
いつもはこういう時一人でいろんなところをできるだけ見て回るのだが今回は少し事情が違った。
日本から来たKさんと一緒だったのだ。

まあ たまにはこういうパターンもありだなと思いながら空港近くのホテルにチェックインしたのち、電車でシドニーダウンタウンに向かう。
海外で電車に乗るのがやたら好きな私ひで氏はシンプルな路線に少し面食らったがKさんとともに乗り込んだ。
話し込んでいるうちにあっという間に到着。。。と思ったら突然みんなが降りる。アナウンスをよくよく聞くと「この電車はここまで、空港に引き返します」と言っている。自分たちの降りる駅はまだ3つぐらい先である。

オウ。。。さすが都会だな。と思いながら降りる。
そしてその辺にいた警備員ぽい人に声をかけてみようとするも、ほかにも戸惑い声をかけている人が多く一問一答みたいな雰囲気になっている。こちらが「ミュージアム駅に行きたいのだが?」と聞くと「奥の階段を上がってバスに乗って。今日はもう電車はなし」と言われもう有無を言わさぬ調子である。

目的の駅までチケットは買えるのに電車に乗れないとは一体。。。?しかも土曜日にそんなことがあるのか?
しかし振り向くとさっき乗ってきて降りたプラットフォームにはもう戻れなくなっている。なんか普通ではない。


そんなことあるんかいな?と思いながら外に出てみるとバス停が混雑している。結局はそこで電車のチケットを利用してバスに乗って目的地に行けた。最後までよくわからなかった謎のハプニングである。まあ問題にならなかったから良いようなものの。。。

そうしたイレギュラーな事象も経験しながらその後限られた時間でいくつかの場所をみたわけだが、美しい建物は本当に印象的だった。


オーストラリア博物館


セントメアリー大聖堂

夜はやや南のほうに移動した。空港近くでつかんできたフリーペーパーに載っていたレストランがおいしそうだ、ということで行ってみたのだが、その住所にそのレストランがない。

もしやと思いその場で電話にてGoogle検索すると「Closed」とある。これには笑った。

仕方なく飛び込みで別のレストランに入るが、ここが意外にも吉と出た。
Trust the Chefというメニューしかなく、いわばペアセットだ。二人で取り分ける。いろんな話に花が咲く。

食後はふらっと西のダーリングハーバーへ。
行ってみると素晴らしい夜景に加えなにやら湾のほうに向かってものすごい数の人が座っている。
聞いてみると「あと10分で花火が始まるんだ」とのこと。

いやーラッキーですね、と言いながら
満点の星空に打ち上がる千発は超えようかという花火。ミッションを無事終えた達成感もあり後は明日の帰国だけ、と気持ちよくタクシーに乗り込みホテルへ向かう道すがら、私ひで氏が言った。

「Kさん、今日、いくつかハプニングありましたけど、乗り越えて、レストランでペア料理食べてハーバーで花火のおまけまでついて。。いやーよかったですね」

Kさん:「そうやなぁ、結局全部うまいこと行ったしなあ」

そして私ひで氏がポツリ。


「完全にカップルのやることですね」


Kさん:「はは。。。ほんまやな」



その後、空港のホテルまで僕らは無言だった。




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