さて、結末はどうなる？

自民党安倍派議員による政治資金パーティのキックバック疑惑、並びに政治資金収支報告の不記載疑惑の本格的捜査が始まるわけだが、該当議員や派閥関係者は火消しに躍起になるのが目に見えている。

一番の言い訳は「秘書が勝手にやった」と押し通し秘書に罪を全部被せることなんだろうと思うが、それこそ自民党や会や事務所の（今流行りの）ガバナンスが問われる問題で、ハッキリ言って「自分の足元も管理運営できない人が国会議員でいいのか？」という問題にも発展する。

ハッキリ言ってしまえば「昔とは違うのだよ、昔とは」と言うことなんだろう。

昔は「議員先生」などと国民から崇められ政治に無頓着や未熟な国民を口車に乗せられた時代とは違い、国民が智慧を付けてきたからこそ政治家ファーストの世の中ではなくなってきているのが議員自身が身をもって感じていることなのではないだろうか？

国家は国民がいてこその国家。

国会議員（地方もそうだが）を選ぶのも国民。

その国民に対しての裏切り行為は国会議員というなら最も重い罪であろう。

今回の問題で国会は司法の下に政治資金会計局を設けて全ての議員や政治団体に対して政治資金収支報告を行わせるべきだ。

また、それを国民に開示させる義務を持たせることが重要だと感じる。

国会議員の資産開示よりこちらの方がはるかに重要だと思うがね。

とにかくこの問題はコトが大きすぎるのを関係者は肝に銘じて国民が納得のいく報告を待ちたいと思う。