新潟県の自転車ヘルメットの装着率が全国最下位だそうだ。
装着率を下げている要因はもちろん「面倒くさい」「髪型が崩れる」「意外とカネがかかる」とご承知の通りなのだが、いざ事故に遭遇した場合はバイクと同じで無防備な頭部のダメージは死亡事故につながる可能性が高い。
しかし、バイクは免許制であるからすんなりとヘルメット装着が施行できたが自転車は免許制ではないので無理矢理強制はできないところが普及率を下げているのだと感じる。
国民の意識改革をさせるなら「まずは子どもの装着率を上げる」のが一番効果的だと思う。
私が小学生の頃(山口県の学校だったが)自転車を乗るのに実車試験を受けてから許可される学校内の免許制だった。
小学校の敷地内に舗装された実物大の交差点があり信号などもちゃんとつけられていた。
また、他の小学校の児童も講習に来ていたしたまには現役警察官も指導に来ていた。
免許証も紙で印刷されたものだが初級と上級の二種類があって初級は校区内、上級は校区外のエリア分けで自転車運転ができるようルール化されていた。
私はこういった指導やルール化は意識改革としては有効だと感じる。
県警も取り締まりばかり専念しないで住みやすい地域のためのルールづくりをすべきでは?
種を蒔かなければ育たないのは言うまでもないだろう。