福井県の高校野球を応援する爺様の言いたい放題!

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第19回ヤングリーグ春季全国大会を振り返って代表からの一言

2011年04月06日 | 高校野球 中学野球
優勝する事を前提に3日間、仕事をキャンセルして望んだ戦いでしたが、まさかベスト8で敗退するとは夢にも思っていませんでした。

「春は投手力」・・・今年のチームは投手が2枚揃っており、いずれも完封出来る能力を持っている為、

打線がある程度機能すれば、優勝出来ると考えていました。

1回戦の赤磐ベースボールクラブ戦は、初回の両エースの我慢比べに勝ったオールスター福井が大勝しました。

ストライクゾーンが狭い場合、なかなか変化球がストライクになりません・・・従ってストレートを痛打されるか、

四球が続くか・・・の展開になります。

うちの御簗は良く頑張りました・・・点差程の戦力差はありませんが、エースの我慢比べに勝ったのが大きかったです。

この夜、指導陣で2回戦と準々決勝の先発を協議しました。

以前プリンスジャパンと練習試合をした際、平沼は少ししか投げてなかった事、準々決勝に勝ち上がってくるであろう

オール岡山は御簗の投球に対して弱いであろうと判断しました。

2回戦は、2回3回と得点を重ね、流れを相手に渡さない野球を続け、5対0で平沼が完封しました。

しかし、プリンスジャパンのエースが粘り強かったのもありますが、あの展開ならコールドにしなければいけません。

試合終了30分後に直ぐに、準々決勝が始まるから疲労が溜まってしまいます。

ちなみに、ヤングビクトリー対オール岡山戦はエースを温存したオール岡山がリズムに乗れず、苦戦の末逆転で勝ちあがりました

従って、私共はオール岡山の殆どの投手を観察する事が出来ました。

エースは5回~7回の3イニングを投げたので準々決勝は5イニングしか投げれません。

準々決勝も当チームのリズムで試合が運びました。

しかし、初回の1点のみ・・・「御簗が投げれば点は取られないだろう」選手達に甘えが出たのかも知れません。

しかし、御簗は初回の打席で死球を食らい、ピッイングもバッティングも狂い出していったのです。

5回の守備で更に悲劇が起こりました。

ピッチャーゴロが御簗の股間を直撃・・・プレー出来なくなりました。

6回にタイムリーで1点を追加した時は「勝てるだろう」と安心してしてしまったのでしょう。

その裏、微妙な判定とダブル送球エラーで打たれていないのに同点にされたしまいました。

急遽登板した平沼も木下も、あの状況で良く頑張りました。

しかし、最後は層の薄さがもろに出てしまいました。

全国大会の準決勝、決勝に進んで行くには相当なチーム力が必要だと改めて痛感しました。

この先、新2年生を鍛え上げて層を厚くしていきます。

ちなみに、たまたま観戦した際に、ザ・スパ武雄(佐賀)の左投手に目が釘付けになりました。

今迄見た中学生の投手ではピカイチでした。

右足をステップするまでは、中日のチェンを意識した投げ方で踏み出した右肩が全く開いてないので、球の出所が見え辛く

ストレートは手元でビュンと来ます。

少し気になったのが、右打者のクロスファイヤーを投げる際に、右ひざが割れている事位でしょうか。

九州の高校では、争奪戦になるでしょう。

全国には、こんな投手を育てられる素晴らしい指導者がいるもんなんですね。