福井県の高校野球を応援する爺様の言いたい放題!

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敦賀気比5年連続夏制覇 壮絶敦賀気比VS北陸高校

2022年07月28日 | 高校野球 中学野球
午前10時・・・夏の甲子園を賭けた決勝戦がプレーボールとなった。

よし!見るぞ!とテレビ前に陣取ったが、なんで?

と程、大きな商談が続き・・・見れないやんか!

途中途中観戦したが、皆様もご存知のように

敦賀気比が8-4で5大会連続優勝した。

5大会と言えば

2018年杉森世代(OB坂井翔・榎本・坂井拓世代)

2019年上間世代(OB高原・岡田・吉田世代)

2020年笠島世代(OB御簗・横山世代)独自大会

2021年大島・前川世代(OB今井世代)

2022年上加世田君世代(OB大西世代)

となる。

5大会全てにオールスター福井OBが甲子園に出場してくれている訳だ。

本日の試合、北陸高校には不運(言葉は悪いが)が多かった。

北陸2番の金重君の負傷・・・エース土合君は

僕の見立てどおりやはり怪我をしていた・・・

解説者の方も

「運が8割 実力が2割」と言うように野球には運・不運がある。

しかし、点差は開いたが互角の戦いだった。

北陸高校 平澤君・・・土合君・・・最後に投げた梶岡君

と北陸メンバーにもいい選手が居た。

しかし、敦賀気比の上加世田君・・・勝利と共に涙

こうなければいけない・・・

良く高校野球を観戦していて最後の攻撃でベンチで涙している選手を

見掛ける・・・気持ちは痛いほど判るが

試合は最後の最後が終わりサイレンが鳴るまでは判らない。


さて、福井県の高校野球は

敦賀気比一強世代になるのか?

何故に敦賀気比は勝てるのか?

敦賀気比に3年間息子を在籍した親だから判る。

これから、この一強世代を崩すチームが現れて欲しい。


毎年高校野球が終ると書くので読んで欲しい。

「孝行球児」

~父から君へ~
 
少年野球で・・

同じユニフォームでグラウンドに立っていた。

グラウンドではコーチと選手。

我が子だからとグラウンドで厳しすぎたかな

と父が反省することもあった。

反省会は決まってお風呂で・・

お風呂を出る時に父子に戻っていたあの頃・・
 
中学野球で・・

同じユニフォームでグラウンドには立てなかったけど、

審判や草むしり・・

我が子が使うグラウンドでお手伝いをすることだけでも充実していたあの頃。

行き帰りの車が唯一の会話できる場所だったけど・・

疲れて寝ていたり、年頃のお子さんと少しずつ会話がなくなっていったこともあったね。

「男」と「男」を意識してしまい少しずつ会話がなくなっていったあの頃・・

高校野球で・・

もう同じグラウンドに立つことも出来なくなり…

スタンドからしか君の野球を見ることが出来なくなりました。
でも・・

小学生から高校生までずっと変わらなかったことがあります。

野球をしている君を『見る場所は』違っていても、父は君の「野球」をずっと見てきたこと。

それだけで、父は幸せだった。

そして・・

その『見る』ことも最後になった高校3年生の夏。

高校野球の最後に息子が咲いた場所は、ベンチかもしれないし、スタンドだったのかもしれない。

だけど、父は、我が子だけに当たるスポットライトをしっかり見ていたはずです。

高校野球最後の日こそ、我が子を「見て心に留める」

その「見留める」が本当の意味で我が子を「認めた」日になったから。



高校野球を最後まで続けてくれた君に心から

「有り難う」

君は自慢の息子です。

『息子』・・自分の心の子と書きます。

いつか高校野球のことを思い出話として一緒に酒が飲めるのを楽しみにしています。
 
~母からあなたへ~

あなたが野球をしたいと言い出した日から・・

服はブランド品から

チームTとジーパンへ変わりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・

靴はヒールから

スニーカーへ変わりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・

深夜まで遊んでいた週末は

平日より早く起きる週末へ変わりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・

流行りの歌にはついていけなくなったけど

応援歌には詳しくなりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・

恋愛小説ではなく

栄養学の本をたくさん読むようになりました。
 
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・

お化粧にかける時間も少なくなり

シミも増えました。

でも・・

あなたが野球をしてくれていたおかげで

お化粧より素敵な笑顔が増えました。

一つ一つのシミもあなたと私の野球史の証。

野球のルールもわかるようになり

スコアまで書けるようになりました。

人前で話すことが苦手だったのに

アナウンスも出来るようになりました。

あなたを夢中にしている野球を少しでも知りたかったから。

私はバッターボックスに立てません。

マウンドにも上がることは出来ません。

だから…

あなたが帰ってきて元気がない時に…

あなたの大好きなおかずを明日のお弁当に入れておこう。

泥泥になったあなたのユニフォームを真っ白にしてあげよう。

言葉をかけることが難しくなってきた年齢だから、お弁当やユニフォームに私の「願い」を込めてきました。

私はあなたを応援することしか出来ませんが、あなたを応援できることが何よりも元気の源です。
 
高校野球最後の日に・・

グラウンドだろうとベンチだろうとスタンドだろうと…

一生懸命がんばったあなたを誇りに思っています。

がんばったあなただからこそ…

最後は…

置かれた場所でめいいっぱい大輪の花が咲いたはずです 。

高校野球を最後まで続けてくれたあなたは

「高校球児」であり「孝行球児」なのですから・・





3年間子供を追い続け「甲子園」を夢見て来たたくさんの保護者様

お疲れ様でした。

敦賀気比以外の高校球児は甲子園の土を踏めませんでしたが

3年間高校野球で学んだ事は将来の糧になるでしょう!

本当にご苦労様でした。

そして敦賀気比の諸君優勝おめでとう!

福井県の代表として福井県高校球児全ての気持ちを甲子園に

繋いでください。