良く、学童野球から中学野球に入ると
「投げ方を治して欲しい」と言われる保護者様がおられる・・・が
投げ方を治す・・・至難の技だ。
元巨人阪神エースだったオールスター福井名誉総監督故小林繁さん
がオールスター福井時代での出来事だ。
保護者:小林さんが家の子供を見てくれていない
爺様:小林さんに言っておくわ
爺様:小林さん・・・かくかくしかじかです。
小林さん:その親は、子供を壊して欲しいのかな
投げ方と言うのは、その本人が一番投げやすい形だ・・・
そして、俺達指導者は、投げ方云々より怪我をしないかどうかの
見極めが大事で、その必要が無いのだから言う事が無いんだよ。
そして、中学生・・・これから身長も伸びる、体格も変わる
だから今は投げ方云々より怪我を見極めることが大事なんだ。
そして、投げ方を治すのは、下手をすれば、その子本人の
野球生命が絶たれてしまう時もある。
投げ方を変えて、やっぱり無理だから元に戻そうなんて事では
すまない時がある・・・だから怖いんだ。
昨日、酒井監督も事務所に来たが
付いた癖はそう簡単には治りません。
だから小学時代の低学年の時期が一番大事なんです。
・・・と
投手と言うものは、本当に繊細なものだ。
渡辺初代敦賀気比監督も爺様の手の甲を見て
〇〇さんコントロール悪いでしょ・・・
血管の太い=コントロールは悪いんですよ。
そう言えば、小林総監督の手の甲には血管など見えたこと無いもんな。
そして、ある自動車教習所の友達
今まで色々な野球選手見て来ましたが
投手の子は運転が下手です。
野手の子は運転が上手いです。
だった。
投げ方はそう簡単には治りませんから、先ずは慌てずに体幹作るのが
先決でしょうか。